離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

良い離婚と悪い離婚

2012-01-29 13:32:02 | 日記
離婚に良いとか悪いとかあるんでしょうか?

そもそも、ある時点での約束を結婚とするなら、

それが死ぬまで続くというのはおかしな感じですよね。

そもそも、無理がないでしょうか?

昔のように、女性が男性の収入だけで生活する時代は終わりました。

世の中も便利になり、たとえシングルでも生きていける。

自分の人生を生きるという点では男性も女性お平等。

さて、あなたの10年前、20年前の考え方、生き方は

今とは違うと思うのです。

ですから、今から10、20年後だって、今とは違うはず。

そういう意味では、永遠を誓うなどというドラマ的なのはさておいても、

結婚とは、現時点で、まあ5年先くらいまでは一緒にいたい。

できればずっといたい。それくらい大切な相手である。。
ということにでもなるんでしょうか?

先日、離婚した菊池桃子さんが、

人生で予想しないことが重なった。。。。。と言っていましたが、

人生はそういうものです。

明日災害で命を落とすかもしれないし、

癌が見つかるかもしれない。わからないのが人生です。

ただ、多くの方がまさか自分にそのようなことが起きるとは。。。

そう言います。でも起きますよ。ある確率では。そして死は常に隣にあるのです。

みんな都合よく忘れてしまうんですよね。。。

離婚に良いも悪いもないと思うのですが、

離婚に際して、当事者同士がしっかりと話すことができたか??

が重要なのではないでしょうか?

どちらもが完全に納得はできなくても、

そもそも納得はできないことが多いでしょう。

お互いに向き合って、ちゃんと言いたいことを言い、

そして別れる決断をする。

日本ではすでに30%、イギリスでは50%を超えている離婚率ですが、

これからもっと増えると言われています。

だからけして珍しくもなんともないいまどきです。

それぞれの人生はそれぞれ個人が責任をもつ必要があるのですから、

どうしても別れる必要がある場合もあるでしょう。

DV被害などでやむを得ないこともあるでしょう。

では、

どうしてどちらかが不条理だ!!と言いたくなるかというと、

この話し合いも不十分でかつ、一方的な攻撃、非難を繰り返し、

どちらかが現実と向き合わずに逃避し、責任を逃れる。

これによって、片方には、とてつもないやりきれなさや、

不合理、不条理、納得いかないという感情だけが残ります。

しかもそれを解消するすべがないというのが現状です。

たいていこういう対応をするパートナーというのは、

精神的な未熟さや、ある病態を有していることが多いのですが、

今の日本では、あまりに精神的な面に対しての社会的な認知度が未熟であるために、

たとえ、DVなど顕著なことがないかぎり、

家庭裁判所であっても考慮されることはないに等しいというのが

現実です。

つまり、やはり一方的に、不条理感が残ってしまう。

その後、とても苦しむのです。

どうしたって、離婚両成敗ということにはならない。

もし、あなたが、不条理、不合理だと思って、感じているなら、

それはあなたが正しい認知をしている証拠です。

少なくとも、あなたは相手を信頼、信用していたし、

人としての道は外れていない。

あなたに責任がないわけではないですが、少なくともそういう相手を選んだ責任は

ありますが、人間として、行動、認知が歪んでいるのではない。

ただ、そういう相手をどうして選んでしまったのか。。。

これは少し考える必要がありますがね。

そこから先は、カウンセリングの深い話になるのでまた後でにします。

離婚が良いとか悪いではないのです。

世間では、結婚できないとまるで人間的に問題があるかのような風潮もあったり、

肩身の狭いこともありますが、それ自体がおかしいと断言します。

人生においては、想定外なことだらけですから、

それゆえに、問題が起きたときにどう対処するのか、できたのか、

そして何を学んだのか、そこのところが一番大切なんです。

今、この瞬間に辛いあなたには、まだ理解できないかもしれませんが、

そこのところだけでも、心にとめていただきたい。
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離婚で失うものとは

2012-01-26 20:49:03 | 日記
今日のニュースで

あのデミムーアさんが心労で入院とありました。

先日、離婚されたばかりですね。

そう、それくらい辛いものです。

もちろん、DV,その他被害にあって

そこから逃れる場合には当てはまりませんが。

伴侶を失うだけでなく、

男性であれば子供とも会えなくなる可能性も高いですね。

それはあなただけでなく、ご両親にとっても同じことを意味しますよね。

孫と会えない。

さらに、恋人として付き合い、

想い出を作り、将来を語り、夢見て、そして結婚する。

だから離婚したときに失うものはそのすべて。

過去の楽しかった想い出は

思い出したくもなくなり、

正確には思い出すとやりきれないので、

抑圧して考えないようにするというのが正確でしょう。

そして、語り合った将来は消え去り、

共に購入した家具や、雑貨、当然写真もすべてが

見たくない、思い出したくないものに変わる。

そして一番大きなダメージは、

人生を、人を信じるということに

多かれ少なかれ疑問をもつようになるということ。

これをダメージととらえるか、転機ととらえられるかが

大きな違いにもなりますが、このことはまた後日お話します。

そして、さらに大きなダメージは

自己価値観が大きく低下してしまうということ。

少なくとも、伴侶がいたときのあなたは、

あなたを必要とし、価値を認めてくれていた人がいた。

少なくとも、恋人のときはそうであった。

何か、まるで必要とされないかのような錯覚さえ覚えるのだ。

きっとそんなあなたにとって、

どんな言葉も、考えも受け入れる余裕などない。

ただそれでいいのである。

それが普通なのだ。

もし、今、仕事に行けているのなら、すばらしい。

もし、外出できているなら、すばらしい。

食事したり、パソコンでも、読書でも、なんでも

少なくとも、何かできているということがすばらしいし。

あなたは、正常だ。

こればかりは、もうやりすごすしかない。

どんな高尚なスキルもテクニックも、用を成さない。

鬱で寝込んでいないなら、それだけで、完全にすばらしいのである。

もちろん、すでに寝込んでいるなら、今すぐに精神科に行ってほしい。

風邪をひいたら、医者で薬をもらうであろう?

薬で治るわけではないが、寝れないのなら、飲んでもいい。

心だって、同じだから、何も心配はいらない。

以前にも書いたように、

離婚は、れっきとした喪失体験であり、

死別と比べて、楽だ、大したことないなどという代物ではない。

だから今のあなたの状況は、正常な反応であり、

あせることも、あわてることもない、

立ち直りへの道筋はすでに、何千という人たちが通った。

だから安心して、やりすごそう。
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あなたの元相手は大丈夫?

2012-01-19 05:00:00 | 日記
おはようございます。

最近、知り合いから聞きました。

30歳の若者で、大きな企業の正社員。

結婚して、子供が生まれて幸せ絶頂かと思いきや、

ゴタゴタが重なり、奥さんが実家に戻ってしまった。。。

ここまでは、よくある話。

ちゃんと教養のある両親ならば、

ちゃんと旦那と話し合いするだとか、実家に逃げ込まずに

夫婦でちゃんと解決しなさいとか、娘を諭すこともあるのだろうが、

そりゃあ、相手が悪いだとか、娘がノイローゼになりそうだとか、

とにかく理由をつけて、帰さない。

旦那と会わせない。

で、そのまま離婚となり、

養育費もいらないから、子供にも会わせないと。

旦那は、完全にうつ病でアウト。

そりゃあそうだ。とてもつらいに違いない。絶望なのだ。手がないのだ。

もう会社にもこれないし、このままではそのうち、辞めるしかなくなる。

他人ごとに聞こえますか??

実は、今、日本でとてもこのパターンが増えているんですよ。

親は、高度経済成長期でガンガン働いて、家庭も顧みず、仕事人間。

その甲斐あってか、今は多少の貯蓄もあり、家もあり、定年後で時間もある。

だから、娘が家に居てくれて、孫までいれば文句なし。

愛情を必要なときに、注げなかっった親が、あわてて、今、愛情を曲がってかけようとしている。

本来の子供を思う愛情とは、場合によっては突き放したり、厳しく諭すことも必要だが、

もう完全に、甘やかし放題なんです。

でもね、どう考えても理不尽でしょう。DVしてたとかならわかりますが、

一度は愛して結婚した相手を、人間としてアウトになるまで精神的に追い詰めるやり方。

ここで知ってほしいのは、

そういう相手は、もう完全に問題のある領域だということ。

つまり、○○障害・・・という形でよばれる。
(レッテルで捉えないでほしい、つまりこれを絶対的な帰属にしてはいけない)

ぜひ、今は本屋さんの、カウンセリングか心理学のコーナーに行けば、

初学者向けにたくさんあるから読んでみてほしい。きっと納得するはずだ。

どうしてか、

つまり、愛情が必要な時期には、愛情がそそがれず、
子供の心が満たされないまま、大人になってしまい、自立できていないことがある。

それゆえに、認知のゆがみや、コミュニケーションがうまくできないなどのことになりやすい。

しかも、当然親子、家族でのことだから連鎖してしまいやすい。
どこかで止めないといけないのだ。

もちろん、すべてがそうではないし、あくまで一例でしかない。
ステレオタイプで見てはいけないことは強調しておく。

ただ、こんなに長々と書くには、訳があります。

こういう相手は、あなたに罪をなすりつけ、罪悪感をいだかせ、
そして、普通には理解し難い冷徹かつ、自己中心的な行動をする場合がある。

相手があまりに、堂々としているものだから、

まともな人間からすれば、逆に迷いが生じる。

もしかすると、自分がすごい悪いのではないか?

とんでもない勘違いをしているのではないか? そう思ってしまうのだ。

じゃあ、そういう相手を、事前に見抜けるのか?

それはかなり難しい。

昔から、言うでしょう??

恋は盲目だと。

あなたが特別に悪いわけではない。もちろん、反省すべきことはあるかもしれないが、

けして、人道に外れているわけでも、大きな罪悪感をもち、うつ病にもなって

人生を棒に振るようなことではない。

そして、相手は確実に、、少なくとも、問題があるということだ。

もちろん、価値観、常識というものはそれぞれであり、正誤はない。

だが、どんなことでも、相手を人間として不能にしてしまうほど、苦しめることがまともではない。

相手が苦しんでいる、まして一度は愛した相手であれば、情や、思いやりが人間としてあるのが普通ではないか?

でも、それがない。そういう人種が普通に存在していることが事実。

そのことは、本人がいつか気づくまで修正不能だ。そして、下手をすると一生気づかない。

だから、あなたは悪くない。

ただそれだけが言いたい。

あえて言う。

そんなことで、人生を台無しにしてはいけない。

あなたは、まともなのだから、罪悪感などもつな。

今、現在、離婚後、離婚前で悩んでいるあなたは正常だ。

そして、自分の人生を大切にしてほしいと願う。
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あなたの不安はどれですか?

2012-01-17 06:54:56 | 日記
離婚したとき、

あなたを襲う不安はたくさんあるでしょうね。

そして、1000回以上も自分に問いかけていることでしょう。

・これから先どうすす?

・もうひとりでは生きていけない。

・子どもとはもう会えないではないか。

・どうしてこんなことになったのか。

・新しいパートナーなんて、もうみつからない。

・自分はそんなに価値がないのだろうか。

・もう人を信じることなんてできない。

・会社で何といおう、友達に何と言おう。

・世間の目が怖い。恥ずかしい。

・もう二度とあの楽しい時間がもてないのだ。

・もう絶望的だ。何の希望もない。死にたい。

・生活費や、この住宅ローンはどうすればいいのだ。

・ひとりで老いていくことなど怖くて仕方ない。

おそらく、無限な数の不安があるでしょう。

そして、その不安を感じている自分が

もっと頼りなく、不安になるでしょう。

でもね、

それって普通の反応なんですよ。

誰でもそうです。

少なくとも、自己逃避していない、心が健全な人は。

TVで芸能人の離婚報道なんかしていても

結果しか報道しないし、皆、TVでその後も活動しているから

ケロっとしているのかと思うかもしれないが、

そんなことはない。

誰でも不安だし、心に傷を負う。

そこで、問題なのは、

不安を避けようとすること!

不安を避けようとすると、余計に不安になるんです。

つまりそこに意識が集中してしまうし、

不安が不安を呼ぶ。

これを克服するには、不安というのは自然の感情として

受け入れること。

自分は不安ではない!!などと感情を否定して抑圧しないこと。

素直に、今、自分は不安なのだと言えばいい。そうなんだから。

あってはならないものではなく、自然に起こるものだと知ること。

不安を書きだしてみるのもいいでしょう。

心にあるものを、一度外に出して眺めてみる。

これを心理療法では、「外在化」と言います。

そうしてみると、客観的、俯瞰的(ふかんてき)な視点で

不安の中身がわかり、より感情を整理しやすくなります。

そして最終的には、

不安の感情を味わう必要もあるでしょう。

味わったうえで、まあ、それでも自分は生きているなあとか、

でも、ご飯はおいしいなとか、

最低限、仕事はあるから、食べてはいけるなぁとか、

話を聞いてくれる友人はいるのだ、

などと、少しずつ自分にも恵まれている点があるのだと

気付けるようになる。

ちょっと厳しい言い方ですけれど、

不安から逃げてはいけない。逃げれば、相手と同じです。

不安から逃げる人生は、そのときは良いけれど

実りある人生にはなりません。これは断言します。

今、あなたは辛くて当然、悲しくて当然です。

そして不安があって普通です。

その自然の心の流れをふつうにやり過ごすことが大切です。

逃げるのではなくてね。

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あなたの否はなにか?

2012-01-15 06:32:36 | 日記
おはようございます。

離婚という事実

つまり、愛する人を失うという事実

これはとても辛いことです。

このブログの題名にもあるように

少なくとも

客観的に、社会的に、世間的には

自分に大きな否がないにも関わらず、

今つらい状況にいる方へのメッセージです。

もちろん、どの時点でかは、あなたにも否があるでしょう。

正確には、それは恋人として付き合う選択をしたからかもしれません。

結婚を決意するときかもしれないし、

日常の小さな事の積み重ねかもしれないし、

会社や子供のことかもしれない。

でも、虐待や、ギャンブル狂い、浮気、借金などでは

ないなら、理由はなかなかわからないでしょうね。

この場合、原因を探しても

なかなか難しい。おそらく、3年考えても答えはわからない。

人間というのは、

ひとつのことに原因を見つけると

現実のあまりの辛さから、その原因に飛びつきやすい。

だから、あなたと違い、

自分と向き合うことのできない、

いつも他人の責任にしてきた人(あなたの相手)というのは、

あなたや、その周りの家族に理由を見つけて、

それを罵り、罵倒し、責任を押し付けて、自己逃避する。

そうなれば、まじめなあなたは、自己評価が急落し、

まるですべての責任が自分にあるかのような錯覚に落とされ、

ボロボロになっていく。

ただ、今辛いあなたも、どんなに自分と向き合う姿勢があっても

辛さのあまり、簡単な理由で片付けかねない危険がある。

それは、あなたの将来の健全な生活を脅かしかねない。

だからいっそのこと、原因探しはほどほどにしてはどうだろうか?

まあ、3カ月もすれば十分だ。

それ以上しても新しい考えは出てこない。

なぜなら、本当にその答えを知るには、

あなた自身も今とは違う、もっと上の視点に

心が成長する必要があるからだ。

いずれは新しいパートナーと出会い、新しい生活へ進むとき、

はじめて、過去の経験の意味がわかるはずである。

だから、今は、自分にもきっと否があった。

でも、それは離婚するようなひどいことではないし、

まして自分が非難されるような悪いことをしたわけでもない。

その程度で一旦、止めておこう。

そしてあなた自身にお疲れさまと言おう。

「よくがんばっているよ!」

そう、自分に言ってあげてほしい。

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とても辛いという気持ちを大切に

2012-01-14 08:29:13 | 日記
おはようございます。

「離婚」 という二文字が

自分のこととなったとき、

昨日お話しましたように、

「否認」 が起きます。

要するに、現実を受け止めきれないわけです。

そして、それは誰でもそうだということもお話しました。

離婚に限らず、カウンセリングでは

グリーフセラピーという分野があります。

グリーフとは、悲嘆のことで、

身近な死、事故による身体の一部を失うこと、

リストラによる仕事を失うこと、今回の震災のように家財を失うこと

もちろん、離婚も。

このような喪失に関する苦悩に寄り添うカウンセリングのことで

専門的に学ぶ必要もあります。

ですが、カウンセリングや心理学の基礎が必要なので、

少しずつ私から、このブログでお伝えしていきますね。

何が言いたいかというと、

離婚というのは、世の中の人が考えているほど、安易でもなく、

立ち直れるものでもないのです。

それだけで、立派な学問になるほどのものなんです。

そして上に書いた、人生で起こるあらゆるライフイベントにおいて

「否認」 を本当に克服するのは、楽ではないということ。

自分では超えたと思っていても、その後の人生で

度々、その潜在的な想いから、トラブルになりやすいのです。

これをどう越えていくかによって、

あなたの今後の人生がすばらしくもなり、後悔するものにも

成りえるということです。

そしてその後悔はいつか??

そう、あなたが老年になり死ぬときです。

そのときに気づいても、どうしようもない。

だから、あえて、しっかりと時間をとり

離婚という事実と向き合うことが大切なんです。

これは、悲観したり、自分を責めたり、相手を責めることとは違います。

そして、離婚ということは、良いとか悪いとか、

評価したり白黒つけることでもありません。

自分の心で、ガッシリと受けとめることです。

相手の責任にしたり、環境や、状況のせいにしたり、

目先の享楽でごまかしたりすることは、自分と向き合っていないことです。

何の心の葛藤もなく、さらっと、

誰にでも、「離婚した」と言えるくらいにまで、

自分の心が成長することです。

そして、とても辛いということは

あなたと同じ経験をした人は知っています。

自分と向き合あうのを避けている人は、それを知りません。

このプロセスであなたが知るべきことは、

人の心の痛み、やさしさ、温かさです。

そして、本当の信頼関係や、愛情です。

依存や、自己中心的な人間関係ではありません。

これを超えたとき、はじめて、新しい人生への階段へ続く

扉をあけることができるでしょう。

だから、今、あなたは辛くてもしょうがない、誰でもそう。

辛くて、苦しくて、発狂しそうかもしれません。

絶望し、もはや自分のこれまでの人生価値観が崩れているかもしれません。

それも、みんなそうですから、安心してください。

自分と向き合わず、他人にせいにする人はたとえ、離婚してもそうはなりません。

だから、今、苦しんでいるあなたは、正しいプロセスにいると知ってほしいのです。

安心してください。

大丈夫です。

人生で起こることは、あなたにとって学びであることを信じてほしいのです。
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これからどうするか

2012-01-13 21:02:43 | 日記
こんばんわ。

先日、書いたようにもはや欧米では

離婚はふつうです。

日本ですら、もう偏見というのは少ない。
とはいえ、まだまだ社会的に見ると
微妙でしょうか、

それは日本人の性格によるのかもしれません。
やはり人並み、目立たないこと、足並みをそろえることを
重んじる民族なので。

まずはじめに。

結婚するときに、離婚のことを真剣に考える人はいませんね。

もちろん、周囲にも、身近にも、離婚した人はいるでしょうし、

TVでも毎日見るでしょう?

でも、まさか??自分が??

そう思うんですよ。誰でもね。

誰だって、病気になるのに、いざ自分がなると

まさか!!っていうのと同じです。

感情としては

まず 「否定」 

現状が認められない。

混乱している。いや、錯乱に近いかもしれない。

そして、自分で天に問いかける。

「どうして?」「なぜ?わたしが?」
「どうしたらいいの?」

そして、「不安」

「これからどうしたらいいのだ?」
「お金は?子供は?」
「家は?生活は?仕事は?」

そして、相手への愛情、未練。

誰でもそうなんですから、あなただけではない。

まずそこからがスタート。

この「否定」「不安」を抜けるのにとても時間がかかる。

1週間というレベルではないですよ。

数か月かかるかもしれない。

ちなみに、私の経験では、

3カ月は必要。

それも一進一退。

まず、それについては、人間というのはとても弱いもの。

無理なんです、すぐに起き上がるのは。

だって、愛する人と結婚していて、いきなり失うわけですから。

まずは自分が弱いということ、自分にとって一大事だということを

認めてあげてください。ここで感情を抑えないように。

それからもうひとつ。逃げてはダメ。感情と向き合う必要がある。

ここで逃げた人は、結局、後で後悔しますよ。

目先の楽しいこと、逃避対象を求めたら、確実に将来、つけが来ますので。

あなたに、紹介したい本があります。

「離婚の日からどう生きるか」
 心を癒し、自由になるための19ケアステップ

 ブルース・フィッシャー、ロバート・アルベルティ著

唯一、自分のために使える本だと思います。
心にフォーカスしている。そして、すべてが納得できる。
ちなみに、安易な慰めや、スキルは書いてありませんよ。
それだけに、内容は、とても厳しい本でもあると思いますが、
カウンセラーの視点で見ても良い本です。

書いてあることを素直に実行してください。
ちなみに、どれくらい厳しいか?
たぶん、最後のワークまで超えるには早くて、半年、平均で1年かかるでしょう。
でも、確実に成長し、希望へつながるはずです。

アマゾンでぜひ。

最後に、苦しむあなたへ。

あなたの経験している苦悩、辛さ、哀しさ、不安、孤独。。。

すべての感情を、これまで乗り越えてきた人が無数にいます。

私だってそうでした。絶望の淵にいました。

そして、とても厳しい言い方なのですが、

現状を、そしてこの結果を

あなたが受け入れようと、受け入れまいと、変化はしません。

そして、1週間悩んで考えても、これから先の人生をすべて費やして
考えて、悩んでも、このことは変わりません。

変わる可能性があるとするならば、それはあなたが成長して、

新しい人生を切り開いたときです。

そしてそれはあなたにしかできません。あなたの人生ですからね。

あなたの人生を信じるしかありません。それしか我々にはできないのですから。





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結婚と離婚の幻想

2012-01-11 22:16:54 | 日記
こんばんわ。

世の中のニュースの話題は、

政治!!ではなくて、

芸能人の結婚と離婚、そして、殺人事件。

本当に注目すべきは、復興であり、政治である今の状況で、
少し日本はおかしいのでは?そう思えてしまいますが。

そもそも、結婚とは何でしょうか?

日本では婚姻届なるものを提出するので、離婚届けも必要ですけれど、

世界を見渡せば、そんなものいらない国もあります。

そもそも、一夫多妻の国すらあるのですから。

ただやはり、第○夫人からは嫉妬を受けたりと大変なそうですが。

ある人は、離婚届けを出しに言ったら、

また婚姻届をいただいたと。なぜ??と聞いたら、

すぐ復縁する人が多いからだって(笑)

1992年時点でロシアのモスクワでの離婚率は75%。

アメリカだって現在は50%以上。

つまりどういうことかというと、離婚は普通です。

そして、ある調査によると

40歳以上で一度も結婚したことがない人と

離婚した経験のある人とどちらが、世間的に懸念を示すかというと、

一度もしたことがない人の方があやしまれるそうです。

あなたが相手ならどちらを選びますか?

かの有名な科学者であるアインシュタインは言っています。

「ある偶然の出来事を維持しようとする不幸な試みを結婚という」

さすが天才、言うことがすごい。

そんなことはない!!!!

運命の出会いもある!!! という人は

まあ幸せではありますが、人生を知らないと言わざるを得ない。

離婚という言葉がどうであれ、

そこに発生する人の心理という点で見れば、

とても辛い。それしか言えない。

特に、離婚時点で相手を愛している側にとっては

筆舌しがたい絶望と、地獄がはじまる。

ただね、ただね、よーく考えてみてください。

結婚とか離婚ていうのは、法律でしょ?

そもそも、日本にでも、内縁っていうのもある。

好きなら一緒にいればいいし、嫌ならいれない。

ただそれだけですよね。

指輪したければ、恋人でもするでしょう??

教会や、神前式と言っても、別に特定の宗教があるわけでもないでしょう??

つまり何が言いたいのかというと。

ぜーんぶ、人間が作り出した規則ということ。

宇宙的な視点で見れば、どっちでも、どーでもいいわけです。

だって、好きなら一緒にいればいいだけだから。

最近は、夫婦別姓もあるしね。

つまりすべては人間のそして、日本人の幻想。思い込み。

×いちなんて言いますが、何が×??戸籍にはそんなのないしね。

ほんとに結婚が○??

だから、結局最後に残るのは、こころの辛さだけ。

次回からはどうそれを乗り越えるのかを書いていきたいと思います。

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その苦しみはふつうです

2012-01-10 21:11:12 | 日記
こんばんわ、

今、苦しんでいるあなたへ。

その苦しみ、辛さ、哀しさ、孤独、

すべて、正常です。

そして、正常な地獄です。

あなたが特別に精神的に脆いのでも、弱いのでもなく、

あなたが特別におかしいのでもない。

苦しくて当然です。

なぜなら、それは大きな喪失体験だからです。

心理学的には、死別と同様に離婚は扱います。

誰か身近な人が亡くなれば

それは物凄く辛い出来事ですよね。

あなたも涙したことがあるでしょう。

心理学的には、喪失体験として、離婚も同等なんです。

人生で過酷なライフイベントとして

死の次に来る、堂々の第二位です。

そして、

何しろ、適切に立ち直ることが極めて大変かつ辛い。

でも、大丈夫です。

多くの人がその壁を越えてきました。

朗報なことは、

あなたが、人類で初めてではないということです。

自分の苦しみは世界最大級、最強だと

誰もがそう思っていたけれど、

やはりちゃんと乗り越えることができました。

だから、乗り越えるための方法があります。

先人たちの智慧があります。

安心してください。

次回からはもう少し具体的な内容へ。
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離婚は辛いよね、誰でも

2012-01-09 21:24:53 | 日記
はじめまして、

私は、プロのカウンセラーであります。

でも、まさかの解散2回。

いや、正確には、1回目の解散時は、ただの会社員でした。

離婚というのは、最近ではけして珍しくはないですよね。

アメリカでは50%を超えています。つまり2人に1人です。

70%を超える国すらあります。

でも、結婚にドラマがあるように、離婚もさまざま。

DVや、浮気、ギャンブル、・・・と、誰が聞いても

そりゃあそうでしょう。と言わざるを得ない場合から、

どうして? なぜ、あなたが? そういうものまで。

そして、どうして?なぜ?そういう人に限って

離婚後に、とても苦しむのです。

場合によっては、鬱から抜け出れず、完全に社会生活ができない状態にも。

哀しくないことはありませんし、誰でも、どんな場合に苦しみは伴います。

でも、今も辛い苦悩を続けている方へ、

安易な慰めや、フォローは欲していないと思います。

自ら苦しみ、絶望し、耐え抜いた経験と、

そして、プロのカウンセラーとしての専門性を活かして

安易な慰めでも、癒しでもない、

ほんとうの意味で、

あなたに届けたい言葉をつづっていきます。

詳しいことは少しずつお話していきますけれど、

私とて、けして平坦な道ではなかった。

いや少なくても、私の人生だって、未だ継続中でもある。

生きたことばをあなたへ。
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