離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

生きることは経験

2021-11-27 17:52:24 | 日記
わたしたちは、教育のおかげもあって、

物事に白黒つけたり、

良し悪しを決めたりすることが日常になっている

離婚の苦しさのひとつには、

やはり結婚することは幸せで良いことで、

離婚することは失敗で、不幸なことだという考えが

影響しているのではないだろうか。

世の中の大多数の考え方は、知らないうちに

自分を苦しめてしまうことがある。

離婚の苦しみを経て、

人生とは、生きるとは、経験なのだと思うようになった。

良いことも、良くないことも

望むことも、望まないことも、

すべては人生における経験であって、

経験に過ぎないと考えるようになった。

独り身を経験しなければ、その良さも大変さも

そして寂しさや孤独を感じるこもとない。

結婚しないなら、離婚もない

すべては、経験なのであって、

死を前にしたときに残されるものは、

人生で何をしてきたかしかない。

お金も所有物も、何もあの世へは持っていけないし、

経験すらも、最後は、ただの経験であって、

それに自分がどう感じるかだけが大切になるのではないかと思うのです。

〇〇人を看取ってきた看護師とか、医者とかの本があるが、

人は人生でしなかったことを後悔するという

なんてあのとき、しなかったのだろう。

ちょっとスピリチュアルな言葉に聞こえるかもしれないが、

人生のミッションというか、魂のミッションとも言うべき

この現世ですべき経験をしたのかどうか。

輪廻転生や過去世を信じていようが、いまいが、

少なくとも、今は生きているわけで、

十分やったなと思えるか、なんかありきたりの人生だったなと思うのか、

ありきたりの人生でも、自分が満足だったらいいが、

もっとこうすればよかったと思っても、

人生の終わりには、もう何もできない。

私もおそらく、人生を折り返しているから、

この体が動くうちに、やれるときにやりたいことはやっておこう

そんな想いを日々している。

先日、ある有名な女優さんで60代後半の方のインタビューで、

あと多くても10年しか人生がない、やりたいことをしないとと言っていた。

ほんとうにそんなふうに考えていくと、

希望にあふれた20代とは違い、やりたくないことをしている時間はない。

やりたいことをする時間すら足らないのではないと気づく。

悲しみ、苦しむ時間も大切だし、どうにも動けないときもある、

それはそれで経験ではないか。

今の自分に起きていること、感じていること、

これすべて経験だ、無駄にはならないと思うと

少し見え方が変わってくるように思うのです。



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先を考えすぎない

2021-11-10 11:49:38 | 日記
離婚した後に、未来のことを考えると

不安しかないかもしれない

そもそも、未来のことなんて考えられないことも多いかもしれない。

元気であっても、未確定な将来のことを考え始めると

いろいろな不安が出てくる。

幸せで元気ならば、とりあえず保留したり、

目先の楽しみで誤魔化すこともできるが、

悲しみや苦しみのなかでは、そうはいかない。

題名のように、

考えすぎないと言われても、それは無理だと言いたくなるかもしれません。

考えるなと言われると、余計に考えてしまうのが常だろう。

即効性のある方法はないが、

やはり今、この瞬間に集中していくしかない。

まずは、今のこと、今日のこと、明日のこと。

何か起きたら、都度対処していくしかないのだと覚悟だけもつ。

そうやって、今日も一歩、明日も一歩、

明日のことは、明日の自分に任せて、

今日のことだけ、一日一生の想いで乗り切る。

そして、明日の自分にバトンを渡す。

そうでないと、心のなか、頭のなかが不安でいっぱいになってしまう。

不安になったからといって、対処する方法も簡単ではないし、

どうしていいのか解決策も出てこないなら、

不安になるだけ損だと思えてくる。

「今」「今」「今」

と、念仏のようにとなえて、今、この瞬間に集中していく。

時間はかかるし、簡単ではないし、

なんでも完璧にはいかないが、

それでも少しだけ心の負担が軽くなるかもしれません。









コメント (3)
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