monologue
夜明けに向けて
 



 シングルレコード「カリフォルニア・サンシャイン」ができあがると山崎豊子の「二つの祖国」のモデルになった、二大日本語新聞「加州毎日」社と「羅府新報」社に持っていって紹介記事を載せてもらった。二紙とも日頃ほとんど芸能記事は載らないので紙面がすこし華やいだ。

 そのころ、日系人のオピニオンリーダー上手亦男(うわてまたお)氏が日曜日の朝9時から10時までやっていた「ラジオ小東京」という番組があった。かれの事務所兼ラジオスタジオに「カリフォルニア・サンシャイン」を持っていって聴いてもらった。かれは歌詞がいいと気に入ってくれた。それでそれからよく妻とその番組にリクエストしてかけてもらった。その番組は日系人、日本人の間で高聴取率だったのでフリーウエイ上で聴いたという人が多かった。

 あのとき世話になった上手亦男氏はどうしているかとウエブを検索すると2004年3月に82歳で亡くなっていた。合掌。
fumio




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