monologue
夜明けに向けて
 



  炎と水、そして風=「水(ミ)」→「火(カ)」→「タタラ・アタタラ」 

「たたら」の神といえばダイダラボッチ。この預言をわたしたちの前に提出した日の夜、
ニギハヤヒは日本テレビ読売系で放送された映画「もののけ姫」完全版で巨人ダイダラボッチの姿で荒れ狂っていた。ダイダラボッチとはすごそうな名前だが漢字で書けば踏鞴法師。この字ではタタラを踏む坊さんのようでそれほどすごくは感じない。
桑名の多度大社では天目一箇神(アメノマヒトツメノミコト)として祭られているが各地の伝承を寄せ集めれば
隻眼一本足で踏鞴を操り風を起こす蛇の形をした暴風神ということになる。
同じような鍛冶神を西洋にもとめればギリシア神話に額の真ん中にひとつ丸い目がついている巨人、「丸い目」の意味のキュクロプス、英語読みサイクロプス(Cyclops)がいる。かれはゼウスに雷霆を、ポセイドンに三叉矛を、ハデスに隠れ兜を造ったことで有名。ニギハヤヒが以前、
「片目のジャック」というハンドルネームでわたしのサイトに現れたのもうなづける。テレビの放送に合わせたりブログを使ったりニギハヤヒはずいぶん現代的なメディア戦略を進めている。しかしもっとも有効なのはインスピレーションという昔ながらの手法なのだろう。インスピレーションとは神のスピリットが入るということで「火(カ)」→「水(ミ)」へと降ろされる。人から神へと申し上げるときは上の式のように「水(ミ)」→「火(カ)」となった。
そのとき、ことばは音霊的に逆にされたのである。
「水(ミ)」は一見鍵括弧で括ってあるように見えるがこれは式なので右(水気)回転を示すマークなのだ。
「火(カ)」のほうの括弧はもちろん左(火足り)回転のマーク。
炎と水が交わり、風が生まれ、右(水気)回転する「水(ミ)」から左(火足り)回転する火へとエネルギーは受け渡され「タタラ・アタタラ」へと進む。はたしてそのマジックワード「タタラ・アタタラ」はわたしたちが新時代を創造するエネルギーたりえるのか。
fumio



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