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銀閣寺と排水

2019-01-14 15:14:35 | まち歩き
下の写真は、11月下旬の銀閣寺の紅葉です。この時期、京都はどこの観光地に行っても人が多く、特に銀閣寺は、日本を代表する観光地だけあって、外国からの観光客でいっぱいでした。

実は、この日の目的は、銀閣寺の紅葉ではなく、雨の銀閣寺を期待していました。
なぜかというと、土系舗装にとって土を固めることも重要ですが、それ以上に雨や流入してくる水をコントロールする排水対策の方が重要だからです。
土系舗装は透水性舗装です。
降った雨は地上に落ちた後、地中に浸透します。地中からさらにその下の路床や、フィルター層を通してさらに下へ浸透していけば問題ないのですが、思ったように水は浸透してくれません。基盤の土が固くなり、透水性が悪くなると、土の泥濘化や水溜りも出来てきます。これが土系舗装にとって、最悪な状態だからです。
よって、良好な土系舗装を維持するためには、水をコントロールして排水の手助けをすることが欠かせないわけです。良好な土系舗装には、必ずきちんとした排水管理がされています。
銀閣寺の総門を入ると、銀閣寺垣があります。石垣の上には竹垣が設置されています。雨水だけでなく、石垣からの水の流入、山を背にしているので流れ込む水の量は、銀閣寺境内の中でも一番下側にあるため、この通りの排水量は想像以上だと思います。

銀閣寺垣の下は、砂質系の土(真砂土)を均一に固めた上に、白河砂が撒かれています。これに排水対策によって、雨でもぬかるむことがないようにされているので、多くの観光客を迎えることが出来ます。

石垣の下には、ところどころに雨水枡に竹を組んで蓋がしてあるところがあります。
多分、これらの枡を結ぶ透水管が埋められていて、水ハケを良くするよう排水改良されているものと思います。さりげなく雰囲気を壊さない工夫が素敵です。

他にも、こぶし大の石で覆い、目立たないように排水をコントロールしている雨水枡もありました。



山側から流れこんでくる水は、散策道の横に、石を並べた手作りの側溝で集められています。

そして、その先には排水枡があり、やはり竹で組んだ蓋がしてありました。

銀閣(観音殿)へは一般の人は入ることはできませんが、ロープを張った杭の足元には雨水枡があります。

塀の側の排水溝にも竹で組んだ蓋がしてあります。

縦樋の下は石を並べて、排水口が隠されていました。

展望所へ登る途中の散策道の側溝には水が流れていましたが、ここの砂にも波模様が描かれていて、細やかな演出を感じました。



水が集まる低い場所には、必ず雨水枡があります。

出口付近の通路です。この当りは境内の中で、もっとも低い位置になり、水が集まります。雨水枡と、それらを結ぶ排水管は欠かせません。



充実した排水対策は推定で書いておりますが、今度来る日は、雨が降ることを確認した上で、排水効果を見るために訪れたいと思います。
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