一度だけしかない

最近、よく考えていることがあります。

２０代の方、

同年代の方や、自分の親の高齢世代、

いろいろな世代と接するなかで、

人生の時間について考えさせられます。

両親と旅行していて、ある景色を見て、私はまた来たいと思います。

でも、高齢で持病もあり、この先行き見えないコロナの状況で

高齢の親はどんな気持ちなのかと。

一方で、２０代の若者にとっては、

何でも挑戦して、未来に可能性を持って、ものごとに接する。

人生の時間を折り返した私は、

まだまだ挑戦したい気持ちと、いつまで健康で、やりたいことを続けられるのかと考えます。

Facebookには、過去の投稿を当時のその日に、自動的に再表示する機能があります。

自分の意志とは関係なく、１０年も前の当時の投稿が目に入ったりします。

ほとんどは誰とどこにいたのかも思い出せないほどですが、

それでも時間の経過を感じます。

先日、健康診断に引っ掛かり再検査した話もしましたが、

今回は何事もなかったわけですが、

来年も元気だという確証もないと感じました。

そんなことを考えていると、

今日という一日の重要性を感じます。

今、苦しんでいるあなたの年齢はわかりません。

もし、まだ若いなら、あまり感じないこともあるかもしれません。

ただ、若くても、年を重ねても、今この時は、二度とないことだけは事実です。

幸せな時間も、今、この瞬間、苦しんでいる時間も、

すべては二度とない貴重な人生の時間なのだと気が付いたとき、

目の前の出来事に対する視点は変わるかもしれません。

瞬間、瞬間が奇跡の連続で大切な時間だと気が付けば、

自分の人生をどう生きていくのか見えてくる気がします。

私自身も、日々それを探して、トライしながら、時には悩み、立ち止まりながら

歩んでいます。

この記事を読んでくれている方も、

苦しみ、悲しみ、憎しみ、怒り、迷い、混乱、

いろいろな想いをもって、毎日過ごしているなかで、

今日の一日を大切にしてほしい、そんな想いをお伝えできればと思っています。

変わっていく

私が離婚した当時、もう１０年以上前と、

そして今を比較して思います

当時は、まだ社会人に成って、結婚したり、子供もできて、

仕事もわかるようになって、

とにかくこれから生活も仕事も安定させてと思っていたときでした。

友人も学生時代はもちろん、職場の人たちとも関係性を築いて、

相方の友人たちとも関係性を作りながら、進んでいました。

今は、全く当時の人間関係はありません。

学生時代の友人とも連絡はとりません。

一方で、新しい趣味で知り合った人たちと関わりながら、

当時とはかけ離れた環境にいます。

この連休に両親と接して思ったのですが、

老齢となった両親の交友関係も大きく変化してました。

１０年前には頻繁に出かけていた方々とも会わなくなり、

今は今で、また別の方々との関係性を築いていました。

人はこうやって、その時々で変化していくし、関係性も変わっていくのだと

自分の状況も含めて感じました。

幸せで安定していると、変化を不安に思うし、安定したいと思うものです。

でも、人生に安定なんてものが長く続くとは思えません。

変化していくものだと思って、怖がる必要もありません。

変化は良い方向にも、思わぬ方向にも行きますが、

どちらも変化していくように思います。

これまでの人生を思うと、同じだったことなどなくて、

ずっと変化してきたように感じます。

そして、今は、今としてあるだけです。

今、思うことは、変化を恐れない、プロセスに身を任せる

そんなことでしょうか。