離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

丁寧に生きる

2017-08-26 00:00:01 | 日記
離婚して

もう人生なんてどうでもいい。

どうにもならない。

投げやりというか、生きることにすら何も思わなくなる。

神も仏も信じられないし、

どうでもいい。

そんな時間が長く続くかもしれません。

その苦しみの時間を抜けて、

一日一生 という想いで自分の人生を再構築すると

大切なものが見えてくる。

生きるべきは今しかなく、

生きることができるのは、この一瞬でしかなく、

明日の朝、目が覚めるという保証などどこにもない。

まるで本に書いてあるようなことを言うが

事実としてそのとおりだと思う。

将来のため、未来のために貯金も必要だし、

今を忍耐して、楽しみを後回しにすることも必要かもしれないが、

私たちの未来は、実に不確定だと知っているではないか。

結婚したときに、離婚するとはだれも思わない。

将来の不確実性。そのことに気づいたとき、

あなたの生き方を変えるときではないだろうか。

今すべきことは、今すべきだし、

楽しみたいことは、楽しむことも大切ではないか。

貯金も必要だが、今ほしいものを我慢して、

やりたいことを先延ばしにして、

それを実行するときはいつか。。。

ちなみに、

結婚している人だって、夫婦で同時に死ぬわけじゃない。

どちかは、必ず独りになるのだ。

独りの時間は人間にとって、切り離せない時間であり、

誰もが必ず経験するのだ。

今、この時を丁寧に生きる。

今日一日を丁寧に生ききる。

人生を丁寧に生きる。

残りの人生の時間は知ることができないから。

あなたにとって、意味を見つけだすのは

他人ではなくて、あなただけです。

あなたが自分の軸を見つけて歩めるように

応援しています。
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たいていの人は変わらない

2017-08-23 00:00:01 | 日記
離婚という悲しく、つらい事実と

折り合いをつけて生きていくために、

あなた自身に変化が求められています。

離婚という背景には、

いろいろな理由があるはずですが、

その相手と結婚したという点においては

少なくとも、自分の決断でしょう。

では、離婚していない人が、優れているのか?

というと決してそうではありません。

日本のように、家庭内離婚や別居して、子供のためにという

考え方は、少なくとも欧米ではメジャーな考え方ではない。

結婚という事実のみにしがみついている方が

よほど未熟とさえ言えます。

離婚して、向き合うべきことは、

すぐれているとかそうでないとか、

欠点があるとか、ないとかではなく、

事実を客観的にとらえて、学ぶことです。

離婚して、苦しんだ人が、再婚することは珍しくありません。

永遠の愛を誓ったなどと言い、自分には、この相手しかいないと

思ったことは事実としても、どうして再婚するのでしょう。

つまり、人間というのは、その場その場で、自分の都合の良いように

考えてしまうというのも事実です。

そのときは、変化して、自分を変えようと努力しても

のど元過ぎると忘れてしまい、

新しい恋人ができれば、元の自分に戻ってしまう。

でも、ほんとうに変化できたら、あなたは今までと違う生き方ができるだろうし

新しい人間関係が築ける。

あなたがどう変化するのか、したいのか、じっくりと考える時間は、

この苦しみと悲しみに沈む今しかありません。

自分を責めたり、他人を批判したり、

相手への想いを募らせているだけでは変化はできません。

相手への想い、懐かしみは大切にして良いのだけれども、

いづれにしても、次の一歩は、あなた自身でしかできないということは

間違いないのだから、人生において最大限の覚悟がいるし、

その分、苦しみも多いかもしれません。

それでも、変化した新しい自分の人生を選びたいなら、

今しかないと思いますが、あなたはどう考えるでしょうか。

昔を知っている人からは、変化してしまった・・・と言われ、去っていくかもしれません。

でも新しいあなたに出会う人もたくさんいるはずです。

少なくとも、良い方向へ変化したなら、必ず。

こう言っても、変化できない人が多いのです。

変化したとしても、元にもどってしまう人も。

私が思うには、いや私の経験では、

どれだけ苦しみ抜いたのか。。。その記憶と学びが

変化への原動力となり、変化を維持することになるようにも思えます。

日々、辛い、苦しみの中にいると思いますが、

今は何もできなくてもしょうがない。

日々、動けなくても、生きているだけで十分に耐えていると思うのです。


でも、行くべき方向、自分の進むべき方向は、

もし、この状況に生涯留まり続けたいというのでなければ、

すこしでも自分なりに考えてみてほしいのです。
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人生とは・・・

2017-08-20 00:00:01 | 日記
とても重い質問ですが、

ほんとうに、人生とは何なのか・・・

つい数日前にもスペイン・バルセロナでテロが起きてしまいました。

13人もの方が亡くなった。海外から旅行していた方も被害にあった。

少なくとも、命を奪われるような必然性はなかったに違いありませんよね。

それでも突然人生が終わってしまう。

朝食事をして、ついさっきまで観光を楽しんでいた家族が奪われる。

この人しかいないと結婚を決めた相手が事故に巻き込まれる・・・。

想像しただけでも、その苦しみの深さは計り知れません。

あなたにとって、離婚という問題は

あまりに大きく、辛い出来事であることは間違いありません。

命があるから良いなどともいえるレベルではないほどに、苦しいでしょう。

もう先行きが見えず、トンネルに閉じ込められているようにも感じるでしょう。

それでも、あなたの人生はまだ続くということだけは事実なのです。

続くというよりは、続けることができるという事実です。

わたしはよく、天命ということについても考えてきました。

宿命、運命、いろいろな言い方がありますし、少しずつ意味が違いますが、

いずれにしても、私が思うところでは、

神のご指示のとおり ということでしょうか。

この人生というものは、少なくとも、私自身がコントロールできるレベルではないことは

間違いありません。

結婚したパートナーですら、どうにもなりませんでした。

病気やケガもそうでしょう。

誰と出会い、誰と別れるかも、どうにも制御できるようなものではないわけです。

神様なんていないから、誰も関係していないというのもひとつの案です。

でも人というのは不思議で、やはりだれか、神様でもいいから、誰かが制御しているのだと

考えた方が楽という場合もあります。

いつも言うように、私は特定の宗教はありませんが、

少なくとも、人智を超えた力がこの人生には働いているということは信じているのです。

博士まで出た、芯まで理系の私でも、その一点は信じているのです。

医者でも、サイエンティストでも、多くの方がクリスチャンであり、

バイブルの創世記を信じている人もたくさんいます。

お伝えしたいことは、それが真実かどうかは問題ではないし、

どうせ確認などできません。

自分の信念、軸、思想をどう位置付けて、この人生という得体のしれない時間を

生き抜くのかが大切だと思うのです。

もう私も人生の半分を越えました。

真実などというものに興味もなく、

自分の人生の終着点、そしてプロセスをどうしていくのかという点に

絞っています。

死を迎えるときに、後悔だけはしないようにと。

今を苦しんでいるあなたには、少し難しく、どうでも良い話かもしれませんが、

いつもいうように、私は、このようなことを多角的に考えることで、

抜ける道が見つかってくるように思えているのです。

離婚という苦しみは尋常ではないことは確かです。

誰も解決方法は教えてくれません。

だから、普通の、これまでと同じレベルでは抜け出すことができないのです。

自分を大きく変化させていくことが必要に思えます。

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苦しみの中身

2017-08-14 00:00:01 | 日記
わたしが苦しんでいた時期で

一番強い想いは、 むなしさ  だった。

自分が全力で努力して、人生にむきあってきたことが

崩れたとき、

すべての価値観が崩壊した。

信じるものがなくなったと感じた。

もちろん、寂しさ、悲しみ、孤独、怒り、・・・

あらゆる想いはあった。

だがそれらすべてを包含して、むなしさ が強かった。

どうでもいい。

どうなってもいい。

そんな想いしかなかった。

何をしても楽しくはない。

時間を過ごしているだけ。

新しいことに挑戦したり

新しい人たちと出会っても

最後は、虚しさ しか残らなかった。

だがそれらを超越したとき、

他人をコントロールすることを手放した。

正確には、それしか抜ける手段がなかった。

だがひとたび、手放せば、大きな変化となった。

もちろん、今でもコントロールしようとしてしまうことは多々あるし、

無意識にしていることもある。

だが以前と比べれば、ほんとうに大きな変化となっている。

カウンセラーは、気持ちのニュートラル(中立)ということを学ぶ。

相手の話を聞いて、良いも悪いも判断しない。

相手が言うことが良くても悪くても、それを判断せず、批判もしない。

なぜなら、相手が言うこと、それは相手の心の中では、常に正しいからである。

そんな練習を続けてきたことも、手放せた理由かもしれない。

心をフラット(平ら)にして聴く。

心をフラットにして、行動する。

きっと、あなたも、かなり楽な気持ちになれるのではないか。


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そろそろお休みでしょうか

2017-08-11 00:00:01 | 日記
そろそろ、

お盆休みとなる方もあるかもしれません。

いつもと同じですが、

家族がいるときは、連休は忙しくも楽しいものでしょう。

テレビでみる渋滞も、それはそれで連休らしいものでしょう。

でも、きっと苦しんでいるあなたには、

さらに苦しめる時間になるかもしれませんね。

お正月、GW、お盆休みと

これらの連休をひとりで過ごすことができてくると

ようやく、立ち直りのスタートだと感じます。

もちろん、テレビを見ても、街の人々を見ても

辛い気持ちはありますし、

寂しさや、虚しさ、懐かしさ、、、

気持ちが動揺し、時には、振り回されることもある。

だけど、自分の時間として過ごせるようになると

すこしずつ変化してくる。

別に旅行に行かずとも、

本を読んだり、部屋の模様がえをしたり、

ひとりで海や公園でのんびりしたり。

家にいても、おいしいものを食べてDVDを見たり、

いつも通りにジムに通ってもいい。

世間で一人で過ごしている人は意外と多いと気づくかもしれない。

今までは家族がいたから、気づけないが、

今の日本では、シングルだって非常に多いし、休日を独りで楽しんでいる人もたくさんいると

知ることができる。

そんなことを言っても、

あなたの苦しみの救いにはならないとは思うが、

いつもと違う時間を過ごしてみてほしい。

勇気を出して、一瞬でも。

それが何かのきっかけとなるかもしれない。

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自分中心へ

2017-08-08 00:00:01 | 日記
わたし自身が離婚で学ばんだことのひとつ。

とにかく、自分というものを中心にしていくということ。

わがままというのではなくて、

生き方の中心を自分に定めるということ。

そうでないと過剰に依存したりもしてしまう。

相手を思いやることはとても大切なことであるし、

相手が大切に想うことや、望むことを叶えたい、

自分にとっても同じ気持ちだと思うことは

ごくふつうのことだと思います。

それが悪いのではなく、

ずっとそんな感覚でいると、

もはや相手と一体化してしまい、自分を見失うことになりかねません。

もちろん程度問題であるし、相手と一体化した想いも悪いわけではないのですが、

完全に同化してしまっては、どうでしょうか。

いつもいうように、

あなたの人生はあなたが責任をもって生きるものですし、

相手にとっても、子供にとっても同じです。

いくら結婚していても、恋人でも、子供でも

その絶対原則に踏み込みすぎるとトラブルになります。

アドバイスしてもいいし、自分の想いを伝えてもいい。

でも、それは、いつも言う I(アイ) メッセージであって、

You(ユー) メッセージであってはならない。

あなたはこうするべきだ、とか こうしなければならない という 「べき」論になると

これは相手をコントロールしようとしているのであって、

もはや上下の関係になる。少なくとも対等ではない。

子供にはそれでよいと思うかもしれない。たしかにある場面では正論だが、

子供が死ぬまで、あなたは生きていないし、将来の変化した時代を生きることもできない。

子供は子供の人生を自分で生きるしかない。

これを突き詰めていくと、

やはり、あなたはあなた自身を中心にすえて、生きるのが良いのではないだろうか。

少なくとも、相手をコントロールしようとすることは

人間だれしもあって、無意識にしている。

もちろん、私も同じだが、

相手に腹立たしいときや、上下に立ってしまっていることもある。

だがそれにいち早く気づくこと、誤り、修正し、コントロールを手放すことができるようになった。

カウンセラーでも、近親者にはやはりそういうこともあって、

気づけるスピードが違うのかもしれないと思うのであるが、

気づいたら手放す。いつもそのリスクを把握しておくこと。

自分中心に生きる。

これはけしてわがままなことではないと思うのです。



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グリーフの苦しみ

2017-08-05 00:00:01 | 日記
このブログを読んでくれているあなたは、

グリーフという言葉を知っているでしょう。

でも、世の中では、そう知られた言葉ではありません。

日本語では、「悲嘆」「グリーフ」といい、

「Grief」 と書きます。

死別や、離婚、リストラ、障害、生き別れ 

あらゆる喪失の悲しみを意味します。

グリーフカウンセラーは、海外ではかなり専門的な教育機関もあり、

専門家が多数いますが、日本ではまだまだ少ない。

震災や、いろいろな事故で、たまにはその名称も知られるようになりましたが、

いい加減な人たちも多く、信頼できる本当のプロは少ないのが現状。

傾聴ボランティア というのもありましたし、すばらしい取り組みですが、

残念ながら、トラブルが多かったのも事実。

傾聴(けいちょう) というのは、会社なんかでも研修があったりするくらいですが、

専門的なカウンセラーが、生涯かけて学んでいくほどに深く、難しいスキルです。

そんな日本では、まだまだグリーフの苦しみを真に理解できている人が少ないのです。

あなたも経験していると思いますが、

悲しみ、苦しみ、虚しさ、自殺願望などだけでなく、

眠れない、食べられない、仕事ができない、ぼうっとする

めまい、頭痛、下痢、便秘、動悸、おちつかない、不安感、孤独感、

記憶力の低下、細かい作業ができない、

自己嫌悪、自己肯定観の低下、内臓の不調、気分の高揚、落ちこみなど、

ありとあらゆる身体症状、精神への影響が出ます。

知識のない心療内科医では、あっさり、普通のうつ病と診断するくらいです。

ただ、うつ病とは全く違うものです。薬だけ飲めばよいというものでもない。

原因があるのです、深い喪失の経験があったから、こうなっているのですから。

とはいえ、身体の不調は不調なので、医者に行くことは大事です。

薬で対処可能なことはしておくべきだだし、定期的に確認しておくことは必要です。

あなたにとって、ほんとうに必要なことは、

この悲しみをどうにかすることではなく、時間は必要ですが、

ゆっくりと、、ほんとうにゆっくりと、日々を歩みながら、

心の落ち着きを取り戻していく作業。

悲しむ時間も必要なのです。無理にポジティブにすることも必要ありません。

ひとつずつ、段階を踏んで、この悲しみに折り合いをつけていくことが必要なんです。

あせっても、なかなかそううまくはいきません。

このブログで、あなたの心の整理の何かにお役に立てればと思います。



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わたしの対処

2017-08-02 00:00:01 | 日記
これまでも、バラバラに書いていますが、

わたしが離婚して10年の間、

どれだけもがいてきたのか・・・。

もちろん、はじめの1年は調停もあり

ボロボロ、完全に生活は停止し、生きていたとはとても言えない状況、

這うように職場に行き、全く何もできず、

悲しみ、虚しさに暮れて、トイレで落ち込みを隠す日々。

安定剤も飲んだし、酒も一緒に飲んでいました。

調停費用やら、養育費で、新卒社員よりも手取りがないくらいで

毎月、家賃を払うにもぎりぎりの生活。

詳しい話は過去にも書いていますよね。

仕事がようやくなんとかできるのは1年半くらいしてから。

それでも、仕事をしながら、カウンセリング、コーチングを学ぶために

スクールに通い、新しい人たちと出会い、

理系100%の私は、働きながら、心理学の大学を出て、

カウンセラー、キャリアコンサルタントの公的資格を取り、

グリーフカウンセラーの専門資格もとりました。

セミナーを自分で開催して集客したりもしました。

仏教、キリスト教を深く学び、スピリチュアルな思想もたくさん読書し、

自己啓発書や、啓発セミナーにも行き、DVDを数限りなく買い、

果てはタロットカード占いまで買ってみたり。

瞑想、ヨガ、座禅、呼吸法、アロマ、いろいろしてみました。

英語を学びなおしてみたり、ロードサイクル自転車、登山、トレイルランニングなど

新しいことに挑戦して、新しい趣味を見つけて、

スポーツジムで身体を鍛えあげ、スポーツ栄養学を学び、、、

もうとにかく、必死に、なんでもかんでも、興味のあること、やりたかったこと、

全部やってきました。

その間、パートナーがいた時期もあるし、いないときもありました。

当然、離婚とは別に、別れた辛さにもがき、落胆したときもありました。

それらの数多くの経験を通して、もがいた苦しみを通して、

ひとつの方向性を見出してきました。

泥臭い、よく言われるような雑草魂 とでもいうような経験ばかりです。

予定していた30代とは大きく異なりましたが、

間違いなく、必死に生きてきた10年でしたし、

きっとこれからの自分を支える時間でもあると思います。

あなたに同じようにするべきだとは思いません。

あなたなりの方法があるはずです。

今、ほんとうに苦しんでいるあなたに、

こうして10年間必死に生きて、乗り越えてきた人間が、

あなたの前に一人はいることを知ってほしいと思うだけです。

特別に強い人間でもなく、ボロボロになり、仕事もできず、

お金もなく、お酒も浴びるほどに飲んで、それでも超えてきたという

その事実はうそではないのです。

ゆっくりとでいい、苦しいはずだが、焦らないでいい。

こんな偉そうなことを書いている私も、10年もがいてきた。

あっちに行ったり、こっちに行ったりと、迷いながら。

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