「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

光市母子殺害事件 差し戻し審判決 (1)

2008年04月22日 12時35分25秒 | 光市母子殺害事件
 
 広島高裁の楢崎裁判長は 本日正午、

 被告の元少年に 「死刑に処する」 と 言い渡しました。

 情状面で 特段の酌量すべき 事情はないとしました。

 報道で 法廷の一部しか知らない 我々に対して、

 公判での現実や心証 を一部始終にわたって 厳密に検討した、

 裁判所の判断は 尊重すべきでしょう。

 裁判所は 弁護側の主張に対して、くまなく耳を傾け、

 ひとつひとつ検討し (業界用語で “挨拶をする” というそうです)、

 精緻な裁決を したのだと思います。

 弁護団が否定した 殺意や性的暴行目的ですが、

 広島高裁は 一審二審の事実認定を認めました。

 元少年には 今までも法廷で 事実を述べる機会があったのに、

 差し戻し審になって初めて 新たな事実を主張するのは 不自然であるとしました。

( 復活の儀式やドラえもんの話は、一審二審の弁護団の判断で、

 不謹慎で かえって少年に不利になるため、

 事実を認めて 情状を求めるという方針だった 可能性もありえます。)

 事実認定の理由として、裁判所は 次のように述べています。

 まず、逆手で首を絞めて 殺害するのは不可能だということ。

 この点は裁判所も 非常に関心を持った問題で、

 公判で何度も 質問をしていたそうです。

 また、元少年は 弥生さんが生き返ったかどうか 確かめていないので、

 復活のために姦淫したというのも 不合理であると述べました。

 取り敢えず 速報としてアップしました。

 また 詳細を書きたいと思います。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/53886242.html
 


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