「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

眠っている間に過食症 -- 睡眠関連摂食障害 (1)

2011年06月12日 21時00分05秒 | ボーダーに関して
 
 ボーダーの人が書いた ブログを見ていたら、

 「■寝ている時の過食症。」 という記事がありました。

(「境界例ガールのサクセス日記。」)

 眠っている間に 無意識に起き出して、 過食をしてしまうというもので、

 「睡眠関連摂食障害」 と言われます。

 実は 心子にもこれがありました。 (と、話していました。)

 重症ではありませんが、 寝ている間に ゆであずきをむしゃむしゃ食べたり、

 カニ缶をふたつ 平らげたりしたと言っていました。

 でもこの数年で 言われ始めたものらしく、

 このブログの著者さんも、 何ヶ所もの病院に通院していながら、

 「寝てる間の過食なんて 聞いたことない」 と言われ、

 診断が付かなかったそうです。

 睡眠中の脳波測定も 異常なかったとのこと。


 wikipediaからの  「睡眠関連摂食障害」の抜粋です。

「神経性大食症 (過食症) が 睡眠時に現れるもの。

 原因は主に ダイエットによるストレスで、 食事制限で食欲が満たされないために、

 睡眠時に 睡眠状態のまま歩き出し、 過食してしまう。

 食べて満足すると、 そのまま寝床へ戻る。

 これらの症状が 睡眠時に無意識に起こるため、 症状を自覚しないことが多い。」

 この著者さんにとっても  「謎の過食症」 で、

 朝起きたとき、 自分が食べた物の 残骸を見つけたり、

 自分の下に 食べかけのジャムパンがあって、 髪の毛も枕も ジャムまみれだったり、

 朝耐えがたいぐらいの 胃もたれがしたりしたそうです。

 それで自分の過食症への  「恐怖心」 が起きたといいますが、

 そういう恐さだけでなく、 事態はもっと深刻です。

 不本意な体重増加は元より、 うとうとして食べるため 物がのどに詰まる可能性,

 時には 料理までしているということで、 火事を起こす危険性,

 眠ったまま車を運転して コンビニに食べ物を買いにいくという

 恐ろしさなどがあるのです。

〔 参考 : 「境界例ガールのサクセス日記。 ■寝ている時の過食症。 」
       http://bpd1976.blog27.fc2.com/blog-entry-34.html

(次の記事に続く)
 


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