離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

本質はぶれない

2013-03-30 07:49:21 | 日記
本質的なことは、

どんなときにもぶれることがありません。

だからこそ、「本質」というのですが、

日々のなかで、この本質の周りには

いろいろなものがついてきます。

常識、慣習、世間の目・・・

もしあなたの結婚が「本質的」に

本当に「愛」があったといえるならば、

離婚には至らないのです。

もしくは、

本質的であったのにもかかわらず、

両者、またはどちらか一方が、

「本質」を見れなかったのです。

結婚についていえば、

その周囲には、いろいろついているものがありますね。

やはり、常識、慣習、世間、

家柄、長男、嫁姑、お金、仕事、

・・・・

本来は、当人同士の問題であるのに、

多くの場合は、両家の親が介入します。

もちろん、新しい家族単位ができるわけですから

ある程度は良いのでしょうが、多くの場合、介入し過ぎるのです。

また日常発生する多くの問題や、課題に対して、

二人は喧嘩し、心が行き違う。

どんどん、本質からずれていきます。

ただ、どんなに問題があるときでも、

厳しい局面でも、

離婚しないカップルはいくらでもいる。

もちろん、利害や、合理的判断でしないのではなく、

離婚という選択肢がない夫婦という意味です。

なぜか?

本質をしっかり見ているからです。

それだけの土台ができているからです。

どんなときでも、本質はひとつです。

「居るべき相手か、離れる相手か。」

物事の本質はぶれません。

だから、はじめから、本質的に合っていない相手と結婚したなら、

それはごまかし、妥協しながら続けることはできるでしょうが、

それすらもできないときに、別れることになる。

別に、結婚中の問題や、課題や、周囲の出来事が関係していたわけではなく、

はじめから、本質が見えていなかった。

そのことが重要なのです。

どうしても恋愛中は、すべてがバラ色に見えてしまう。

多少のことは問題にもならない。我慢もできる。

恋は盲目だと、昔から言います。まさにそのとおり。

だから一部はしょうがない部分もあり、それを反省してもはじまらない。

そうではなく、

できるだけ、自分の置かれている状況の本質と

相手の本質を見るように努力するしかありません。

状況や、環境、その他の因子に目を奪われないようにしましょう。

ずっと本質はぶれずにあります。

私たちが、本質を見ていないだけなのです。

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いつもコントロールなどできていない

2013-03-24 00:01:00 | 日記
こんばんわ。

自分が辛いときには、

どうして世の中というのは、

人生というのは、

思うとおりにならないのかと、絶望する。

でも、よく考えてみてほしいのだが、

たとえば、自分にとって良いことは

あなたの自由にできているだろうか?

あなたにとって、良いことが起きているときは、

気分も良いし、しあわせだから

自分ががんばったからだとか、

自分が祈ったからとか、

どうも、簡単に納得しやすいが、

ほんとうに、あなたの力が働いて、そうなったのか。。。

もしかすると、

そんなこととは関係なく、

人生は進んでいるのではないか?

がんばったり、祈ったり、望んでそうなるなら、

そもそも、

自分にとって悪いことなど起こるはずもない。

だって、そんな自分に不都合なことを祈る人はいないはずだから。

気づいてほしいことは、

結局のところ、

良いも悪いも紙一重、自分の価値観にすぎないし、

そもそも、自分の力が及ぶことなど少ないということ。

自分の力が及ぶ程度のことならば、

別に大したことでもないのだということ。

自分の人生はけして、自分の自由になる部分だけではないと知ることで、

自分の自由にならないことにも

対処するしかないのだという覚悟ができるのです。

そしてその対処すらも、

ある程度は成り行きなのだということです。

多くの人がコントロールできると勘違いしているものは

実はコントロールなどできていないし、

もし、コントロールできているのだとすれば、

人生の大きな流れのなかで

それこそ大したものではないことに限ってだということ。

もう、幻想から解き放たれよう。

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大切なことは、シンプル

2013-03-21 00:01:00 | 日記
こんばんわ。

生きるうえで、大切なことは

シンプルにすることです。

なんだか理屈をつけたり、

合理的に考えたり、

複雑に考えたり。。。

自分でややこしくしてしまっている。

苦しいときは苦しいし、

悲しいときは悲しい。

大切な相手は大切だし、

好きな相手は好き。

憎いときもあれば、

恨むときもある。

だけど、そのことに

あーだ、こーだと

自分や他人に言い訳しながら、

自分や他人を説得しようとし、

世間が言うような

○○な状態に

なんとか体裁を繕う。

それもうまくいかないと、

余計に落ち込むし、むなしい。

とにかくシンプルにすること。

シンプルに生きること。

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同じことをして違う結果を求める

2013-03-20 00:01:00 | 日記
こんばんわ。

カウンセリングをしていて

気づくことがあります。

多くの方が、

同じことをして、同じ思考をして

違う結果を得ようとしているということ。

今までの方法で失敗しているのに、

再び同じ方法をしていることに気づけず、

そして、また同じ結果を得るということ。

望む結果なら良いのですが、

望まない結果なのに、同じ方法、考え方で

結局、望まない結果を得る。

逆にいえば、当たり前のことですよね。

でも、自分のことだと、気づけない。

だからこそ、

望まない結果を得たときには、

良く、良く考える必要があるのです。

人間というのは、

実は、考えるのが苦手で、苦痛なので、

つい、つい、簡単な目先の答えに飛びつきやすい。

でも、そこで満足せずに、

もう少し深く考えてみる。

そのことで、本質に近づく。

あなたが離婚した直後、

きっと、どうしてこんな相手を選んでしまったのか。

違う相手なら、離婚しなかったのに。。。

今度は違う相手を探したい。出会いたい。

そう思うかもしれないが、、、、。

だが、結局は同じような相手とまたお付き合いを始める。。。

なぜか?

根本的に間違っているのだ。

物事の価値観が変わらないのに、

違う相手を好きになるだろうか?

他人事なら、だれでも答えは明確にあるはずだが、

自分のこととなると、どうにも間違う。

そのことが悪いのでも、未熟なのでもなく、

そういうものなのだから、

それをしっかり認識しておいて行動すればいい。

あなたはどうしたって、

同じようなタイプを好きになる可能性が高い。

同じようなタイプとはどういうタイプか?

そして、違う点はどこか?

今回、離婚ということになってしまった原因は何か?

相手のどんなところか?

自分のどんなところか?

そして、相手を好きになった部分はどこだったのか?

今でも、その趣向は変わらないのか?

あなたのどういう性格、部分と、相手のどういう部分が一致したから

付き合い、結婚しようと思ったのか?

自分を知ることは、相手を知ることになる。

そして、そのことは、

結局のところ、

最高のパートナーを見つける道でもある。

たとえば、あなたが甘えることのできる相手が良いとしよう。

そういう相手を見つけたら、

離婚してしまったとしよう。

その状況で、原因を考えだすと、

つい、人間は目の前の簡単な答えを導きやすいのだから、

自分が相手に甘えすぎるからいけない。

そう答えを出してしまい、

相手とある程度、距離を保とうとか、

もっと自分が強くなくては、自立しなくてはいけないのだと

考えてしまいやすい。

でもそれは違う。

本質は、相手があなたの甘えをしっかりと受け止めて、

愛情で返すことができなかったからであって、

あなたが、相手に甘えたことが悪いとは限らないということなのだ。

あなたの甘えをしっかりと受け止めて、

それをあなたの想いとして受け止めて、

それに応えることのできる人だって、たくさんいる。

だから、短絡的に、答えを出してはいけない。

しっかりと考えて、

そして裏表を見ないといけない。

物事には、裏表がある。

このことをしっかりと心に留めておいてほしい。
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気づけないのは、どうしてか?

2013-03-17 00:01:00 | 日記
こんばんわ。

世の中の人たちを見ていると、

気づける人と、気づけない人がいる。

これは勉強ができるとか、

会社で役職についているとか、

大学を出ているとか、

そういうこととは、全く関係のない人間力のことである。

つまり、物事から、学べないのだ。

人から同じことを言われても、

自分のあやまちに気づけない人がいる。

同じような境遇になっても

相手ばかり非難しつづけて、自分を顧みない人がいる。

どうしてだろうか?

結局、素直さが足りないのだ。

自分が絶対に正しいと思い込んでいるのか、

自分は間違いないと確信しているのか、

そういう人に限って、

人間は完全ではないとか、
自分にだって間違いはあるとか言うのだが、

結局のところ、自分ではなくて相手を非難し続ける。

素直さとは何か?

自分を顧みる力のことだ。

そして、顧みることのできる勇気のことだ。

誰でも、自分の間違いは嫌だし、落ち込む、

だが、目をそらしてはならないし、修正していくのがほんとうだ。

ある人はそれを
「教養がある」と表現した。

勉強ができるとか、知識があるとか、
収入があるとかとは全く関係のない

人として生きるための「教養」

それを学ぶことが大切だ。

人生の「教養」がなければ、

幸せにはなれない。

そして、そのことに満足するレベルはない。

生きる限り、学び続けていくのだし、

それが生きることでもある。

離婚はそれを学ぶ良い機会でもある。

多くの人が学び損ねている

本当の「教養」を学ぶ機会にしてほしい。

もちろん、離婚しても学べるかどうかは、本人次第でもありますよ。
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自分の言葉に気づきたい

2013-03-14 00:01:00 | 日記
こんばんわ。

言い争いを聴いていると

あまりに、めちゃくちゃです。

きっと、あなたも、友人や家族の言い争いを聞くと

どっちもどっちと思うことありませんか?

相手が○○言った!

相手が私を傷つけた!

ひどいことを言った、した!

そういうことを言う人に限って、

自分が相手にしていること、言ったことは考えてないか

覚えてすらいない。

そして、自分が相手に言った言葉の重みも理解していない。

人間だから

相手を傷つけてしまうこともあるし、

そのことに気づかないこもあって当然。

プロのカウンセラーだって、意図せずに

クライエントを傷つけてしまうことも在り得る。

だからこそ、

自分の発言には、細心の注意をしても、まだ足りないのだと

知っておいてほしい。

頭が冷静でないときなら、なおさらなのだ。

相手がどう言った、こう言った。

自分が傷ついたという前に、

まずは自分の発言に気づこう。

そして間違えたら、素直に謝るしかない。

そして、そういうことはたいてい、相手が許してくれない。

そうなら、それまでの相手でもあると知ろう。

まして結婚した相手のミスを許せないようなら

そもそもなっていないのだから。

とにかく、言葉は鋭利な刃物と同じだ。

言葉の暴力というこを言うくらい、強烈なものなのだ。

だけれども、

大切な相手だからこそ、

時にはそんなミスも許してあげたい。

いつも言うように、

相手が信頼に足るなら、許せるはず。

そして、自分も許されるはず。

結局のところ、

やはり信頼しかないのだ。
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どこまで自分の感性を磨けるのか?

2013-03-11 21:10:13 | 日記
こんばんわ。

どこもかしこも、震災特集ですが。。。。

はたして、あなたは、

世の中のこの風潮に違和感を感じていますか?

それとも、

マスコミや、世の中の人たちと同じように

2年前を、今、ようやく思い出していますか?

良く言いますが、

相手の想いをどれだけつかんでいるのか?

とても難しいことです。

自分の精神状態や、環境でも

都度、感じ方が違うのですから、

結婚して、毎日を共にしている相手の想いを

的確に感じ取ることは容易ではありません。

ただ、だからといって、

相手の想いを感じなくていいのではありませんよね。

はじめにした質問、あなたはどうでしょうか?

2年前を思い出すことが悪いことではないです。

思い出さないよりはいいし、考えるきっかけにすべきことです。

ただ、思い出すという状況では、

あまりに感性が低いのだと知ってください。

たしかに、自分の状況だけで精いっぱいでしょうし、

そんな余裕がないかもしれない。

でも、思い出す程度では不十分です。

辛い人にとっては、毎日のことなのです。

一分、一秒の生きる瞬間のことなのです。

失うことの辛さは継続しているのです。

離婚したあなたも絶望したなら、

同じではなくても、その程度を、その辛さを感じ取れるでしょう?

世の中の、まるで記念かのようなこの騒ぎに

違和感を覚える、いや、怒りすら覚える

それくらいの感性を磨いてほしいと思います。

人が相手や、物事にかける想いの深さというのは

常に感じ続けるべきことなのです。

それくらい深い想いがあるはずなんです。

でも、多くの人は、

その瞬間は覚えているけれど、

忘れてしまう。

だから、喧嘩をしたり、自分に不都合が生じれば

簡単に相手と別れてしまいたくなるし、逃げようとする。

でも、相手が自分にくれた想いを継続して覚えているなら、

そういう判断はできないはずなんです。

震災にあった人たちは、今も、苦しんでいる。

そのことを片時も忘れない、それくらいの感受性をもつことは、

そしてそのとき、感じた各自の想いを保ち続けて

今日を生きること。

まさに、大切な相手を大切に、そして想うという

きわめて、当たり前のことができるかどうかと同じことなのです。

相手の想いを感じることは

とても難しいし、ときにはできないこともあるけれど

それでもなお、感じようと努力することが大切です。

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辛いから、辛い。

2013-03-08 21:33:38 | 日記
こんばんわ。

辛い状況に苦しんでいるとき、

辛い、辛い、苦しい。。。。

もう駄目だ、絶望的だ、。。。。

あがいても、あがいても、変化せず、

いや悪化していく現状と

精魂尽きて、ボロボロになり、

動くことすらできない日々。

多くの人は、いやほとんどの人が

その苦しみに耐えきれずにもがく。

しかし、相変わらず苦しむ。

だが、これはしょうがないということなのだ。

辛い状況なのだから、

辛いのだし、苦しいのだ。

そんな状況に耐えられる人なんて少ない。

人前では元気にふるまえても、

家ではボロボロかもしれない。

どうこうして、逃げようとせず、

避けようとしないことが

実は一番楽な道だと知ってほしい。

現実や、状況を否定しても無視しても

結局は何も変わらない。

いや、変わらないということを知っているのだから、

余計に自己嫌悪になる。

別に、辛いときに戦う必要もないし、

そんな気力も体力もなくて当然。

ただ、自分は今、辛いのだ。苦しいのだ。

そして望んではいないが、

そういう状況にいるのだ。

そう認めてしまうのが一番楽なのだ。

人間は理解したい動物なので、

「なぜ?どうして?」そう問うてしまう。

それもまた人間だから仕方ががないことだけれども、

体力も気力も戻ったときに

ゆっくり理由を考えてもいいではないか?

何もそんなことで自分をさらに苦しめる必要もない。

今はただ、理由はわからないし、理不尽だし、不条理だし、

納得できないし、認めたくないし、

でも、ただ今の状況は現実なのだと受け入れるだけ。

そしてそのことは一番大変な作業であることを

多くの先人たちは知っている。

みんな苦悩し、もがいた。

だから、あなたも大丈夫。

時間かかってもいいから、

ただ、ただ、自分の状況を、そういう状況なのだと受け入れてみよう。

受け入れて、はじめて戦う力も、這い上がる力も、

そして涙も出てくるというものなのだ。

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だれでもはじめては不安だし、恐い

2013-03-05 21:26:05 | 日記
こんばんわ。

離婚したとき、

いや、正確には、

離婚を相手に切り出された方、

つまり、自分が望んでいない場合、

多くの人が

あまりの衝撃に

動けなくなるだろう。

一瞬、何が起こったのかもわからないに違いない。

およそ想定していない事態

そのとき人間は状況がつかめずに混乱する

誰だって、はじめてのことに出くわしたときに

対処できる人はいないのではないだろうか

まして、他人の離婚体験すら詳しく聞いたこともなく

まるで他人事のようなことが

まさか自分に起こるとは思わない。

だから、あなたが今混乱していても、

わけがわからずに

状況を受け入れることができなくても

それはふつうのことであって、

あなたが精神的に病気になったのでもないし、

気が狂いそうかもしれないが、けしてそういうわけでもない

時間がたてば

ある程度は、冷静に考える力が戻るから安心していい。

それにしても

離婚というのは

おそらくあなたの人生で起こった一大事に違いない

そうでないなら、こんなに苦しくはないはず。

実際に、

ネットで探せば、離婚カウンセラーはたくさんいるし、

調停をしてくれる弁護士もいる。

だが、離婚であなたが辛い、絶望的な状況というのは、

いつも言うが

喪失体験 という経験による 悲嘆の反応である。

ほんとうの意味で、この喪失を理解して、

そしてどう耐え抜き、再び、自分らしい毎日に

戻れるのか、そしてその過程で注意すべきポイントを

説明してくれる人は、日本にはあまりいない。

実は本もとても少ないし、専門書が少しだけある程度。

臨床の専門家も日本にはまだ少ない。

あなたが読める、すぐに手に入る、
いくつか参考になる本は、このブログでも紹介しているので
2012年1月から、ゆっくりと読み進めてほしい。

そして一冊でもいいから、買って読んでみてほしい。

誰でも、不安なのだ。

何と言ってもはじめての経験なのだから。

でも大丈夫、必ず自分を取り戻せる日々が来る。

 
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人生の終盤でどう思うか?

2013-03-02 14:08:16 | 日記
こんにちは。

離婚する前も後も

多くの決断をしなければならない。

結婚するときには、

愛情があるから、どんなことでもバラ色に思え、

忙しくとも楽しい時間だ。

離婚は、結婚の何倍、何十倍の耐力がいるといわれる。

ただでさえ、ボロボロの精神状態で、

引っ越し準備、役所届や、会社での届け

周囲からの心ない質問や、興味にさらされる。

そして、新しい事もはじめることになるかもしれない。

仕事かもしれないし、

交友かもしれないし、

趣味かもしれない。

だから、多くの選択をする必要がある。

だけれども、

悲しみのプロセスにあるあなたにとっては

どれも自信がなく、心細い。

不安もある。

そんな状況においても

しっかりと押さえておかないといけないポイントがあるのだ。

いくらアルコールを飲んでもいいし、

異性と関わってもいい。

過活動で動きまわってもいい。

だけど、

人生の終盤で、今する判断、行動を

後悔しないかどうか考えてみたい。

そして、新しくしようと思うけれども

一歩を踏み出せないこともあるだろう。

その一歩を踏み出せなかったことを

人生も終盤のときに

後悔しないだろうか?

離婚して、辛い状況では

目先のことや、過去のことばかりが目に入るし、

判断基準も、とても狭いものになりやすい。

かといって、一年後や、10年後くらい先から見てみても、

絶望しているあなたには、どうでもよく感じられるかもしれない。

だから、いっそのこと、

もう自分の人生が残り半年というような

そんな状況から、今という時間を見てみたい。

人生は長くはない。

できることも限られている。

あなたは今、辛く絶望の中にある一日も

死を目前にしては、貴重な一日である。

望んでも、増やすことのできない「生」の時間だ。

辛く、絶望の日々をしっかり味わい、苦しみ抜き、

そして、少しだけ動けるようになったら、

そんなことをちょっとでいいから考えてみてほしい。

けして、あなたが経験した離婚という辛い出来事は

簡単には諦められないし、悲しみがなくなるわけでもない。

だからこそ、

今の自分の存在を、しっかりと見てほしい。

今、命あるあなた自身を。
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