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旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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「ウォール街のランダムウォーカー」11版翻訳出版 山崎元氏のコメント

2016-03-21 22:10:20 | 株式投資・資産運用
「ウォール街のランダムウォーカー」11版翻訳出版 山崎元氏のコメント

以下です。

山崎元「ホンネの投資教室」2016年3月18日 第266回 スマート・ベータと市場の効率性


なるほどね。ほぼ納得です。

ただ、やはり日本株については、確かに低コストで合理的な投資方法かもしれないですが、インデックスファンドは
買いません。(海外については活用しますが)
山崎氏自身が本当はやりたいと言っている個別銘柄での運用でいきます。その方が楽しいですから。

IPO投資は、かなり「非効率」ですから、利益があげられる機会が多くありますしね。

今年で運用開始から20年になりますが、この期間で得られた、キャピタルゲイン+インカムゲインの運用益は
多分6000万ぐらいでしょう。
これは、不動産を除いた現在の家計全体の保有金融資産の約半分という計算になります。

この中には、個別銘柄の累積投資による利益もそれなりに含まれますが、
のほほんと(←別に悪くないですが)インデックスファンドの積み立てをしていただけでは、この利益は得られなかった
でしょう。いや、海外も含めたインデックス投資を定額で買い続けていれば、可能性はあったかな。

ただ、投資を始めた当初からこういうことをする発想というのはなかなか持てない、持てなかったと思いますが。

やはり、11版は買って読み込まないといけないかな・・・・。

その前に、明日のチエルの公開です(^_^;)。

って、このあたりが私の運用を端的にあらわしてますな・・・。
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大和IR 7752リコー 株式投資の本質

2016-03-21 21:34:41 | 株式投資・資産運用
大和IR 7752リコー 株式投資の本質

リコーは、もう、コピー機のリコーですが、このIR資料の「コピー」は
「リコーはコピー機だけの会社と思っていませんか?」です。

そうは言っても、コピー機(というか、最近は多機能の複合機)が中心ではありますが。

個人の立場では、リコーはデジカメのメーカーというところもあります。
とでうなんだろう、これはファブレス的な製造なのかな?、よく知らないですが。
でも、コンデジのGRとかペンタックスKの一眼なんかはファンも多いと思います。

しかし、売り上げ的にはカメラは微々たるものですね。やめずに続けてほしいと思いますが。

で、「IT・サービス」の部門なんかが比率としては伸びています。

ここの資料の中で、1ページの上が連結営業利益の年度別の推移、下段が株価というグラフが並んでいる
ところがあるのですが、結局、この2つはきれいにパラレルに動いています。
ちょっと株価の方が先行しているかな、動きとしては。
株価は業績を先に先に折り込みにいきますので、そうなりがちだと思いますが。

ここに株価の本質、株式投資の本質の一つがあるでしょう。結局、重要なのは利益、利益の見通しということですよね。

いくら、会社として土地などの資産があっても、時にそういう面が注目されることがあったり、株価の下支え的
な意味は大きかったりしても、それだけでは株価的には高い評価は得られにくいしいうこと。
割安なバリュー株は、それはそれとしての意味はあるし、私はわりと好きだったりもしますが。

で、堅い印象のあるリコーにして、2009.3期は利益が半減、2012.3は赤字に転落してます。
今は構造改革も含めて、そこからの回復途上というイメージになります。

このために、まあ、どれだけの人間がどれだけ努力してるかということですよね。
ここにも株式投資の本質の一つがあると思います。

為替、円が努力するかというと、しませんね。為替はいろんな意味でも他の通貨との相対比較です。
原油や金が努力しますか?。いろんな要因で値動きは大きくなったりしますが。

会社は、それがうまくいくかどうかはとりあえずおいとくとしても、全体としてうまくいくように努力します。
投資家はその見通しというか、そういうものの総体にお金を出すということになります。

指標的にはどうでしょうか。PER12倍程度で、配当利回りは3%強。
金券やギフト的なものではないですが、100株から優待も設定されています。

昨年末からも株価はそんなに大きく下落していません。

IRのページも丁寧かと思います。
https://jp.ricoh.com/IR/

別に悪くないと思いますが、説明会としては、今後の方向性やビジョン、成長等についての部分
をより強調されるのがいいかなと思いました。

買うとしたら、やはり全体が大きく下落したようなところから、分割して買い始めたいです。
100株単元なので、今の株価なら12万円弱から買えますし。

ちなみに、ここはノベルティグッズ的なものはなにもない・・・。筆記用具とかでいいので、なにかあると嬉しかったりしますね(^_^;)。
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チエル 初値予想 予想は当初より上昇中

2016-03-21 18:13:24 | 株式投資・資産運用
チエル 初値予想 予想は当初より上昇中

 初値予想はとりあえず、公募810円に対して1600円でどや?。

 とりあえず前代未聞の6社同日上場もなんとか経過しました。

 最近の傾向を見ていると、公開株数と事業内容で、かなり初値、及びそれ以降の動向が選別されている感じが強いです。

 まあ、そんなことを言えばいつでもそうかもしれないですが・・・。

 ここは、当初はPassive+程度の雰囲気でしたが、最近、初値のコンセンサスがあがってきている感じがします。

 事業内容はちょっと独自性は感じますしね。
 
 ということで、適当初値予想はこんなところで。

 1つ来ていますので、これは原則、初値売却か、その近辺売却でいきます。
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大和IR 6809 TOA(ティーオーエー) うん、堅いんじゃないの

2016-03-21 00:09:58 | 株式投資・資産運用
大和IR 6809 TOA(ティーオーエー) うん、堅いんじゃないの

金曜のIRイベントですが、一社目は6809TOA

社名、現在は「トーア」ではなくて「ティーオーエー」と読みます。
元々は「東亜特殊電機製作所」だそうですから、トーアでいいのにね、アルファベットでも。

全体の印象は
「うん、堅いんじゃないの。全体が大きく下落したような時から拾っていくのはいいかも」
という感じです。逆に言えばその程度で、独自性や大化け期待というのはなく、積極的な魅力に欠ける
とも言えます。

なにをしているかというと、大規模な音響関係の設備はセキュリティ機器です。

甲子園球場の音響とか空港とか大規模なホールとかの音響設備。
あとは監視カメラなどのセキュリティ機器。

ハード関係はすべて自社製造ということで、競合はパナソニックやケンウッド。

五輪はパナが公式スポンサーなので、五輪の大規模施設には食い込みにくい模様。
しかし、関連した周辺地域の開発などは大きなチャンスになるというお話でした。

売上も利益も、急伸はしていませんが、堅実には伸びています。
セキュリティ関係の監視カメラなどは、システム展開も含めて需要は今日的には堅いでしょうし、
海外への進出も伸びています。

説明されていた中では、モスク、イスラム教のモスクですね、の音響機器も納入しているということでした。
そういえば、なんかいつもでかい声が響いている印象がありますね、イスラム教の寺院は。
専用の機器も開発しているそうですわ。

ただ、時価でPER、PBRに割高感はないものの、インカムゲイン的には配当利回りは時価で2%以下、
優待の設定もなく、ややしょぼいです。

ここから連想したのが、4658日本空調サービス。ここは「空調設備等メンテナンスが主体、リニューアル軸に工事も行う。」
ということで、大規模な病院とか、特殊なノウハウのいる場所の空調管理などをしています。
社員がそれぞれの施設に常駐しての管理も多いということでした。

空調と音響ということでは、前者はメンテ、後者はハード的な面が主体になるのかなと思いました。

音響の場合は、メンテ等はそんなに重要でない場合が多いかな。
別に甲子園球場に24時間、音響の担当者は不要でしょうし。でも、空港には必要かなとか。

つまりは4658のようなメンテナンス系のストックビジネス的な要素というのはどうなのかな、音響とか監視カメラシステム
みたいなのでは・・、ということを直接聞きたかったけど、それは全体の説明の中でちょっとふれられていた程度でした。

質問書にも書いておいたけど、コメントはなし。司会の人かこの質問を取り上げない。

ここの機器は学校などにも多く納入されているそうです。今度、よく見てみよう。

あ、そうそう、ここは元々関西の会社で、現在も本社は神戸のポートアイランドにあります。
たまたまですが、先日行ったUCC博物館のすぐ近くでした。

ここは、グッズとしてはライト付きのミニルーペをもらいました。
IRイベントの参加者はやはり高齢の方(それも男性)が多いので、実用的かもしれません。
私は使わないかな。とりあえず、遠近両用メガネで細かい文字も大丈夫なので。現在はね。

私自身は、昼食後ですが、話を聞いていても眠たくなるようなことはありませんでした。
それは次のリコーや三菱ケミカルでも同様でしたが。

それはなぜかというと、まずは「何か質問してやろう」ということで、四季報を見つつ、話を聞いて、質問することをメモしたり
しながら聞いているからでしょう。
あとはやはり個別企業のいろんな話を聞くことそのものが好きというか、楽しめるということだと思います。

なので、やはり私は、とりわけ日本株については、合理的かと考えられるインデックス投資には行かずに、
個別銘柄のポートフォリオ運用をするという形を継続することになるでしょう。

なぜって?。その方が楽しいからです。
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