monologue
夜明けに向けて
 



カリフォルニアサンシャインその38
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そしてだんだんアルバムのレコーディングが進んでドラムスの収録というところまできた。ところがドラムスは出る音が多くて8トラックではとても対応できない。それで、24チャンネルトラックレコーダーのスタジオを探そうということになった。有名スタジオはどこも高かった。ハリウッドにチャイニーズシアターというマリリン・モンローやスターのサイン、手形足形などで有名な映画館があってその向かいに老朽化したビルがあった。取り壊して新しくするという噂だった。その中の24チャンネルトラックスタジオのレコーディング料金が工事などの関係で安いということだった。チャイニーズシアターの向かいのその老朽ビルに入ると、ところどころ工事していた。全体を取り壊すわけではなく特にひどいところを修復してリフォームしているようだった。その中の24チャンネルトラックスタジオ(PARANAVA STUDIO)はガナパーチ(GANAPATI)というインディアン名をもったエンジニアがやっていた。レコーディング料金は格安で防音もきちんとしているし心配なら工事していない時間に録音すれば問題はなかった。それでそのPARANAVA STUDIOでドラムス、ヴォーカル、ピアノ、などなどのレコーディングを行うことにを決めたのだった。
fumio

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