今日は、群馬県地域人権運動連合会の定期大会で
あいさつをした後「NTTリストラ反対裁判勝利群馬の会」の総会に
参加をしました。
6年もの長きにわたって、NTTによるリストラ・遠距離不当配転とたたかってきた
飯野さんと金子さんの2人の原告、そして裁判闘争を支えてきた
「会」の皆さんに改めて頭がさがります。
私も「しんぶん赤旗」記者時代から取材を通してかかわってきましたが、
NTTという超優良企業が、もうけ最優先に、事実上の50歳定年制をしき、
賃金カット・再雇用を押し付ける、それに異を唱える労働者に対しては
見せしめのために、片道2時間、往復4時間の遠距離不当配転を命じる…
体力的にも精神的にも追い詰めるやり方は決して許されるものではありません。
東京地裁に続き、高裁も会社側の言い分を鵜呑みにする不当判決を
下しました。今、原告側は最高裁に上告中ですが、
裁判勝利にむけた取り組みはもちろん、大企業の横暴を社会的に明らかにし
ただしていく国民的な連帯の輪をいっそう広げることが大切だと
今日の総会に出て、感じました。
決意表明で、思わず言葉につまった原告に、私も胸を熱くしました。
全労働者のたたかいとして、必ずこの裁判に勝利するために
今こそ大きく声をあげていきましょう。
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