旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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特別支援教育 9 「感覚的感じ分けから、認識をくぐった「わかる」へ」

2012-05-27 10:07:07 | 特別支援教育
感覚的感じ分けから、認識をくぐった「わかる」へ

ちょっとこちらの記事はお休みしておりましたが、復活。

 「感覚的感じ分けから、認識をくぐった「わかる」へ」っていうのは、以前から私が使っている言い回しなのですが、一般的な用語とか言い方ではないのでわかりにくいですね。

 なんのことかというと、認識面で「乳児期前半」~「乳児期後半」期にある子どもたちの指導のねらいの基本的なあり方について言ったものです。

 例えば、非常に緊張が強かったり、あるいは、睡眠・覚醒のリズムが整っていなかったりする、視覚障害や聴覚障害がある、感覚面でも様々な過敏さもある、全体として認識面では「乳児期前半」の課題があてはまる、そうした子どもたちにまず指導の中でねらう、望むことは、こちら側の様々なはたらきかけを落ち着いた状態で受けて止めほしいということです。

 私は「刺激」という言葉をあまり使わずに「はたらきかけ」という言葉をよく使います。

 それは、前者が様々な環境からの影響全般を指すのに対して、後者はそれらの中から指導者が意図をもってはたらきかけているものという意味があります。

 つまり「はたらきかけ」は「刺激」の中に含まれるが、そこには「こんなことを感じ取らせたい」という意図をもった中味が用意されていなければならないということです。

 で、とにかく、まず落ち着いた状態ではたらきかけを受け止めてほしいわけです。それは視覚なり聴覚なり、前庭覚、固有覚、触覚等々いろいろな内容があると思いますが。

 これは、まずは心地良いはたらきかけを受け止めるということが基本になる。いきなり不快であるとか、強すぎる刺激となるようなはたらきけを行うことは適当ではない。

 それは具体的には「だっこをした状態でゆっくり揺らすとリラックスできる」とか「温かいお湯の温感ゆお湯の中で手や足を動かされる感覚」だったりします。

 これはどう評価したらいいのかな?。どういう状態だったら「受け止める」ことができていると評価できるのでしょうか?。当然、個々の子どもらの実態によってそれは異なりますが、例えば、表情であったり発声であっったり、体の緊張の状態であったり、そういったことでしょうね。

 で、この「受け止める」というのはまずできたと。だったら次はどうか?。次は感覚へのはたらきかけとしては同じであっても、その違いを感じ取れるようになってほしい。

 それは「温かい」「冷たい」の違いであったり、「ゆっくりした揺れ」と「細かいバイブレーションを伴う揺れ」であったり、色々なことが考えられると思います。

 で、まずは感覚的なところでいいから、この違いというのをはっきりと感じとれるようになってほしい。と、ここまでは感覚的なことが中心です。

 で、この感覚的に違いを感じ分ける、そういう取組を継続して何回も何回も続けていく。あれこれ、あれこれといろんなことをするよりも、継続的に一定の内容を繰り返し、繰り返し取り組んでいく。

 そうする中で「あ、知ってる」「前にした」「いつもと同じだ」「これが好き」「こっちがいいな」、そういうわかり方ができるようになってほしい。言葉でこのように認識できるようになってほしいということではない。言葉になおしてみるならばこのような中味になるように「わかり方」ができるようになってほしいということです。

 これは単に感覚的にどう感じ取るかということとは質的に意味が違うわけです。このことをまとめて、私は「感覚的感じ分けから、認識をくぐった「わかる」へ」という言い方をしているわけです。

 これは重度の子どもたちにとっては、かなり普遍的なところでねらいとして大事にするポイントになるだろうと考えています。

 ちょっと舌足らず・・・。まあ、アップしときます。


 


  
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家計簿診断 新聞

2012-05-27 09:26:36 | 株式投資・資産運用
 新聞の方は今月いっぱいで購読をやめます。

 ほんとは先月止めるつもりだったのですが、なんか景品もらったとかで6ヶ月購読になっていたということです。

 一応、契約書も見せてもらいました。ただ、この契約を破棄する場合はどうするのかという明文規定がその中に書いてなかったような・・・・。

 まあ、とにかく今月で中止ということなので、3925円/月のコスト削減です。

 というように、フルタイムで仕事をしていた時と比較すれば、家計の固定コストは少しずつ減少していますし、コンビニでの買い物や外食などもかなり減っているので、その分のコストも減っています。

 それでも、定期的な収入は全くないわけで、株式投資の比較的大きなキャピタルゲインなどがなければ、債券や配当などの一定のインカムゲインはあったとしても、毎月のキャッシュ・フローは原則としてマイナスになる状態が当分は続きそうです。

 これはわかっていたことなので、致し方ないところではありますが。

 さて、あとはと・・・。あ、電気代が減ってないのだなぁ、前年と比較して。なんでか?。
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今年の売買 時価評価損益

2012-05-27 09:20:00 | 株式投資・資産運用
 株式の方、また週明けもだるそうな感じですが、今年の売買の損益はどうなっているか、保有を継続しているものについては時価評価での損益も含めて計算してみました。

 結果は+19万弱です。これは売買手数料も含んでの売買の損益のみですので、実際には配当・優待・貸株金利などが加わりますので、もう少し多い。

 が、内容を見るとIPOエムアップで15万強の利益を確定しており、これが大部分。その他のところでの損益は数万のプラスのみです。

 買いだけで、この株価の状況では、まあ、こんなところか・・・。

 さて、今週はどうしましょうかね。

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東宝 株主優待券

2012-05-27 06:44:03 | 株式投資・資産運用
 半期ごとに2枚届く株主優待券。

 映画は好きなので自分で利用してもいいのですが、オークションに回しています。

 だいたい600円~700円ぐらいにはなるかな。

 通期で1200円~1500円ぐらい。

 配当は年間20円なので、手取り1800円。100株保有ならほぼ配当に近い価値の株主優待ということになります。

 まあ、ここはのんびりと保有です。
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一生お金に困らない 個人投資家という生き方

2012-05-27 06:06:18 | 株式投資・資産運用
一生お金に困らない個人投資家という生き方
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


これは珍しく購入しました。といいつつ、早速オークションに回していますが・・・。

 株式投資と不動産投資で利益をあげている個人投資家としての著者自身の投資方法やその中で感じられたことなどが率直に書かれています。

 編集がちょっとバラバラとしていて、もう少しうまくまとまらなかったかなという印象はありますが、共感するところはいろいろありました。

 つまりは、著者は著者自身に最も適した投資手法を見つけ、それを実践しているということですね。

 私は同じような方法はとれないし、とらないですが、デイトレの実践練習というのはしてみてもいいのかなと思いました。
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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

2012-05-27 00:02:02 | 映画テレビメディア
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
クリエーター情報なし
幻冬舎


 図書館で借りました。

 橘氏の著作は毒があって面白いものが多いです。また、文章が平易でしかもキレがあるため読みやすく、スッと頭の中に入ってきます。なんとなく、著者の論理にまきこまれていってしまうようなところがありますが、後から思い返すと「あれ?、違うのではないかなぁ?」というところも多い。

 この本もそんな感じでした。

 最初に香山リカと勝間和代の「論争」の話がでてきます。私は個人的には香山リカさんの発想の方にひかれますが、「身の程」を知り(自己理解を深め)、それにそった努力をすれば、その程度に応じて報われる可能性は高いとも思います。

 全体として「うーん、わからないことはないけど極論では?」「橘さん、わかっててわざと書いてますよね。」といういつもの感想という感じです。
コメント (1)
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