monologue
夜明けに向けて
 



 にわかカーリング・ファンが急増している。
他のオリンピック競技の日本勢の不振が続いてがっかりしている人々が
大会前には期待されていなかったカーリングの健闘が伝えられて思わず声援している。
昨夜の真夜中に行われていた前回金メダルのイギリス戦は手に汗握った。
失礼ながらまさか勝つとは思わなかった人が多いだろう。
そして、今イタリヤに6対4で勝った。メダルの期待がふくらむ。
わたしはカーリングはビートルズが映画「ヘルプ」でこの競技で遊んでいるのを見たのが初めてだったのだが、あのときは日本が世界の強豪に伍して戦う日がくるなどとは夢想だにしなかった。
見出すと面白くてはまってしまう。
 カーリングのルールは「リード・セカンド・サード・スキップ」が1人2投ずつ、各チーム交互にストーンを投げて相手チームのストーンよりもハウス(円)の中心の近くに入ったストーンの数がそのチームの得点となるというものである。
 このハウス(円)の形が面白いことに日本の三大呪符紋とされる「直違(すじかい)紋、十字紋、蛇の目紋」の内の蛇の目紋とそっくりなのである。相撲の土俵も蛇の目と呼ばれるし、この形はニギハヤヒの目の図象化なので日本人にとってなじみ深い。
好成績をあげて大会終了時には「にわかカーリング・ファン」ではない、本物のカーリング・ファンが増えていることを期待したい。fumio


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