資産運用 大船団で大海を行く航海の如し
資産運用というのは、例えると、大船団で大海を行く航海のようなものだと思います。
船団にはいろんな種類があって、戦艦もあれば空母や巡洋艦もあり、輸送船もあればタンカーもある。
この船の種類がアセットクラスということです。
例えば、戦艦=日本株、空母=外国株、輸送船=債券、タンカー=不動産 というような具合です。
別に好みで、戦艦オンリーで航海してもいいわけですが、それだと戦艦が沈んでしまえばそれで終了、
沈むまでいかなくても、大破でもすれば、それでもう身動きが取れなくなってしまいます。
なので、通常はいろんな船で相互補完的にいろんな役割をもたせて航海するということですね。
で、この戦艦とか空母ですが、これ、遠くから見ると一隻の大きな船に見えるかもしれませんが、
よく見ると大小の船が集まってそのような形に見えているようなものだったりします。
絵本「スイミー」の大きな魚のようなものです。
つまり、この構成されている大小の船が株式の個別銘柄だったりするわけです。
その代替として、ここは一枚岩的なインデックスファンドをもってくるというのもあります。
図体(資産規模)が大きいのは、現在の私の場合でいえば、賃貸住宅の不動産になります。これは水面下で見えない
借入金の部分も大きいですが。
また、現在は債券という輸送船はどんどん姿を消して、これはとりあえず現金丸という別に船になっていたりします。
全体としてこの船団の中味は、通常は細かく、ときに大きく入れ替わりますが、航海をずっと続けていくことにかわりはありません。
で、これ、ただのんびりと航海を続けていてもいいのですが、一本釣りをしてみたり(たまにでかいマグロが釣れるIPO投資とか)、
海に浮いている海藻を拾ってみたりとか(優待クロス)、あれこれ思いつくことを楽しみの部分も含めて行っています。
で、日々の食い扶持はこうした細かい売買によって支えられていたりする部分もあります。
まあ、基本の部分を見失うことなく、楽しみながら、いろんなスタイルを考えて実施していきたいなと思っております。