旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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狩野永徳展

2007-11-18 18:47:42 | その他
 並行して、印象が鮮烈なうちに今日のも書いておきます。

 京都国立博物館の狩野永徳展。

 これは最終日。早く行っておきなさいっていうの、混むんだから・・・。

 電車で七条へ。開館前に着きましたが、既に長蛇の列状態だ、これが・・・。

 で、また館内混み混みですわ・・・・。

 いろんなものが出ている正倉院展と違って、展覧会のテーマが明確ですので、まあ、見やすいというか、わかりやすいです。

 狩野永徳は安土・桃山時代の人で、じいちゃんの元信が絵の師匠ということらしいですが、それを超えて独自の画風を確立しています。

 信長や秀吉など、時の権力者との関わりがいろいろあり、興味深いです。消失した安土城や大阪城などにもたくさん絵があったようですが、これらは現存していないので類推するしかないのが残念なところ。

 精密な鳥や花などの絵もすばらしいですが、勢いのあるタッチの水墨画も興味深いものでした。

 圧巻だったのは、洛中洛外図屏風と唐獅子。洛中格外図屏風は信長から上杉謙信に贈られたとかいうものらしいですが、まあ、その精密さといったらすごいです。人数がなんと2000人以上書き込まれています。もう、この前はさらに混み混みでして、人の列がほとんど動かない~。まあ、最前列にいたので、このためじっくりは見られましたが、疲れたぞ~。

 チケットにある木の絵も迫力がすごいです。

 唐獅子図屏風は教科書にも出てくるものですが、実物の大きさがすごいのね。やはり写真とは違う迫力を感じることができてよかったですわ。

 

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