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大和の支店へ

2010-12-30 05:02:41 | 株式投資・資産運用
証券会社の店頭へは日頃、なかなか出向く機会がないです。

 担当者の顔ぐらいは知っておいた方がいいということで、夏とか冬、平日に時間ができた時には行くようにはしていますが、まあ、年に1回か2回。

 最近、転勤のため、担当が交代になりました。今度も男性。入社6年目ということなので、30前か。なかなか爽やかな感じではあります。同期でどれぐらい残ってると聞くと、800人中で400人ぐらいとか。

 で、とりあえずパンフレットを提示してきたのがなにかというと、日経ベリタスの投信ランキングを見せながら、ニッセイのJボンドとかなんとかいう投信でした。資金がわりと入っている、売れているとのこと。運用は社債が基本です。

 しかし、これ、売買手数料も1%強程度とさして高くはないものの取る上に、当然、信託報酬もかかってきますので、1年間の保有コストは2%近いです。

 「投信とかはあまり買われませんよね」といいつつ、「長期なら」云々というのは、ちょっとすすめ方が甘いです。社債ならば、別にこんなコストを払って投信の形で買うよりは、そのまま債券で保有していた方がよほどましですから。

 どうしても売りたいのであればちょっとは考えるけどと言うと「いえいえ」。売りたいのか、そうでもないのか。そうでもないなら出してこないこと。

 「コスト高い」。以上です。こういうものを、とりあえずという形にしろすすめてくるあたり、顧客の指向が見えていません。そんなもん、保有している商品の一覧を見ればわかるはずです。

 なので、以前のかなり長期に担当してもらった女性の担当者の例をあげておきました。この人、担当期間が長くなるにつれ、しょうもない商品をすすめてくることは全くなくなりました。私がどうかな・・、とちょっと考えるような商品は「ちょっとどうかなとも思うのですが。」と言いながらすすめてくるようになりましたから。

 で、仕事してて楽しいことは何?と聞いてみました。そしたら、チームでする仕事があって、それでみんなで目標を達成した時に達成感、一体感みたいなのはいいですね、との返答。なるほど、それはそうでしょうね。特に若い世代の人はそうかもしれません。まあ、外債いくら売れとか、結局、そういう営業系の目標なのでしょうが。

 3月末にはちょっとまとまった資金が入るのでどうしようか思案中というと、奥さんの口座もコンサルティングにという話。コンサルティングだと、同じネットでの売買でも手数料は割高になってしまいます。しかし、こんなのは、いい商品を一つ割り当ててくれれば、それで十分にペイします。

 実際、これまでの運用益の多くの部分は、支店で割当のあったIPOとか転換社債とか社債とか、そういうものに負う部分が大きいのです。ですから、また年度末に考えますが、資金はこのコンサルティング口座にするというのも一案ではあります。

 それから、「なんでいつまでたっても、オプションと組み合わせたような、債券のようで債券でないみたいな商品がずっと出されるのか?る」と聞いてみました。「おっしゃるとおりかと思いますが、設定はなくならないでしょう。」とのこと。まあ、正直?。

 現在のところ、奥さんの口座も合わせて、この支店口座の時価での評価額は4000万程度。そんなに頻回に売買するわけでもなし、投信を買うわけでもなし、さしていい顧客とも言えないと思いますが、まあ、この支店の口座は大事にはしていきたいと思っています。


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