坂部への入口を過ぎると、もう人里はありません。
紅葉した天竜川沿いの道を豊根村方面に走り、愛知県に入った頃、
対岸に何か建物らしき物が見えて来ました。
周りには全く民家もなく、建物もありません。
おそらく、これが「小和田駅」(小和田雅子さん御結婚の時有名になった)かしらね?・・と話しながら車を進めました。
大嵐(おおぞれ)駅は、この橋を渡った向こう側、(静岡県)
橋の手前は愛知県です。
橋から見る景色はとても綺麗で、特に天竜川の岩沿いの木は一段と色が綺麗です。
この辺りまで来ると、天竜川は佐久間ダムによってせき止められた水で出来たダム湖になっているので、
水の流れはほとんどありません。
亀の頭の様な岩の周りの紅葉に見とれていると、一隻のボートが来ました。
冷たい雨の中、
よーく見ると一組のカップル。
生憎の天気になってしまって可哀そう・・と思いながらも、
こんなデートもありかも?
きっと、一生忘れないよね。
富山地区は、日本で一番小さな自治区だった村ですが、今は合併して豊根村になっています。
ダムによって幾つかのが水没したからです。
この水の中に昔はがあり、人が生活していたのですね。
昔のの名残の炭焼き小屋は哀愁を感じさせます。
そこから、今回は佐久間ダムの方には行かず、愛知県東栄町の方に抜ける事にしました。
この頃から雨が一層強くなり写真はもう撮れず・・・
長野県に戻って来ての1枚がこの写真。
この日の中で一番気に入った写真でした。