高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

The memories of 2019 -Garden-

2019年12月31日 | ガーデニング

 いよいよ大晦日になりました。今年もたくさんの方に、ペンションガーデンストーリーのブログ「高原の庭物語」をご覧いただき、本当にありがとうございました。このブログを見て、ペンションに泊まりに来ていただけるお客様が、少しずつではありますが増えているので、とても嬉しく思っています。冬の間は庭の話題を掲載することはできませんが、雪が融けて、再び庭に花が咲くまで、がんばって更新していきますので、来たる2020年も、引き続き、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 2019年の庭、後編です。8月中旬に迎える最盛期の季節から、紅葉に染まる秋にかけての様子をご覧ください。

 

↑ここ峰の原高原は「お盆をすぎると秋の風」なんですが、今年は9月になるまで暑さが残ったので、夏の花が例年より長い間咲いてくれました。

 

↑この赤い花はペルシカリア。エキナセアと並んで、花期がとても長い花のひとつ。

 

↑通常、お盆の頃には咲き終わるヘリオプシス(黄色い花)も、今年は何と9月まで咲き残りました。

 

↑ここから9月。夏の花が咲き続ける一方で、リンドウなど、秋の花が咲き始めました。

 

↑庭に自然に咲く山野草は大事に保護しているので、このハンゴンソウのように、年々、株数が増えています。

 

↑エキナセアなど、夏の花が残る中で、秋バラも咲き始めています。

 

↑アスターやアキノキリンソウが咲き始めた9月中旬。長年の庭仕事の甲斐があって、この時季になっても、たくさんの花を見られるになりました。

 

↑左から、アネモネ、ノコンギク、アキノキリンソウ、エキノプスなど。園芸種と山野草のコラボレーション。

 

↑9月下旬になり、徐々に秋の装いに。

 

↑来年は、このクジャクアスターを少しフロント・ガーデンにも移植しようと考えています。

 

↑このロベリアは増やしたくて、毎年、種を採っているのですが、全く発芽してくれません。

 

↑9月下旬、紅葉が始まってきました。

 

↑10月。3年前、庭に初めて植えたグラスがようやく大きくなって、見応えが出てきました。

 

↑10月下旬、例年より1週間以上遅れて、紅葉に染まりました。

 

↑ほぼ、刈り込みが終了した11月初旬。今年は、この時季まで紅葉を楽しめました。

 

それでは、みなさん、どうぞ、よいお正月をお迎えください(^^)/

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The memories of 2019 -Garden-

2019年12月30日 | ガーデニング

 いよいよ今年も、残すところ2日になりました。2019年の“高原の庭物語”を振り返るシリーズ、最後は、もちろん「庭編」です。春から秋にかけての庭の様子を、今日と明日の2回に分けて掲載します。

 

↑標高1500mの庭では、6月に入って、やっとアリウムが咲きました。

 

↑手前から、キングサリ、レンゲツツジ、オオデマリ。

 

↑6月中旬、庭で自生するレンゲツツジが満開に。ちなみに、レンゲツツジは、須坂市の花に指定されています。

 

↑冷涼な気候を好むルピナスは、こぼれ種で自然に増えます。

 

↑初めて庭に植えたアリウム・シクラム。その後ろ、紫の花はサルビアのプラテンシス、白い花はスイートロケットです。

 

↑7月になると、フロックスやゲラニウムが咲き出して、庭は華やかに。

 

↑ベロニカ、アルケミラモリス、アストランティアが、初夏の庭を彩ります。

 

↑7月中旬、デルフィニウムやアスチルベも、彩に参加。

 

↑バックヤード・ガーデンでも、アスチルベやデルフィニウムが咲き出しました。

 

↑7月下旬になると、アナベルが存在感を出してきます。奥の花壇では、ベルガモットやダリアも咲き出しました。

 

↑ダリアのティトキポイント。八重と一重をまとめて植えてあるのが、ちょっとしたこだわり。

 

↑黄色い花はヘリオプシス。濃い紫のバーベインブルーと薄い紫のスカビオサと合わせて夏らしく。

 

↑ガーデンストーリーの夏を彩るエキナセア。峰の原高原では、数年しか宿根しないので、毎年、種を採って苗を育てています。

 

↑ピンク系2色を混植してあるベルガモット。これも、種から育てた自家製の花。

 

↑8月中旬。ガーデンストーリーの庭は、盛夏に盛花を迎えます。 ~続く~

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アルプスの眺望

2019年12月29日 | 風景写真

 今朝は-12.8℃まで下がって、この冬一番の冷え込みでした。気温が下がるのは、よく晴れて、放射冷却が起こった時。今日は朝から快晴で、北アルプスがきれいに見えました。

 

↑ペンションガーデンストーリーから2~3分歩けば、この素晴らしい眺望をご覧いただけます。

 

↑北アルプスも、ふもとまですっかり白くなりました。

 

↑青空に映える白樺の霧氷。

 

 

 

↑お昼近くになると、太陽の光で、霧氷が落ち始めました。

 

↑長野市街地の向こうには、戸隠連峰が見えます。

 

↑新雪の上で、スノーボードを楽しんでいる若者が二人いました。

 

↑もちろん、リフトは動いていないので、ボードで滑り降りては歩いて登っていました(^^;

 

↑そして、夕方の北アルプス。

 

↑知らぬ間に冬至がすぎ、サンセットポイントは最南地点を折り返して、再び北上し始めました。

 

↑この冬は動かないリフト。当然、搬器も取り付けてありません。

 

↑峰の原高原から見ると、太陽は、一年を通して北アルプスの向こう側に沈みます。

 

 

 

↑天気は下り坂。明日は雪ではなく、雨の予報が出ています…

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The memories of 2019 -山野草-

2019年12月29日 | 峰の原の山野草

 2019年を振り返るシリーズ、6回目は「山野草編」です。峰の原高原では、春から秋にかけて、たくさんの山野草が咲きますが、その多くが絶滅の危機に瀕しています。最大の理由は、生息地である“草原”が激減しているからです。日本では、昔から国土の20%くらいが草原でした。洪水や山火事、土砂崩れなどの自然災害でつくられる草原と、採草地、牧場、里山など、人工的につくられる草原があったからです。しかし、今は自然災害が抑制され、人が草原を維持しなくなった結果、草原の面積がついに国土の1%を切ってしまったのです。
 峰の原高原は、かつて、ふもとの村々の採草地であり、その後、その一部がスキー場になったので、辛うじて草原が維持されています。その場所で、命を繋ぎ続ける貴重な山野草たちです。

 

↑雪融け後、まだ茶色い草原で咲くショウジョウバカマ。

 

↑緑に変わり始めた草原で咲くエンゴサク。

 

↑林の淵など、少し日が陰る草原で咲くチゴユリ。

 

↑近年、アヤメが増え始めました。

 

↑峰の原高原には、国内最大級のベニバナイチヤクソウの大群落があります。

 

↑ゲラニウムの原種のひとつ、フウロソウ。

 

↑クガイソウはベロニカの原種。地域に自生している山野草を知ることは、庭に植える苗を選ぶ時に、とても役立ちます。

 

↑夏の草原で咲くヤナギラン。最近は園芸種も出回り始めています。

 

↑群生せず、草原に点在するカワラナデシコ。

 

↑マツムシソウは2年草。花びらのように進化したがくが、虫を誘います。

 

↑一日花のユウスゲ。

 

↑珍しい八重のキキョウ。黄色の花は秋の七草のひとつ、オミナエシ。

 

↑シルバーリーフが美しく、花期が長いヤマハハコ。

 

↑晩秋に咲くリンドウ。長野県の花に指定されています。

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The memories of 2019 -Lucy-

2019年12月28日 | ルーシー

 昨日から今日にかけて、30cmほど雪が積もりました! まとまった積雪は今シーズン初めて。雪不足だったスキー場には、恵みの雪になりました(^^)

 さて、2019年を振り返るシリーズ、今日は「ルーシー編」です。このブログを書き始めた11年前から、ずっとブログに登場していた私の愛犬で、特に冬の間、ブログのネタがない時は、「困った時のルーシー頼み」で、ルーシーの話題を多くアップしていました。また、ブログの読者の中で、ルーシーの登場回を楽しみにしてくれていた方も、たくさんいらっしゃいました。

 

↑今年のお正月。散歩で早起きするので、朝焼けが見られました。

 

↑吹雪の日も、ルーシーが大好きな散歩は欠かしませんでした。

 

↑夕方の散歩にて。白樺の霧氷がオレンジに染まります。

 

↑ガーデニングをしている時と同様、雪かきの時も、いっしょでした。

 

↑3月に入り、春が待ち遠しくなってきた頃。

 

↑晴れた日は、北アルプスを見ながらの散歩↓

 

 

↑3月下旬、雪が固くなったので、久々に庭を一周。これが、最後の庭歩きになってしまいました。

 

↑散歩の途中、カモシカに遭遇。ルーシーが天国に行く一週間前の出来事。

 

↑旅立つ2日前、ルーシーが見た最後の夕日。

 

↑最後の夕方の散歩。まさか、この16時間後に逝ってしまうとは…

 

↑4月。13歳10カ月で永眠。ルーシーが生まれた千葉のペットショップや、地元の友人からお花をいただきました。

 

↑春の訪れがとても遅かった今年。5月、雪融けを待って、遺骨を庭に埋葬しました↓

 

 

↑ルーシーが多くの時間をすごした庭で、きっと、安らかに眠ってくれていると思います。

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The memories of 2019 -お手伝い-

2019年12月27日 | ガーデニング

 2019年を振り返るシリーズ、今日は「花の暮らしのお手伝い編」です。地元の友人から、庭づくりや寄せ植えに関して、相談などを受けることがあるので、アドバイスをしたり、ガーデンストーリーの庭から草花を移植したりして、ガーデニングの手伝いをしています。

 

↑庭づくりを初めて、今年で6年目になる友人の庭。今年の春、芝の種蒔きを手伝いました。

 

↑耕して、石を拾って、均して、熊手で線を付けて、種を撒いて、振るった土を被せて、角材で圧着して、最後に寒冷紗で覆いました。

 

↑数週間後には発芽して、徐々に緑になっていきました。

 

↑こちらは、ホテル白樺荘の前。ここを庭みたくしたいということで、ガーデンストーリーからも、たくさんの宿根草を移植しました。

 

↑春は何にもなかった場所が…

 

↑夏には、ちょっと庭らしくなってきました。

 

↑こちらは、菅平高原の中心にあるおみやげ屋、菅清園。昨年から、寄せ植えを始めました。

 

↑KIナーセリーで買ってきた草花をプランターに植え込んで、それをお店の倉庫に眠っていた古いりんご箱に入れました。

 

↑ヒメウツギを植えたたらいにアーチを据え付けて、オープンカフェのエントランスに。

 

↑7月中旬に植えこんで、8月下旬にはこんな感じに。

 

↑こちらは、夏の終わりのペンションさすらいの自由飛行館。

 

↑庭を目的にお客さんが泊まりに来るということで、手入れの助っ人に行きました。

 

↑10年前まで原っぱだった場所が、こんな素敵な庭に変わりました(^^)

 

↑秋、草刈り機を持っていない庭友の家に、刈り込みの手伝いに。

 

↑雪国では、初雪の前に、庭の草花は全部刈り取ってしまうのです。

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The memories of 2019 -ガーデンソイル-

2019年12月26日 | ガーデン・ソイル

 2019年を振り返るシリーズ、今日は「ガーデンソイル編」をお送りします。ペンションガーデンストーリーと同じ須坂市に、素晴らしい庭が広がるガーデニングショップ、ガーデンソイルがあります。庭めぐり旅行で、ガーデンストーリーに宿泊されるほとんどの方が訪れる庭。車で20分ほどの距離ですが、標高差は1000m以上あります。

 

↑クリスマスローズやチューリップが咲く春の庭。ガーデンストーリーより2ヶ月近く早く、春を迎えます。

 

↑新緑の季節。手前の花は、宿根サルビアのプラテンシス。

 

↑6月に入ると、本格的な花の季節が始まります。写真はウツギとフジ。

 

↑ガゼボの屋根に絡んだブラッシュランブラー。バラも手を入れすぎず、野趣的に咲かせるのがソイル流。

 

↑紫の花はウツボグサの園芸種、プルネラ。

 

↑花が咲き乱れる夏。ルドベキア、クナウティア、スカビオサなど。

 

↑季節ごとに移ろう花景色。白い花はワイルドキャロット。

 

↑フロックスは咲き殻を取り除くことによって、3度咲かせます。

 

↑ベルガモットは、白、ピンク系、赤など、多彩で、色によって咲く時期が少し違います。

 

↑クガイソウの園芸種、ダイアナ。炎が上がっているかのよう。

 

↑日々の手入れにより、暑い夏の間も花が咲き続けます。

 

↑グラスの穂が上がり始めた初秋。

 

↑苗売り場の横にある作業場。

 

↑キッチンガーデンで咲くケイトウと、その奥に広がるグラスガーデン。

 

↑紅葉に包まれる秋もおすすめです。

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The memories of 2019 -庭めぐり-

2019年12月25日 | お出かけ

 今朝は-12.5℃まで下がり、今シーズンの最低気温を更新しました。さて、2019年を振り返るシリーズ、今日は「お出かけの庭編」をお送りします。6月に信州花フェスタ、7月にコルチナ・イングリッシュガーデン、10月にレイクガーデンを訪れました。

 

↑長野県の松本市で開催された「信州花フェスタ」。毎年、場所を変えて開かれる花と緑の祭典で、一人一人が緑を守り、緑がもたらす豊かな暮らしを実践するための啓発事業です。

 

↑会場は花、はな、ハナ。この催しは1983年に始まり、今年で36回目。長野県では初開催です。

 

↑花の丘。

 

↑大小合わせて40以上の庭がありました。これは、キッチンガーデン。

 

↑壮大なウォールガーデン。イベント終了後、これらの草花は、どうなったのでしょうか?

 

↑5年ぶりに訪れた、白馬コルチナ・イングリッシュガーデン。

 

↑ボーダーガーデンから望むコニファーガーデン。

 

↑標高900m。バラが満開でした。手入れをしていたガーデナーの方が、「一番いい時季にいらっしゃいましたね」とおっしゃっていました(^^)

 

↑英国式庭園らしく、テーマごとに区分けされています。ここは、メドゥガーデン。

 

↑造園から7年がたって草花が成長し、とても見応えのあるガーデンになっていました。

 

↑秋は、紅葉も美しい軽井沢のレイクガーデンへ。1万坪の広大なランドスケープガーデンです。

 

↑香りがいいと言われる秋のバラ。約400種類、3500株が植えられています。

 

↑ダイナミックなグラス類の植栽も勉強になります。

 

↑宿根草もおよそ300種類、2万株が植えられています。きちんと、植物ごとの植栽が維持されています。

 

↑木製の橋を渡った対岸にも、日本最大級のバラの小径など、庭が続いています。

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The memories of 2019 -風景-

2019年12月24日 | 風景写真

 今日はクリスマスイブ。今年も残すところ、一週間になりました。という訳で、年末恒例の企画、ブログのカテゴリーごとに一年を振り返る「高原の庭物語、総集編」をスタートしたいと思います。1回目は「風景編」をお届けします。

 

↑極寒の冬。白樺の霧氷が、夕日に照らされて。

 

↑3月に入ると、だいぶ日が長くなります。日々、北アルプスの稜線を北上するサンセットポイント。

 

↑4月中旬、春の訪れが遅い信州に、ようやく桜の季節が訪れます。

 

↑ピアノの発表会を聞きに、初めて訪れた信州音楽村。

 

↑レンゲツツジ咲く頃の菅平牧場。

 

↑菅平の高原野菜。これはサニーレタス。

 

↑シシウドと唐沢の滝。

 

↑夏の終わりに咲き始めるオミナエシ。

 

↑数千キロを旅する渡り蝶のアサギマダラ。庭のハンゴンソウでエネルギー補給。

 

↑標高日本一のゴルフ場から望む北アルプス連峰。

 

↑標高1500mにある峰の原高原では、10月中旬に紅葉の季節を迎えます。

 

↑草原に描かれる植物模様。ススキ、ノイチゴ、イタドリ、ヨモギなど。

 

↑晩秋の夕焼け。

 

↑目の前に、突如現れた雲海。

 

↑そして、初雪… また、冬がやってきました。

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Blanketed in snow

2019年12月23日 | 季節の話題や身近な出来事など

 15cmほどですが、やっと、まとまった積雪がありました。

 

↑朝、玄関を開けたら、外は銀世界。この冬、初めてのまとまった積雪です。

 

↑初めて、除雪車もやってきました。

 

↑子供を学校へ送った際の帰り道。

 

↑帰ってきて、駐車場の雪かき。やっと、冬が始まったという感じです。

 

 

 

↑朝7時半頃、雲がなくなって、朝日が差し込み始めました。

 

↑ペンション前の林にも朝日が。

 

↑あっという間に、青空に変わりました。冬型が弱い証拠でもあります。

 

 

↑レンゲツツジ。

 

↑フロント・ガーデン。

 

↑アナベルとオオデマリ。

 

↑バックヤード・ガーデン。

 

 

 

↑根雪になるでしょうか…?

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