離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

頭ではわかっている

2017-07-30 00:00:01 | 日記
いくつかコメントいただいていますように、

わたしが書くことも、本で読むことも

頭ではわかっているけれども

そんな簡単にはいかない、そうは考えられない。

あなたもそんな状況かもしれません。

わたし自身もそうでしたから、

簡単ではないと思っています。

いつもお伝えしていることですが、

できる、できないではなく、目指す方向、自分の得たい軸

そこに注力していく。

手放す。。。相手はコントロールできない、、、

わかっているけど、そうはできない。

苦しい。

どうしようもないほど、うごけない。

ほんとうに、苦しいですよね。

どうしようもないほどに。

頭ではわかっていても、どうにもできない・・・。

どうしてもこの苦しみからは逃れられない・・・。

だからこそ、苦しい。辛い。むなしい。

できないから、どうにもできないからといって、

わなたが弱いのでもなく、未熟なのでもない、

みんなそう、私もそう、

誰だって、こんな苦しみの対処の仕方なんて知らない。

あなたがそれだけ苦しんでいること、

少なくとも、経験してきた私には同じではないけれども、

よくわかります。




苦しみの先に見えてくるもの

2017-07-27 00:00:01 | 日記
あなたが苦しんでいることは、

いつもいうことですが、当たり前のこと。

人生を共に歩もうと決意して、

恋人としての時間もあったでしょう。

そして新婚生活もあったことでしょう。

将来の計画をたて、夢を語り、

子供との時間。。。

幸せな時間をたくさん過ごした相手。

それぞれの理由は違うにしても

望まない離婚という経験は、

ほんとうに苦しいし、むなしく、寂しく、やりきれない想いしか残らない。

解決方法も、どう対処してよいのかもわからない。

それだけ苦しいことだとは、誰も教えてくれなかったはず。

結婚しようというカップルのどれだけの人が

そんなことを知っているでしょうか・・・・。

自分だけは、そうはならないと思っているはずだし、

あなたもそうだったかもしれないが、

人生はそううまくいかないこともあると知った。

だが、この苦しみの先にあるものがある。

この苦しみを乗り越えてきたからこそ、

ほんとうの人生の在り方や生き方に気づくことがある。

もしあなたがこれを乗り越えたとき、

そこには、悲しみを超えたものしか知りえないものがある。

これを言葉でお伝えすることは難しいが、

乗り越える前と、あとで同じ人間であるはずがない。

人生への見方、生き方、人間関係、仕事、家族、、、、

すべてが新しい価値観で見えてくるはずです。

今は、ほんとうに苦しい、耐えがたい。

あなたはきっと、この苦しみの先へ歩めると信じて

応援しています。


自分というもの

2017-07-23 00:00:01 | 日記
これまでも何度も書いていることですが、

周囲の人たちを見ていると

結婚して、こどもができて、、、

自分というものがなくなっているように見える人がいます。

会話の話題や、行動の基準が

すべてパートナーや、子供。

週末の予定や、好きなものまで

自分自身ではなくて、パートナーや子供のことばかり。

もちろん、相手を大切にしたり、家族を大切にすることは

否定することではないわけですが、

あまりに自分というものを忘れている。

海外の人たちは、子供がいても、寝室は別だし、

夫婦が一緒に寝るのは基本。

日本ではセックスレスでも平気ですが、

フランスでは別れの判断のひとつになるといいます。

そして何よりも、自分自身の軸があり、考えがあります。

だから、相手に依存しすぎません。

依存は誰しもしているのですが、自分というものがあれば、

ちゃんと線引きができるのですが、どうも日本人には苦手なようで、

相手そのものが、自分だと勘違いしてしまう傾向があるようです。

いつもいうように、結婚は半人前同士がして、一人前になるのでもなく、

自分ひとりでは幸せになれない人が、結婚したら幸せになるのでもなく、

自分自身で自分を満たすことができて、

成熟した大人が、二人でいることで、より新しいステージを歩むものです。

でも、日本ではたいていは、そうではなく、

何か結婚がゴール、子供がゴール、マイホームがゴールのような

そんな風潮があります。

話している相手は、別に他人の家族のことや子供のことに

大して興味などないというのが本音ではないでしょうか。

話している相手とお酒を飲んでいるのであって、

食事を楽しんでいるのであって、

仕事の関係として続けているのであって、

他人のパートナーに、本気で興味がある人などいないでしょう。

ましてそんな会話からは、目の前の本人の考えやポリシー、趣味、そんなのが感じられません。

でも話している本人は気づかない人が多いわけです。

残念にも、つまらない、自分自身がなくなってしまったんだなと感じます。

逆に、結婚していても、いなくても、子供がいてもいなくても

自分自身を語る人は楽しいし、個人的に興味ももてますし、

仲間として楽しいと感じます。

これだけ世の中で不倫や離婚というものがあり、

芸能人の話題が絶えないのに、まだまだ結婚の幻想が消えません。

なんのためにパートナーがほしいのか、どう生きたいのか

それが軸になってはじめて、関係性が成熟するのです。

離婚して、かつての独身とは違い、

苦しみをあじわい、寂しさ、虚しさ、それらを感じたときこそ、

ほんとうの自分自身、自分の人生を考える、機会です。

ここで立ち止まって考えたり、悩むことができないなら、

これまでと変わらない人生となるかもしれません。

自分自身を大切にできてはじめて、パートナーも大切にできる。

使い古された言葉ですが、真実だと思います。

あなたの周囲をみてみれば、自分自身がなくて

まるで上記のような人たちがたくさんいることに気づくでしょう。

もしかすると、あなた自身もそうだったかっもしれません。

大切なことは、気づけるかどうかです。

パートナーがいた方が楽しいかもしれませんし、

寂しさを感じることも少ないかもしれません。

でも、今、ここで立ち止まったタイミングで

しっかりとそのことを考えてみることが、

次の人生の歩みに大切ではないでしょうか。

けして、楽なことを言っていません。

苦しいとき、寂しいときには、しんどいことです。

でも、避けては通れないステップでもあると思うのです。

あなたがこの経験を通して、また一歩、自分の人生を歩めるように応援しています。



何かをコントロールしようとすると苦しい

2017-07-21 00:00:01 | 日記
多くの人が

毎日の生活のなかで、

何かをコントロールしようとしている

人間関係だったり、仕事だったり。

子供が言うことを聞かない

部下が思ったように動かない

パートナーが○○してくれない

そのうえ、天気が晴れないとか

電車が遅れて間に合わないとか

。。。。

もう時間ごとに何かまるで

自分の想いどおりにならないのがおかしいように

それでは、困るじゃないかと、

イライラしたり、腹をたてたり

文句を言ったりと、どうにかしようとしている

努力すればとか・・・、

念じて、想いが強ければとか・・・

正直になればとか・・・

スキルを身に着けたり・・・

とにかく、いろいろな方法が巷では言われているし、

まるで、どうにかできるように思わされている。

あなたは、そんなことはないというだろうか?

もしそうなら、日常生活でイライラすることなど

皆無なはずだ。

怒ることも、文句を言うようなこともないはずだ。

自分の細胞、心臓、内臓、脳、そんな身近なものですら

どうにもコントロールできない。

それなのに、他人や周囲のことをどうにかしようとしている。

無意識にそうしている。

だが、もうすでに離婚というイベントを通して、理解しているように

どうにもならないことの方が多いのだ。

どうにかできること、コントロールできると思っていることは、

そもそも、あなたがどうこうではなく、そうなるものであって、

別に特別に何かをしたらからコントロールできたというものでもないかもしれない。

私だって、ものすごくイライラしたり、怒ったりする。

だけど、これはコントロールしようとしているのだと気づくのだ。

気づいたら、もう手放すしかない。

手放しても、そうしなくても、どのみちどうにもならないのだと知っているからだ。

だったら苦しまない方がいい。

手放すことをせずに、握りしめて苦しみもがいても、

コントロールできないものは、どうにもならない。

どうにかできることなら、はじめからどうにかできているし、

そんなに苦しまずに、何とかなるものだろう。

もがき、苦しんでいる時点で、もうどうにもならないことだと気づく。

多少なりとも、もがいて、苦しんでみて、やはりだめなら、あきらめる。

どうしても結果は大して変わらない。

これは良い意味での諦めの方法だと、私は思っている。


プロセスを信じるとは

2017-07-18 00:00:01 | 日記
いつも言っていますし、

何度も同じことですが・・・、

プロセスを信じるとは何なのでしょう。

他力本願ともいうかもしれないですが、

自分でできるだけのことをして、

あとはもうどうにもならないのだから、

天に任せるということかもしれません。

そもそも、冷静に考えてみればわかるのですが、

あなた自身がどうにかできることは

これだけ苦しいなかで、全力でやっていることでしょう。

考えられる限りのことは、試しているでしょう。

それでもどうにもならないから、苦しいし、耐えがたいわけですよね。

だから、あなたが天に任せようが、任せまいが、

プロセスがあってもなくても

神様がいても、いなくても、

要するに、自分ではもうどうにもできないという事実は変化しないはずです。

いつも言うように、他力本願とは悪いような印象を受けるかもしれませんが、

けしてそうではないのです。

自分ではどうにもならないことについて、身を任せるということ。

私は、「人智を超えた大きな力」 そう呼んでいます。

私自身も、努力することや、全力でトライすることは好きですし、性分ですが、

それでもどうにもならないことがたくさんあるということ、

努力しても、全力でしても、正直に生きても、向き合っても

どうしても、どうにもならないことが人生にあるのだと知りました。

だからできることは全力でしますが、やることをしたら

もう身を任せることにしたのです。

私のこの先の人生がどう運んでいくのかはわかりません。

長生きするかもしれないし、あと1年あるのかもわからない。

これから先など予測もできないと、離婚したときに知りました。

だから、将来を期待したり、計画しても、まあ数カ月先くらいです。

無計画に思われるかもしれませんが、

せいぜい確実なものはそのくらい先までです。

それですらわかりませんけれども。

だって明日、末期がんだと診断されたら、余命数カ月かもしれませんもんね。

あとはプロセスに任せるのみ。

そして、プロセスに任せても、任せなくても、

自分の力でどうにかなることはなるし、

ならないことはならない。

ただそれが人生の絶対的なルールなのだと気づくことです。

別にあなたにこの思想を押し付けるつもりもありません。

ただ、逆にこれを否定できたら、それを信じるのもいいかもしれません。

私は今のところ、この結論に至っているということです。

人は弱い

2017-07-14 00:00:01 | 日記
離婚して、自分がどれだけ精神的に弱いのかと思うだろう。

こんなにボロボロになるものなのかと。

でも、ここに集う人たちのコメントを見ていれば

けしてそれが珍しいことでもないし、

誰もが、もがき苦しんでいると気づけるだろう。

みんなそんなに強くない

強いと思っている人のほとんどは

それほどまでに打ちのめされたことがないだけだ。

幸せなことしか経験せず、

人生でうまくいくことばかりを経験している人には

痛みがわからない。

経験がないということは、

生まれたての赤ん坊と同じではないか。

なんでもできると思っている小学生みたいなものではないか。

人はそんなに強い存在じゃない。

ひとたび絶望的な出来事に遭遇すれば

簡単に立ち向かうことも、克服することもできないだろう。

だからと言って、克服できないということでもない。

まずは、あなたが特別に弱いということでもないと知ってください。

知ったとしても、苦しみは変化しないが、

自分だけが特別に弱いことはないのだという事実は

きっとあなたの勇気となるだろう。

離婚して、苦しむこと、

これはふつうのことであって、恥ずかしいことでもない。

仕事ができなくとも

食事ができなくとも、

日常生活がおくれなくとも、

何もかも、みんな経験してきたことで

珍しくはない。

あなた自身がそのことを経験しているという事実以上のことはないのだ。

だからこそ、

あなたが乗り越えていける潜在的な力は

あなた自身の中にあると信じている。

応援しています。


虚しさを感じないはずがない

2017-07-10 00:00:01 | 日記
私が離婚して、

何が一番のインパクトだったかと振り返ると、

やはり、なによりも、「むなしさ」であった、

これまでの自分の価値観、人生観、人間関係、

その他、ありとあらゆる角度で「むなしさ」を味わった。

きっとあなたも感じているかもしれない。

少なくとも、世間的に、まともには生きてきたつもりだし、

分別もあるだろうし、人間関係にも真剣に向き合ってきた。

だが、得た結果は、すべてを無にするかのような

離婚という結果、

それだけではなく、人間関係をも破壊した。

自分の中にある価値判断すべてが崩壊した瞬間であった。

そこからは孤独と戦い、虚しさや絶望と格闘して、

そこから這い上がるように生き抜く。

もしあなたが同じような想いを感じているとしたら、

それはおかしなことではなくて、

離婚というのはそれくらいのインパクトがあるのだということを知ってほしい。

どうして世間ではそんなことを言いたがらない。

結婚の利点や幸せ、すばらしさばかりを強調して、

離婚の苦しみや不条理や、法律の適当さなどについては語らない。

経験した人のみが知るだけである。

その意味では海外のほうが離婚についても、もっとオープンだ。

ハリウッドのセレブやスターも、離婚後に苦しんだことをオープンに語るし、

もっともっと世間がその苦しみを知っている。

子供も小さいころから、学んでいる。

あなたの人生で、離婚がもたらすインパクトは小さくはない。

だが、もはや世界的に見れば、結婚することと同様に、離婚というのも普通の出来事になりつつある。

まして結婚という価値観すら、もはや選択のひとつで、重きがおかれていない。

今、あなたが「むなしさ」を感じているとすれば、

誰もが感じることのひとつであるし、目新しくはない。

だから、その先に進むことでしか、見えてこないものがあるということ。

むなしさを感じたからこそ、できることがあるのです。

だからこそ、無意味なことに左右されず、世間の目などという日本の古い慣習にとらわれず、

人生の本質そのものを見つめて生きていくことができるようになる。

強がりでいうのではなく、

私はそのことを気づけて良かったし、もし気づけずに死を迎えるとしたらぞっとする。

周囲で結婚やら子育てしながら、老年になってから気づいたら、

もうできることは限られる。だから熟年離婚が多いのもうなずける。

そのときにようやく気づけるのだ。

だったら、もっと早く気づいて、パートナーがいようといまいと、

人生の本質に沿って生きていく方が良いではないか。

この先、10年生きていることができる保証などどこにもない。

いつも言う、今を生きることの本質が見えてくるはずなのです。

離婚は経験しないほうが良いに決まっている、

誰も好きで、苦しみを味わいたくはない。

だが、これも繰り返しになるが、

命あって、やり直しがきくのである、

お金も底をつき、精神的にボロボロでも、

それでも肝心の心臓は動いているから、今、生まれたようなものである。

しんどいに違いないが、今から新しく、生きればいい。

新しい価値観、生き方をしていく時間くらいは残されているのだから。



みんな自分のことだけ

2017-07-08 00:00:01 | 日記
最近、いろいろな災害があるけれども、

そのテレビを見ていて感じる。

日本だけでなく、海外のも同じである。

たまには、救助の方たちに感謝している人がいるし、

周囲を心配している人もいる。

でも、みんな自分のことだけ。

せっかく救助されても、

早く、元の生活に戻りたいだとか、

保障だとか、、、政府の対応が悪いとか。。。

もちろん、正論でそのとおりだが、、、。

でも命があるし、助かってない人もいるし、

もっとどうにもならない人もいるのに、

やはり自分のことに注力する。

私自身がそんな被害を受けたことのない人間だから批評するに値しないと思うから

適切な表現ではないかもしれないことはお詫びしておきたい。

ただ、伝えたいことは、

人というのはそういうものだということ。

私もきっとそうだろう。

自分がどうなるかが一番の関心事であって、

他人のことはどうでもいいのかもしれない。

そんなことを言うと、このブログを書いていることが偽善に見えるが、

もちろん、ちゃんと一生懸命に書いている。

考えてほしいことは、

あなたの元パートナーもそうだし、会社も近所とかいう世間の目も同じである。

あなたの離婚にも、孤独にも、寂しさにも

大して興味がない。

寄り添ってくれる親友くらいは、一番思ってくれているとは思うが、

それでも、自分自身に関することが一番だ。

何も批判はできない。あなたもきっとそうだから。

何を後ろめたく思うことがあろうか、

何を気にすることがあろうか。

あなたの人生、あなたの生きたいようにしていい。

どうせ、周囲はその程度の関心である。

だが、もっともあなたの人生に関心があるのは、あなた自身だ。

そのあなた自身の決断や判断以上に、あなたのことを理解し、考え、

経験を踏まえて、決断できる人がいるだろうか?

あなたの決断がすべてである。


あなたがはじめてではない

2017-07-04 00:00:01 | 日記
何度かお伝えしていることです。

私自身が苦しんでいたときに、

救われた言葉です。


「あなたが今、経験している苦悩は、あなたが歴史上で初めてではない。

初めてどころか、数えきれないほどの先人たちが経験し、乗り越えてきたことなのだ」


この言葉を知ったとき、

どれほどの勇気をもらったか。

もちろん、すべてが同じではないにしても、

今や、世界中で50%を超える離婚率は珍しくない。

この日本でさえ、30%を超える。

癌や、ALSその他の難病や、障害、、、

テロの被害者、犯罪の被害者・・・、

あらゆる苦悩と向き合い、今を耐え、歩む人たちがいる。

当時私は、自分以外で、どれだけの人が苦悩を超えてきて、

悲しみや寂しさを抱えながら、生きているのかを学んだ。

オウム事件の被害者、世田谷事件、広島の光市母子殺害事件、

日航機墜落、特攻隊、911アメリカテロ事件、、、、

目につくものすべてを本で読んで、自分の離婚の苦しみや悲しみが

ものすごく限定されたものであって、失ったものもあるけれども

まだ失っていないものもあることに気づかされた。

もちろん、だからといって、悲しみが消えるわけでも、

苦しみがなくなることもないが、少なくとも、自分ひとりが苦しんでいるわけではないと

気づくことができた。

そして先人たちが乗り越えてきたのだから、自分にもできる、いや、できなければならないと

想えるようになった。

何年も苦しみは続いたが、

やはり超えることができた。

あなたも超えていけるはずだ、

誰でも、はじめての経験に苦しむ、解決策などわからない。

それでもみんな超えてきた。

少なくとも、あなたの目の前の私という人間がひとり存在していることは

まぎれもない事実なのだ。

そして、その私は、今苦しんでいるあなたを応援しています。

本質的なことは誰も言わない

2017-07-01 00:00:01 | 日記
離婚して、これだけ苦しいのだと

だれが教えてくれたでしょうか?

私は知りませんでした。

自分が離婚して、はじめて知りました。

そして、若かりしころ、

月並みに、

結婚できないかもしれないという不安はあっても、

離婚するかもしれないなんて、考えたこともありませんでした。

少なくとも周囲に離婚した人がいないこともあり、

離婚という言葉すら、

自分の頭にはありませんでした。

自分の価値観や、想い、人間関係に

疑いを持ち、それが崩れるなどと考えたこともありませんでした。

でも、それが現実となりました。

誰でもそのときまでわからないように、

子供を授かるかどうかなんてわからないし、

健康かどうかもわからない。

でも、まさか生き別れることがあるなんて

想像したこともありませんでした。

でも、それが現実となりました。

どこのだれがそんなことを教えてくれたでしょうか?

いつもいうように、

都合悪いことは目に入らないですから、

それだけかもしれません。

ただ、私は知りませんでした。

離婚するときも、誰も調停の仕方や、弁護士の雇い方、そんなの知りません。

ぜんぶ初めてのことでした。

ほんとうに大変なとき、それらを教えてくれる人はいませんでした。

でもちゃんと、生き延びて、乗り切ってきました。

なんとかなってきました。

世間の目や、恥ずかしさ、そんなものにも苦しんだけれども、

乗り越えて、自分自身を生きてきました。

当時の私には、同じ経験をした人が周囲にいなくて、

話を聞くことも、理解もできませんでした。

だから、このブログを作って、少しでもあなた独りだけの経験でないこと、

そして、日々苦しんでいる人がこの日本にいること、

そして乗り切ってきた人がいることをお伝えしようと思いました。

数年過ぎて、思い出してコメントしてくれる方がいます。

ほんとうにありがたいことです。

それを見て、今、現在苦しんでいる人がどれだけ力をもらえることか。

あなたには、乗り越えてきた、苦しみを超えてきた先人がいる、

あなたが人間史上、はじめての経験をしているわけじゃない。

きっと乗り越えて一歩を踏み出せる。

そう信じています。