離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

変えられない

2018-09-29 00:00:01 | 日記
「変えられない」

いつも言うように、

過去は変えられない。

変わらない。

この言葉には、離婚を経験した人なら、

きっと理解できるであろう

深い悲しみが込められている。

20代の新婚、結婚式を見る度に思う。

もちろん、私にも同じ時があった。。。

結婚するまでの恋人の時間も

将来を夢見た時間も

新婚の輝くような日々も

子供が生まれた最高の瞬間も。

離婚を経験した人なら、誰もが知っている。

その幸せと、天と地の苦しみも。

人生は変わらない。

過去は変わらない。

生きている瞬間は、今であると知りながら、

将来は未確定で、可能性があると知りながら、

それでも過去に囚われ、ひきづられる。

ポジティブという言葉など聴きたくもない。

それが離婚を経験して

ほんとうに苦しんでいる人の本音。

そのことを良いとも悪いとも思わない。

けして、ポジティブで居るようになんて言わない。

ネガティブな日々が悪いなんて思わない。

ただ、ただその日にすべきこと、生きることをするだけのこと。

あなたは、十分に耐えている。

悲しみに沈んでも、苦しみに耐えかねても。

こうでなければならないなんてこと。

ないのです。

十分に耐えている。





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他人にはわからない

2018-09-23 00:00:01 | 日記
あなたの苦しみの深さ、悲しみの深さを

他人が理解するのは難しい。

似たような経験をした私が

あなたの苦しみを想像したり、

自分の体験に置き換えたりすることはできても、

ほんとうにあなたの感覚のままというわけにはいかない。

あなたのことを批難したり、

早く立ち直るように言う人もいるでしょう。

いつまで引きずるのかと言う人や

いい加減に新しい人を探すように言う人もいるでしょう。

仕事に影響するなんてとか

離婚を境に、あなたが変わってしまったとかいう人も。

でも、ほんとうのあなたの苦しみを理解していない人に

何を言う資格があるだろうか。

どれだけ正しい判断ができるというのか。

いつも話しているが、

私も離婚の前後では大きく生き方を変えた。

それまでの友人たちは離れた。対立したというよりは、

生きる価値観が違うから当然のことだ。

職場で、無駄な人間関係を取り繕うこともしなくなった。

そもそも、生きる価値観が違うのだから仕方のないこと。

時間は有限で、自分にとっての人生で、価値ある時間を過ごしたいと思う人間と、

なんとなく、周囲に歩調を合わせて生きている人たちとは

違って当たり前。

以前、ボディメイクのトレーナーが言っていた。

ちなみに、ボディメイクとは、ボディビルだけでなく、

真面目に真剣に身体をトレーニングしている人たちのことを言うのだが、

職場や友人との食事を同じようにしていたら、

同じような体形になる。中年らしい身体に。

それが道理。

だが、ちゃんとボディメイクしている人たちは

周囲には流されない。自分の食べるものが自分の身体を作ることを知っているし、

栄養もカロリーも、ちゃんと考えて一日動いている。

だから付き合いで飲み会には出ても、暴飲暴食はなしないし、

二次会には行かないだろう。

でも何も考えずに、身体をボディメイクしていないなら、

飲んだ勢いで二次会に行く人はたいてい多い。

ボディメイクに限らず、周囲と同じように動いていたら、

同じような人生になるのが道理ではないか。

周囲は何も理解していない。

孤立しろとか、殻に閉じこもるように言っているのではなく、

自分の正しいと思う道を歩むしかないのだ。

あなたが今、苦しくて、むなしくて動けないなら、

誰がなんと言おうとも、しょうがないし、

あなたはがんばっている。

周囲がとやかく言うことではない。

あなたなりにでいい。

この苦しみの深さを知っているのはあなただけ。

だからあなたの想いを大切にしてほしい。

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感覚優先

2018-09-19 00:00:01 | 日記
私が離婚前後で大きく変化したことのひとつに

感覚優先に生きることを決めたことがある。

20代のとき、受験やら、小さい挫折はあったが、

結果的には、大手企業に入ることもできたし、

やりたい仕事にもついた。

理屈っぽいということはないけれども、

効率や合理的な考えは好きだったし、

何よりも勉強して、仕事もがんばって、

将来、家族と〇〇のように過ごしたいという想いで

頑張っていた。

だが、離婚を境に、自分の力ではどうにもならないこと、

ありえないと思うようなことが自分に起こること

ボロボロななかで、仕事も成果を上げられず、

これまで理想とした仕事からは離れていった。

同期からも遅れ、自分の力が出せなかった。

一方で、カウンセリングや心理学、人間そのものを学び、

宗教を通して、生き方を学んだ。

もともと哲学も好きだったし、今では必然だと思える。

そうやっていくうちに、

計画することや、理屈も大切だけど、

自分の人生は自分の感覚を軸に生きていきたいと思うようになった。

世間の常識、慣習、親の考え、周囲の考え、

それはそれで大切なこともあるけれども、

そのとき、自分がどう動きたいか、

そして自分で責任をとるということを基本としている。

結婚も離婚も、当時は親の意見も聞いたし、世間の常識というものも考えた。

だが、結局、人生で辛い想いの責任をとるのは自分自身であり、

だれも代わってくれない。

私自身が自分の判断で行動してこそ責任がとれる。

そうしている人には、当然かもしれないし、あえて偉そうに言うことではないかもしれないが、

感覚を中心に生きるようになって、楽になった。

少なくとも、自分の感覚にはYES と言っているのだから、

覚悟が決まる。

感覚に従って、うまくいかないことはあるけれども、

実際には失敗ではなくて、それも大切な学びだったりする。

あなたにどうしてほしいと言うつもりはないし、

それぞれの個性がある。

言い方はおかしいし、不謹慎と言われるかもしれないが、

せっかく離婚という、人生でトップ3に入るくらいの辛い状況、

ストレスを受けたのだから、

それを経験していないような人と同じ生き方、習慣ならもったいない。

私はそう思った。

苦しい経験を越えてきたのだから、

変化しないともったいない。

そして、さらに継続して、変化していきたいと。

離婚前と後、苦しみの間には考える余裕はないかもしれない、

でも、前後で人生を一度区切るくらいの勢いがないと

乗り越えていけないものかもしれない。





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どうにもならない想い

2018-09-16 00:00:01 | 日記
これまでも書いているが、

偉そうなことを日々書いている私も

絶望的な日々を過ごしてきた。

私の絶望的な時間は、朝から始まる。

朝4時に起床して、

家族と暮らした戸建ての家を暗闇の時間に車で出る。

昨夜は、仕事が終わり、自宅では不安で入れないので、
スパで風呂に入り、コンビニの駐車場で夕食をして、TUTAYAやら徘徊して、
深夜に戻り、ウイスキーとデパス(安定剤のようなもの)を飲んで、
パソコンで、アメリカドラマのDVDを見て、沈みこむように眠る。

朝4時に動きだして、いつも行く会社から少し離れたコンビニで

朝食をとりながら、読書をする。

心理学、スピリチュアル、自己啓発。

手あたり次第に読んでいた。

特に当時は、スピリチュアルや自己啓発的な内容に救われた。

朝9時には何気ない顔で出勤しつつも、

仕事は手につかず、1時間おきに、トイレに行って、

気持ちが落ち込んでいる自分を抑えた。

誰もいない部屋に行って、独りだけの時間をつくり、気持ちを抑えた。

仕事などどうでも良かったし、定時までどうやって時間をつぶせばよいか、

定時が過ぎれば、またいつもの繰り返し。

でもまだ独りでいる方が気楽だった。

時折は、飲みに付き合ってくれた同僚や上司に救われた。

同じ話を何度も何度もした。

今なら、わかるが、当時は申し訳ないと思うばかりで話を止めることができなかった。

上司も、同僚もこんな話ははじめてで、どう対処してよいかわからなかったろう。

あのときの支えがあって、今、生きていられると感謝している。

今でも、書いたような苦しみの時間を忘れることはない。

きっと何冊の本にもなるくらいに詳細に書けるだろう。

そして感謝も忘れることがない。

今、苦しんでいるあなたにとって、その苦しみは絶望的と思うだろう、

だが、10数年たった私がここにいることを知ってほしい。

忘れることはない、だが、変化した自分が未来にはいる。

今、苦しいときに何を言っても、変わらないだろう。

だが、苦しみも、悲しみも変化していく。

諸行無常。

良くも悪くも、ずっと同じことはない。

先人たちは、耐え抜いてきた。

不可能にも思えた絶望的な状況を抜けてきた。

きっとあなたにもできる。

そのために、日々応援している。
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人生のタイミング

2018-09-09 00:00:01 | 日記
つかみどころのない題名にしました。

何か哲学的なことを話したいわけでもありません。

フェイスブックをしている方は知っていると思いますが、

本人の意思に関係なく、

5年前、3年前、1年前という感じで

過去の投稿記事、写真が,

再度、本人に提示されます。

あ~、あれから5年もたったのか・・・と思いつつ、

当時の状況を強制的に思い出されます。

私が離婚の苦しみの頂点だったことを

忘れることはありません。

今でも、1冊の本が書けそうなくらいに

詳細に再現できます。

だからといって、もう10年以上前のことに

左右されて生きてはいませんし、

今は今です。

人生とはほんとうにおもしろいもので、

出会いも別れも、突然あるし、疎遠になるのも多くあります。

私が地獄のような苦しみのなかで、

最大の助けをしてくれた人たちも

今では疎遠です。

別に何があるわけではないのですが、

お互いにその役目が終わったのでしょう、

人生のその節目での役目です。

そして新しい出会いもたくさんあって、

新しい関係性を築いていく。

これまでも、きっとこれからも、

人生の役目とタイミング、

お互いに、そのときがあるのでしょう。

あなたにとっての

人生のタイミングに気づいていく。

人生の時々で、大切なことは変わる。

今、一番、あなたにとって大切なことは何か。

それは、深く悲しむことかもしれない、

多くの時間を独りで過ごすことかもしれない。

泣き尽くすことかもしれない。

偶然の出会いや気づきを大切にして

変化を、行動を起こすことかもしれない。

あなたの人生の今とは何だろうか。

人生にはタイミングがあるようにも思う。

良いことも、悪いことも。

だから、今だけにとらわれずに

未来のタイミングに期待しても良いのかもしれないし、

今がすべて、これが永遠に継続していくなどと思ってしまうものだが、

そんなことはなくて、変化していくものなだと思えれば

少しだけ心が救われるような気もする。

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徘徊

2018-09-06 00:00:01 | 日記
以前から、何度か書いていますが、

ある日突然、仕事から帰った深夜、

今でも忘れない、接待を終えて帰宅した、木曜日、

自宅に帰ったとき、

愛する子供も妻も居なかった。

いつ引っ越し屋さんを頼んだのか、

実家の家族が手伝ったのかわからないが、

必要なものは一日にして、撤去されていた。

私が一日仕事をして帰宅したら、

砂上の楼閣のように消えていた。

その翌日には、弁護士から調停の連絡。

今でもその悪夢を忘れることはない。

それから数カ月後には、茨城県から都内への調停へ通う生活。

あの10数年前の突然の木曜日の朝から娘の顔を見ていない。

初めての弁護士。

慣れないことに、ボロボロになった。

初調停後の上野駅で、記憶のない3時間。

どう彷徨ったのかも今でもわからない。絶望。

子供がまだ2歳になる前で、引っ越しもしたばかりで、

出産やら、なんやらと、貯金はほとんど使い果たしていた。

弁護士へのお金もないばかりか、

共稼ぎをベースに組んでいたからか、

家賃すら厳しい状態。それでも請求される十万越えの婚姻費用。

地獄のはじまり。

いろいろな日々の生活はこれまでも書いたが、

一番思い出すのは、深夜にTUTAYAへの徘徊。

興味のある本を買いまくった。

仕事で疲れているのに、深夜に彷徨う。

シリーズものの海外ドラマのDVDを大人買い。

家族との思い出の家に帰るのも、そこで寝るのも地獄だった。

家のお風呂に入ることはなかった。

あまりに、つらすぎて。

なぜなら、2歳前の娘との思い出が溢れるから。

今でも、鮮やかに思い出すことができる。

地獄のような絶望の日々で、

徘徊を続けた。

家に帰るときは、寝るときだけ。

帰ったら、安定剤と、ウイスキーを飲み、沈む。

今でも決して忘れないし、あの苦しみをなかったことにはしない。

それは、カウンセラーとなった今でも、

新しい道を歩む今でも、

変化した自分でも、

忘れることはない。

今日、別に私の過去の想いを伝えたいわけではない。

あなたに伝えたいことは、

多くの方が似たような、いやそれ以上の苦しみを経験したということ。

いや、経験している真っただ中かもしれない。

離婚は、それだけ辛いということ。

あなたが苦しんでいても、それに負けそうになってくじけていても、

生活も仕事も、何もかもがうまくいかない状況でも、

それでも恥ずかしいこともないし、みんなそうだったということ。

そして、ひとつだけ言えるのは、もがいて、苦しんでも、

私のように10年先の今につながっているということ。

焦らなない、ゆっくりと、もがいてもいい。

きっと未来の道につがなる。

毎日、あなたのことを応援しています。





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変化は突然

2018-09-03 00:00:01 | 日記
良いことも悪いことも

突然起こることがたくさんありますね。

私にとっては、幸せな時間から

いきなり孤独への時間へと落ちました。

こんなに辛いことが人生で、そしてわが身に起こるなんて、、、、と。

ただ、離婚後の変化で思ったことは、

良いことも突然起こるということ。

とにかく、毎日苦しみと悲しみに沈み、

息も絶え絶えに仕事をして、生きていたとき、

そして、その苦しみが少しずつ和らぎ、

少しだけ前に進めたと実感できたとき、

もう少し、自分には何かできるのではないかと感じ始めたとき、

新しいことを始めてみて、少しずつ元の自分を取り戻しだしたとき、

そんなとき、

変化は突然起こる。

自分の中の意識もそうだし、誰かとの出会いもあるかもしれない。

あ~、ここに向かってきたんだ・・・

今いるこの場所(物理的な場所ではない)が私のいるべきところなんだ

この先へ進めば、きっと変化できる。

言葉では明確に表せない、漠然としているけれども、

自分の中には明確に感じられる感覚。

苦しければ苦しんだだけ、

悲しみの深さだけ、

そういう感覚は、研ぎ澄まされ、

変化の予兆を感じることができるかもしれない。

あなたの内なる声を聴いてあげてください。

あなたの心、ほんとうの心に素直に耳を傾けましょう。

これまでの人生も、これからの人生も

あなた自身の心に素直に生きていく。

苦しいときは、苦しくてしょうがない。

悲しみで動けないときもある。

でも、少しだけ前に進みたい気持ちもある。

少しだけ過去の想い出にひたりたいときもある。

いろんなときがあっていいし、どれも大切な自分の内なる想い、声。

まるごと、ぜんぶ自分自身。

自分自身との対話を大切にしてほしいと思います。

少しだけ心がけてみましょう。

今日も、あなたのことを応援しています。

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