フリースクールやすづか学園物語

新潟県にある不登校生の居場所「やすづか学園」での毎日がここに・・・。
すたっふ・ひろたが綴ります♪

やっぱり降ってきました・・・。

2018年01月30日 16時36分53秒 | Weblog
数日前の寒波で・・・。
寮や校舎の廊下の水飲み場の蛇口から
水が出なくなり、
昨日ようやく出ました。
トイレや、厨房などの水は凍結しなかったので、生活にはほとんど支障がありませんでしたが。

しかし、寒波の時は、とにかく風が強く
ホワイトアウトしても、雪はあまり積もりませんでした。

それは良かったのですが
寒波の後に、しんしんと降ってきた雪。
これがあっと言う間に積もりました。

次のように窓から見える景色は変わりました。
よくよく考えるとおかしな景色ですよね。

2m20㎝くらいの積雪です。
昨日の用から、今日の午前中で
約60㎝は積もりました!





自分ができることは・・・。

2018年01月26日 15時57分04秒 | Weblog

修学式の準備を始めました。
案内状を作成したり、住所ラベルを印刷したり
アルバム用の写真を集めたりを始めました。
もうそんな時期なんです。
もうすぐ、中学3年生は巣立ちの時なんです。

~ something felt ~

今年度修学する生徒の
昨年度の写真をながめる

あの頃よりも今は
顔つきが変わって、甘さが少しとれて
特に男子はシュッとして
大人に近づいているなと
明らかな身体的変化がみてとれる
精神的にも
もちろん変化していて
大人になるために
葛藤しているのが今の彼ら

同時にここを巣立った生徒たちの顔も
とても懐かしく
思い出される

昨年の子
一昨年の子
と、どんどん昔の子の顔もせまってきて

ずいぶん昔のことのような
ついさっきのことのような
何がどうしたとか
どんな話をしたとか
何をして遊んだとかよりも
その子たちの優しさを
ふわりと思い出す

不思議と手を焼いたことは忘れて
可愛げなところや
ぬくもりのような
心の深いところにあるような
なんというか
やっぱり優しさなんだろうな
その子の暖かな心を思い出す

優しさと同時に
寂しさを合わせ持っていて
そこが
当時のあの子たちを形作っていた
きっと今も

風のたよりに
巣立った子たちのことを耳にする

高校で頑張っている子
なかなか思い通りにならない子
高校をやめて、別の高校に入りなおした子
高校を卒業して大学に行った子
大学を辞めた子
大学を卒業した子
何もしていない子
専門学校に行った子
迷っている子
就職した子
アルバイトをしている子
家にいる子
結婚した子
別れた子
ワーキングホリデーで海外に行った子
バンド活動を続けている子
子どもを産んだ子
それぞれ人生している

うまくいっている子は
なにはなくとも
周囲への感謝を忘れないでください

うまくいっていない子は
うまくいかない事実と向き合い
落ち込むのではなく
自分ができることをしてほしい
動いてほしい

人生には自分ではどうにもできないことがほとんどで
もし、そのどうにもできないようなことを
何とかしようとしているのなら
それはできないと割り切って
自分でできることは何かを考えてほしい

自分が決めることができるのは
自分の行動と
自分の姿勢だけなのだから
自分ができることだけに集中して

自分で決めて
自分で動く

できるのは
それだけだ

 すたっふ まるた



職場体験

2018年01月24日 16時35分48秒 | Weblog
キューピットバレイスキー場で職場体験させていただきました。

この画像の宿泊施設(コテージ)のベッドメイクを午前中に行いました。

これがKくんとEさんがした仕事の完成画像
マットレスをシーツで美しく包むのです。
角を三角にピシッと折るのがうまくできると気持ち良し!
隣のベッドと全く同じにできると、さらに気持ち良し!

「腰痛い」「角の三角のやり方が良くわからない」
などとつぶやきながら、自分なりに何とかベッドメイキング
「超キレイ」と出来上がったベッドを見て、自画自賛の声も上がります。

同じことを何度も繰り返すので
集中力を無くす子も・・・
そして、普段学園でヒーターの前でぬくぬくとしているだけの子ども達ですから
すぐに疲れてしまうようで、中には顔つきがとても、しんどそうな子も・・・。

中腰でそして、素早く仕事をすることが求められます。
指導してくれた佐藤さんとペアを組んで
私もベッドメイクさせてもらいましたが、腰が痛い・・・。
佐藤さんもコルセットをつけていました・・・。
そして佐藤さんのスピードの速いこと、速いこと!

昼食は、社員食堂で好きなものを注文させていただきました。
男子は醤油ラーメンと、食べ放題アラカルト
女子はオムライス(私もオムライスでした。)
子ども達は「普通に上手い」と語っていました。


午後は、まず食器洗い。


その後、玉ねぎの皮むき


でした。

帰りのマイクロバスで
「疲れた・・・」
と言葉少なにつぶやく子どもたち・・・。

私も高校時代は、冬休みと春休みはスキー場のホテルでアルバイトしていました。
ベッドメイク、部屋清掃、アメニティセット、レストランの食事の準備、ウエイター、食器洗い・・・。
お土産コーナーの包装紙包みとかも、やったなぁ・・・。
とにかく、体を使う仕事でしたね。
ホテルの仕事は。

でも楽しかったなぁ
関東からやってきた大学生のアルバイトの先輩とか、
大阪から来てた今でいうフリーターの先輩とかと
真面目に一生懸命働いていると、かわいがってもらえるんですよね。
昼休みにゲレンデでスピード勝負したり、負けた方がリフトの上から大声で叫んだり
おバカなことを叫んだ記憶が今蘇りました。
数年前に世話になったホテルのマスターに会った時に
あの頃の仲間の事を聞いたら
工務店で働いているとか、ゴールデンウィークに家族で泊まりに来たよとか
みんなそれぞれ人生しているようで、うれしかったです。

高校時代に自分で稼いだお金でCDラジカセやスキーセットを買いましたが、
一番高かったのは原チャリ(50ccのバイク)ですね。
バイクを買って、バイクでどこにでも出かけることができるようになって
世界がどんどん広がった気がします。
だからお金を稼ぐことは、素敵なことだという思いが私にはあります。
そんなふうに、稼いだお金で人生を素敵にしてほしいですね。

子ども達には、自分の力で生きていける大人になってもらいたいです。
お金を稼ぐ過程で、いろいろな人と出会って欲しいです。
仕事に楽しみが見つけられたら、こんなにいいことないですね。
働いて、自分のために稼げる大人になってもらいたいです。
自分のために、家族を大事にできる大人になってもらいたいです。

 すたっふ まるた









書初めである!

2018年01月16日 16時39分34秒 | Weblog
今日は書初めを行いました。
「今日書いたのブログに載せていい?」
と聞いてOKをくれた子供とスタッフの作品を紹介しますね。

今回のテーマは「自分を励ます言葉」or「今年の目標」です。

始めの画像「宇宙とひとつに」は私の作品
こんなことを書くと
おかしな人と思われてしまいがちですが
(おかしな人なんですかね?)
自分を愛し
自分の周りの人を愛し
自分が住む地域を愛し
この地域を育んだ自然を愛し
この自然を育んだ地球を愛し
この地球が浮かんでいる宇宙を愛したいなと
そんな思いを込めました。

それでは生徒作品をひとつ

これは、シンプルでいいですね~。
自分を励ます言葉と言われて
これを書く子がけっこういます。

もう一つ

これは学園生活をもうすぐ終える三年生の言葉
そして自分に準備を促す言葉
まずは、受験ですね。
三年生!!



追伸

もう一つ、学園スタッフHの作品を

心の叫びだ・・・
ってか、字がうまいな・・・。