日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

米軍機爆音問題で申し入れ

2009年01月29日 | 旧ブログから

米軍機がまたも爆音を響かせながら前橋上空を我が物顔に

飛び交っています。米軍艦載機による低空飛行訓練です。

私も、県庁めがけて飛んでいく機影をはっきりと見ました。

26日がとくにひどく、26・27両日だけで100件の

苦情・問い合わせが県庁などに寄せられたといいます。

昨年もちょうどこの時期に爆音被害が頻発しました。

私は今日(29日)上京して政府に対し、米軍に飛行訓練の

中止を求めるよう要請してきました。

防衛省の担当者は米軍機であると認め、人口密集地域での

低空飛行は‘配慮’するという日米間の合意(1999年)

に基づいて米軍司令部に要請したことを明らかにしました。

しかし、その一方で、安保条約上、米軍は日本の上空の

どこでも飛行でき、訓練は必要とこたえました。

10年前の約束を守れない米軍になんと弱腰なんでしょう!

県庁の上空で旋回を繰り返し、爆音をまきちらす米軍に

群馬県もさすがにだまっていられないと、          

部長と課長が防衛省と外務省に出向き直接要請したほか

米大使館と在日米軍司令部に文書を郵送したそうです。

日本共産党群馬県委員会としても、昨日(28日)、

県と前橋市に、政府や米軍司令部に中止を要請するよう

申し入れましたが、今回の県の対応は早かったと思います。

全国的にも、群馬の低空飛行訓練は突出しています。

アメリカの大統領が変わったこの機に日米関係も根本から

見直すべきではないでしょうか。

従属的な日米軍事同盟をやめて、対等平等友好の関係に!