monologue
夜明けに向けて
 



カリフォルニアサンシャインその37
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まず、アルバムの曲のリズムトラックとして宮下の自宅スタジオ「カールトンウエイスタジオ」のティアック8トラック・レコーダーにリズムギターとベースを録音した。
このティアック8トラック・レコーダーはファー・イーストファミリー・バンドを脱退した高橋正明(喜多郎)も購入してシンセサイザーの多重録音によってNHKの「シルク・ロード」 を盛り上げた名機種である。ビートルズの時代にやっと4トラックレコーダーができて多重録音が始まり、この頃の自宅スタジオは8トラックが主流になっていたのだ。
その後、勝新太郎が宮下の自宅スタジオに居候した時、映画「座頭市」の音楽としてこのティアック8トラック・レコーダーに三味線を弾いてレコーディングした。杵屋の跡取りとして修業していたので弾けたらしい。コードはE一発だった。わたしは宮下に請われてその三味線に合わせてベースをレコーディングしたが満足できる演奏ができなくて残念だった。三味線のバックはむづかしい。
fumio

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