熨斗(のし)

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ひとりごと(桜)

2018-04-23 17:39:55 | ひとりごと

昨日の暑さでどこよりも遅く開花する旧中山道一石栃の茶屋の桜が満開になっただろうと思った。

あっという間に見頃を終えてしまう桜の花。

来年又見れるから・・と思えるのは若いうちだけで、

高齢になると、来年又見る事ができるという保証などはない。

93歳になった父と90歳の母ーいつの間にか二人とも90台になった。

「今年もこの桜が見れたなぁ・・」という言葉には90年の重みがある。

 

茶屋でお茶を頂きながら「来年も見に来て下さいね」と声を掛けられ、

「来年も来るでな」って言いながら外に出た母は、

きっと、

来年まで頑張って生きなくてはと思っていたに違いない・・。