3月13日は「伊那谷に春を告げる」と言われている飯田市時又のはだか祭でした。
時又は天竜舟下り時又港のある地域で、この日も天竜舟下りを楽しむ人たちが手を振って下って行きました。
長石寺は天竜川を見下ろす少し高台にあります。
午後1時の神輿出陣の際は、長石寺から家々の間の路地を、たくさんの神輿が勢いよく練り下り、
時又の町の中に繰り出して行きます。
この祭りは、鎌倉時代死んだ兵士の霊を慰めるため、長石寺に木馬を奉納したことが始まりと言われている歴史ある祭りです。
街の中を練り歩き・・
天竜川に架かる真っ赤な天竜橋を渡り、
天竜川に集結します。
春近しと言えども、信州の雪解け水を集めた冷たい天竜川の水で、年男や還暦を迎えた男衆などが身を清め、
クライマックスは馬や酒樽や達磨の神輿を担いだ裸の男性が天竜川の冷水を浴びながら勇ましく気負います。
今年は天竜川の対岸から写真を撮ってみました。
「おんすい、おんすい」の掛け声は対岸まで響き渡りました。