monologue
夜明けに向けて
 



「Domo arigato, Mr. Roboto / Mata ah-oo hima deまたあう日まで
Domo arigato, Mr. Roboto / Himitsu wo shiri tai秘密を知りたい」
と歌いだされるMR.ROBOTOというSTYXの奇妙な歌がヒットしたことがある。
それは「Kilroy Was Here」という第二次世界大戦で使われた意味不明のことばにスティックスのデニス・デヤングが触発されて作った曲である。
そのことばはポツダム宣言の会合でスターリンが"Who is Kilroy?キルロイとはだれだ?"とロシア語で尋ねたことで世界に広まったのだった。
ことの始まりはJames J. Kilroyという造船所検査官が鉄板のリベットの数を検査した印にチョークで書いたことでそれを見た軍人たちが自分が赴いたところに書くようになったという。
やがてどこに行っても「Kilroy Was Here」と先に書かれていて一番初めに来たらしいスーパー兵隊がいたことになり、尾鰭がついて様々な説が唱えられ伝説となってそのキルロイとは最期に現れる救世主のことだと考えられるまでになった。

スティックスは歌の最後をこう締めくくる。

「ついに時は来た 。この仮面を脱ぐ時が
だれにもがわかるさ。ぼくの本当の正体が
ぼくはキルロイだ、キルロイ、キルロイ」

プロモーションビデオではロックスター、キルロイに扮したデニス・デヤングの顔が現れるのだがはたしてキルロイの本当の正体はなになのか。
アーティストはなにかを作るときかれが意識していなくとも大きな意志にインスパイアされる。キルロイの正体とは「キイロイ」で物質文明時代が終わり精神文明へ昇るために働くことになる日本のことなのである。ロボットの仮面を脱ぐ時が近い。
fumio



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« アクリルポックス 告白 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。