離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

感じる大切さ

2023-09-24 09:45:09 | 日記
私たちは、毎日いろいろな人や出来事に触れて

その場で判断しないといけないことや

じっくり考えたり、悩んだりして行動することもあります。

朝起きた直後、今日は少し身体がだるいな、重いな、

すっきりして身体が軽いな、

職場で話していて、いらっとしたり、ほめられてうれしくなったり。

街中でふと、通りすがりの他人を見ながら、

おしゃれだなとか、きれいな人だなとか、

何だかしんどそうだなとか。

でも、私も含めて多くの人はその場だけで忘れてしまいます。

なんでも良いので、一日にひとつだけでも、どう感じたのかを味わってみてはどうでしょう。

例えば、自分自身のことなら、

今日は少しだけ気持ちが軽いとか、

以前と比べて、少しだけ、うれしいとか喜びを感じることができたとか。

食事がおいしく感じられたとか

新しいことに興味が持てたとか

友人や職場でも、少しだけ楽しめたとか。

悲しみの底にあるとき、ずっと苦しい毎日、暗い毎日と感じますが、

数か月、1年、2年と少しずつ、ほんとうに少しずつですが、感じ方は変化しているもの。

感じ方を少し丁寧に見つめてみると、

変化を感じることができるように思います。

今日も一日、ゆっくりと過ごせますように。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリーフに気づく

2023-09-17 17:15:08 | 日記
当時、離婚調停中から、日々苦しんでいたなかで、

きっかけは忘れてしまったが
「グリーフ=悲嘆」という言葉を
知ったとき、何だか少しだけ安心したことを覚えている。

身体は調子が悪いのに、原因がわからずに病院をハシゴして
ようやく病名がついたのと同じような感覚かもしれない。
病名がわかれば、治療方法もわかるし、見通しもわかってくるのだから。

日々苦しんでいるなかで、それまでの自分とは全く違う自分、
何もできなくなってしまった、人生が変わってしまった、
暗闇でもがき苦しむ毎日の繰り返し。

以前も書いているが、すべてにおいて虚しさを感じ、
見る景色はモノトーンとなり、睡眠不足からはじまり、あらゆる不調。
ふと涙が出て止まらなくなったり、職場でも、どこでも動悸や不安が襲ってきて
どうにも対処できない毎日の生活。

街ゆく人たちを見れば、子供連れの夫婦や、カップルばかり目にとまり、
それが嫌で、休日は引きこもる。

心療内科を探しても、サラリーマンが通える時間帯にはやっていないし、
そもそも予約待ちで2週間後。
どうやってカウンセラーを探して良いかもわからない。
ただ話を聞いてほしいだけ。

そんなとき、自分は「離婚によるグリーフの状態なのだ」
そう気づくことができたことは大きかった。

それからたくさん調べて、本を読み、グリーフを学び、カウンセリング自体も学んだ。

世の中で、グリーフという言葉は一般的ではない。知らない人がたくさんいる。
死別や離別はもちろん、失業や、身体障害になることも、何かを失うことは、グリーフに通じる。

巷に言われるような、「
前を向いて」「メンタルが弱い」「そろそろ気持ちを切り替えて」
「思い出の品は捨てて、新しい道を歩もう」「いつまで落ち込んでいるの」
「新しい恋人を見つけて・・・・」

誰もが経験するこんな他人からの言葉もグリーフの視点では、
正解どころか逆効果だったり、二次的被害につながりかねない。

離別によっておこるあなたの今の状況は、
喪失体験によって起こっているし、根本的にあなたが変わってしまったのでもないし、
病気になってしまったわけではなくて、

「離別」という明確な原因があるのであって、
特効薬はないが、
きっと新しい自分に出会い、あなたらしい時間を取り戻せる。

焦らないこと、ゆっくりと、ゆっくりとでいい。
他人には変化していないように見えても、きっと少しずつ変わっている。

自分の流れのままに過ごしていい。

今日もゆっくり休めますように。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落ち着いて考える

2023-09-13 19:19:00 | 日記
日常生活で、

これまでの人生で、

ありとあらゆる常識や慣習

当たり前と思ってきたこと

なんだか納得できないことや、

仕方ないと思ってきたこと、

そんなことを落ち着いて見てみる

世の中は理不尽で不公平で、弱肉強食。

今日、目にした記事で、経団連の会長が

消費税で少子化対策をすれば良いというのに対して、

世間では不満が噴き出した。年収1億以上の人に何がわかるのだと。

一度、庶民の給料で生活してみろと。

政府は育児給付や育児休暇ばかり取り上げるが、

子供を授からない夫婦や、

そもそも子供を産むことを選択しなかったり、

結婚しない選択をする人たちには、何もしない。

まるでそれがルールから外れたかのように扱う。

要するに、人生は不平等だし、不公平だし、

それすらも前提なのだと考えると、

自分がどう生きるかはなんとなく理解できてくるのではないか。

誰かに遠慮したり、巷のルールや慣習に従う必要があるだろうか。

生きたいように生きればいいし、

人生は生まれたときから、

ゴールは締め切りのわからない死でしかない。

生まれたら最後、全員死ぬのがゴールだ。

人間の最後の学びは、死をどう受け入れるかでしかない。

人生ルールなどはじめからないし、あるように見せられてきただけ。

あなたがしたいように生きればいい。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一つでも変えてみる

2023-09-06 08:33:12 | 日記
苦しみや悲しみ、不安や恐れのなかで
どうにも抜けられないことがあると思います。
離婚の苦しみのなかでは、得体の知れない不安に襲われることも多いかもしれません。

朝起きて、家事をして、いつもの通勤ルートで職場に行って、
いつもと同じ仕事をして、また帰って、寝る。
仕事や人と会うことすら、しんどい日々が続くなかで、
家に帰れば、一人で悲しみと不安に向き合って過ごす。

そんな毎日のなかで、何か些細なことでも良いので

ひとつだけ変化させてみましょう。

自宅から駅までのルートをちょっとだけ変えてみたり、

毎日の晩酌のビールをちょっと贅沢なクラフトビールにしてみたり、

朝ちょっと早起きして、瞑想したり、読書をしたり、

テレビをつけずに、ストレッチしてみたりと。

以前も書いてますが、私は仕事帰りに本屋さんめぐりをしてました。

平日の夜に空いているスパに行って、リラックスする。

繰り返す日常と悲しみの日常に、ちょっとでいいから変化を与えてみる。

それがわずかですが、刺激となって、少しずつ、少しずつ変化してくる。

私は心理を学ぶために通信大学に入りました。
カウンセリングのセミナーに飛び込んで、新しい学びを始めました。

やりたかったけど、あきらめたり、忘れていたことを次々に挑戦しました。
新しい人生を生きなおすつもりで、興味のままにいろいろと動きました。

心理の大学へ入学したり、コーチング、カウンセリング、、、
筋トレ、マラソン、トレイルランニング、ボルダリング、登山、ロードレースなど。

離婚を経験したなら、それ以上の大きな変化など、そうはないのではないでしょうか。
新しいことに挑戦するのに、遠慮することもありません。

自分の興味、そして心が癒される、少しでも楽しめる方向へ、舵をきるチャンスです。

小さいことから少しでも変化してみましょう。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする