monologue
夜明けに向けて
 



前回、警察が封鎖していて見ることができなかった、小鳩保育園の園児たちが事故に遭った現場を昨日見てきた。
とても人が死ぬほどのスピードを車が出せる道ではなかった。
園外保育の目的地だった公園の手前の曲がり角に献花されて透明のアクリル製の箱が置かれ、さまざまな縫いぐるみが入れられて供えてあった。それを目にする人々の胸に去来するものはなんだろう。なんともしれない虚しさが漂う。ことばにするのがむつかしい感情が湧いてくる。小鳩保育園のビルで昔、わたしの息子が合気道を習っていた。かれはオクラホマの大学に留学した時も合気道を続けたのたった。チャットで事故の話しをするとかれもあまりことばが出てこなかった。だれにとってもコメントがむつかしい。人はこういうときに思うことを上手く表現する適切なことばを持っていないようだ。
fumio


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