「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

高橋由美子のポスター

2006年10月19日 18時13分47秒 | 心子、もろもろ
 
 心子が 僕の部屋のポスターを ゴミ箱に捨ててしまった というエピソードを、

 拙著 「境界に生きた心子」 に書きました。 (p.41)

 そのポスターは 実は高橋由美子です  (^^; )。

 当時 僕は部屋に 高橋由美子のポスターを 何枚も貼っていました。

 心子は ポスターに見つめられているみたいで 嫌だと言うので、

 仕方なく ポスターをはがすことになりました。

 ポスターは 押し入れに仕舞っておこうと 僕は思っていましたが、

 心子はふざけて 何とゴミ箱にねじ込んでしまいました。

 僕が 慌てふためいて怒ると、彼女は 途端に落ち込んで

 抑鬱状態になってしまいました。

 そうなるともう、全てを許して、

 ただただ ひたすら 慰めなければなりませんでした。
 

 その後、何かにつけて このとき僕が怒ったことを

 心子に あげつらわれたものでした。(・_・;)

 今は ポスターのない 僕の部屋の壁には、

 亡くなった お袋が描いた 油絵やちぎり絵が飾られています。