離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

周囲は付き合ってはくれない

2016-01-20 00:00:01 | 日記
悲しみが深いほど

そこから抜け出していくには時間がかかりますよね。

人間関係の悲しみで言えば、

死別、離婚、生別、失恋などいくらでもあるし、

多くの苦しみは人間関係とすら、言えるでしょう。

何度も書いていることですが、

あなたが苦しんでいるのを知れば、

きっと周囲は助けてくれるでしょう。

折りに触れて、気にかけてくれるかもしれません。

だけど、少しずつ時間がたち、

あなたも日常生活ができるようになり、

ある程度は自分の悲しみや苦しみにも

自分ひとりで太刀打ちできるようになるころから、

周囲もまた気にかけてくれなくなってくるのではないでしょうか。

そして、そのことが、あなたにとってみれば

より一層の孤独を感じさせるかもしれません。

東北の大震災でも、世界中のテロでも、

その瞬間は大勢の人が心配するし、悲しみますが、

いずれ関係者以外は、まるで何事もなかったかのように

喉元を過ぎるような印象がありますよね。

もちろん、個人単位ではそんなことはないのですが、

少なくとも全体的にはそうなっていますね。

ただ、当人、近しい人にとって、悲しみや苦しみが終わったわけでも

頃よい状況なんてものはないのですから、

ずっと辛い想いを抱えているはずです。

周囲が気にしてくれないと、

なんだか寂しい想いと同時に、周囲に対して助けての声も言い出しづらくなりませんか。

周囲はすでに楽しく、充実して生活しているのに、

自分だけは落ち込んで、ふさぎこんで、暗いと、

なんだかその雰囲気を伝えてしまうと、相手に悪いような気もしてきます。

もしかすると、「まだ落ち込んでいるの?・・・」

などと心ない言葉が返ってきて、傷つくのも嫌だし、恐い。

そのために、どうにも助け舟を求められないでいるかもしれません。

ただ、

その苦しみに付き合ってくれる人もいるかもしれません。

数は少ないでしょう。

でも、苦しんだ経験のある人ならきっとわかるはずです。

地獄のような絶望的な苦しみを感じたことのない人には

わかれと言う方が無理があります。

わからないでしょうし、だからといってその人が悪いのでもない。

逆にわかる人には、十二分に伝わってきます。

他人には、あなたの状況は細かにはわかりません、

だから、今もまだ苦しいのだと、毎日ではないけれど悲しみに襲われるのだと

伝えてもいいんです。

ただし、今度は以前よりも少し、相手を限定した方がよいかもしれません。

二重に傷つくことは避けたいものです。


周囲にいなければ、ここにコメントしてみてください。

何もかっこいいことや、がんばっているようなことを書く必要なんてありません。

「今、とてもつらい」 「言葉にならない・・・」

それだけでも充分。

心が悲しみから離れるまでに、長くかかるのです。

数か月や1年では厳しい場合も多々あり、いやふつうは厳しいでしょう。

4年くらいかかっても、ふつうです。

心配はいりません。

だからといって、4年間、まったくの変化がないわけでもないから

これもまた心配しなくていい。

ただ、少しずつでいいから

睡眠、食事、体調など基礎的な部分を整えたいものです。

いつになっても

助けを求めれば、助けてくれる人は必ずいます。

そこに心を開いていくことです。

周囲には助けたい人もいるんです。

でも、あなたがそうだとは気づいてくれない。

だから、自分で助けてと言うことで、求めてほしいと思います。




コメント (23)
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