旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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永徳の唐獅子

2007-11-19 21:02:23 | その他
 展覧会のちらしになっていたのが永徳の唐獅子。

 これ、テレビ東京の「美の巨人たち」という番組で取り上げられています。これ、本にもなっています。なかなか面白い内容でした。俵屋宗達の「風塵雷神図屏風」なんかもとりあげられていました。

 ここ。
 
 やはり2メートルあります・・・・。実物の強烈な迫力。

 展覧会に出ていた永徳の作品で、じいちゃんの手本を模写したような精密な鳥や花の絵がありますが、これは10代に書かれてたもの。

 また、2000人を超える人々を描き込んだ洛中洛外図屏風は23歳の時の作品とか。無論、一人でできるわけはないんで、狩野派としてのチームで作成したということになるのでしょうが、この、なんていうの、構成力というか、描き込みの細かさというかには圧倒されますわ。

 水墨画の解説には「くどいほどの書き込み」とか書かれていました。確かにそういう感じもありました。

 無論、永徳個人の才能ということもあるんでしょうが、こうした作品を作り上げるだけのチーム力というのもすごいものだと感じました。

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