ホームページでも紹介しておりますが、下の写真は、セメントを使わない酸化マグネシウムが主成分の「ジオべスト」を使用した土系舗装の17年後の姿です。
17年経過すると、端部や舗装の継ぎ目から雑草が伸びてきます。
実は、施工時に高さを揃えるために、下の写真のように、木枠を設置して順番に施工を行ったために、その継ぎ目から雑草が生えてきたわけです。※2006年3月に撮影
ジオベストの土系舗装は、目地を入れる必要がないので、目地の隙間から雑草は生えませんが、継ぎ目からは雑草が生えてくる可能性があるということになります。対策としては、木枠を取り除き、前に施工したところとの継ぎ目をよく混ぜ均すことで解決できます。しかし、ここの敷地の周囲は駐車場であり、鉄塔がある場所は低いので、水溜まりや雑草が生えてくる可能性が大きくなります。よって、暗渠排水などの対策を考えないといけなくなりますが、ここは管理車両が入るわけでもないので路盤もないため、直接路床に水が浸透するので、排水不良にはならないのです。一時的に水溜まりができても、すぐに消えていきます。しかし、土系舗装は透水性舗装なので、排水対策を考えて計画をしないと、不具合になる可能性がありますので、注意しましょう。
コンクリートの脚部周りも振動などで隙間が開き、そこから雑草が生えてくることもあります。
下の写真のようにコンクリートの脚部周りは、雑草抑止のための補強材は散布しているのですが・・・。※硬化の途中での散布は硬化への影響が出ますので、施工10日後の散布がベストです。
実は、施工後、6年10か月頃から雑草がちらほらと散見されるようになりました。
経年劣化で排水が機能してない場所では水溜まりも見えます。
そして、下の写真がジオベスト土舗装後の10年目の写真です。
そして、冒頭の写真と同じ17年経過後の写真になります。
土という材料を使用しているにもかかわらず土に見えない土系舗装もありますが、ジオベストの土系舗装は土らしい風合いが残る舗装になっていました。
収縮膨張することが少ないので、クラックやヒビ割れはありません。
土系舗装は、どこでも同じ経過をたどるということはありません。環境条件によって変わってきますので、現地調査をした上で施工計画を立てましょう
■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。
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