離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

人生の比重(1)

2016-01-29 00:00:01 | 日記
人は誰でもそうですが、

何かを失うと、そればかりが頭から離れず、

そして人生のすべてがそれしかないように感じます。

特に、離婚をはじめとして、

死別、失恋、リストラなど、

生活のなかで大きなウエイトを占めるものを失えば、

あたりまえのことです。

だからそれを失うことで

絶望を感じ、未来は暗闇となり、

生きる希望を失い、

どうしてよいのかわからなくなる・・・・

もう自分の存在自体がどうでもよくなったり、

何もする気がしなくなってしまいます。

もしあなたがそうだとしても

みんなそう。

私もそう。

どんなに勉強しても、仕事ができても

お金があっても、とにかく大きなものを失うということは

それだけ大きなことなんです。

だから、そういう感情が間違いだとか、あってはいけないなどと

そんなことは言いません。

当然の想いだし、感情なんです。

それはそうとして認めてしまいましょう。

否定したり、抑圧するからおかしくなる。

そう感じるからそうなんです。

逆に、これもいつもお伝えしていますが、

そうでもないなら、

そうでもないこと。大したことないというだけ。

あなたのキャパシティーを超えてなくて

まあ、なんとか大丈夫なこと。

だから、絶望するのは仕方ない、

ただ、絶望することが悪いと決めつけることでもない。

良いとか悪いの価値観ではなく、

生きていると

そういう感情も味わうのだと気づく。

まだまだやりたいことがあるときに、

いきなり余命宣告うけたり、

もっと一緒に過ごしたいのに、

突然別れを切り出されたり、

とにかく、突然のことには準備できていないし、

想いが残るから、

そう感じてしまって当然。

さて、それを前提として、

次回、ちょっとまた一緒に考えてみましょう。

次回につづきます。