一度は見てみたいと思っていた「新野の雪まつり(国重要無形文化財)」が1月13.14.15日に行われた。
毎年、不思議と新野の雪まつりの日は雪が降るけど、
さすがに今年の冬は雪がない・・でも、雪がないから見に行ける!と思い、14日の夜出かけた。
新野の道の駅に着くと雪が降り出した。
伊豆神社に到着したころには雪が本降りになり、あちらこちらで「雪が降って良かったですね!」と囁く声が聞こえていた。
神々が登場するのは日付が変わって15日の午前一時頃かららしい。
本殿では笛や太鼓のお囃子で舞の奉納が行われ、広庭の祭事へと続く。
雪の降りしきる広庭での祭事。(詳しい事はあまり知らないので写真で。)
丁屋の壁を叩く「らんじょう」
御神火を宝船に乗せて点火する「大松明点火」
そして神々の舞が始まった。
「幸法」
面を付け赤ずきんに冠、手には松と扇を持って舞い、
その間にいろいろな芸を行う。
「茂登喜」と呼ばれる幸法を真似た舞
「競馬」
「お牛」宮司さんが牛の形を付けて舞う。
次々とまだまだ舞は続くのだが、ここまででも朝7時近い。
雪に豊作の祈りを込め、雪を豊年の兆しとして大切に扱うことから「雪まつり」と名付けられたと聞いたけれど、
全く雪のなかった今年の冬。
神事の行われている間に雪が積もり真っ白になった。
神事は午前10時近くまで続くらしい。