離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

自分の価値観を取り戻す作業

2012-03-31 11:13:04 | 日記
おはようございます。

さて、ここ連日の記事で

消化不良になっていなければ良いのですが、

とにかく、あせらず、どのバックナンバーからでも

今の自分にぴったりくる部分をまずは見てほしいと思います。

このぴったりというのがとても大切なので。

さて、離婚をした場合に、またはする場合に、

言い出す方には、罪悪感が、そして言われた方には拒否感が残ります。

不条理だと感じて、このブログを読んでいる方は

この拒否感の方が強いのではないかと思いますがどうでしょうか?

もし、子供がいたならば、子供への罪悪感というのはあるかもしれませんね。

この拒否感を解消することはとても大切なのです。

拒否感をあえて、言葉にしてみるならば、

自分のやることすべてに自信がもてなくなり、

それは容姿かもしれないし、考え方、生活の仕方、人間関係

コミュニケーション、・・・

なにか、自分はとても小さな、小さな、、、、

周りでは、結婚生活を維持している人と比較して、

どうにも、自分がとても人間的に未熟なような、

劣っているかのような。。。

今までは、自分は人並みに生きてきたし、

もしくは、人並み以上に努力してきた。

だけれども、離婚となった今は、

何だか、自分のこれまでの人生や価値観を否定されたような

どうしようもなく、不安で不安で、孤独で、

自分で自分の価値が感じられないような。


拒否されたら、内省的になるのはふつうです。
原因を考えて、分析し、そのことで自分をもっと知れるチャンスでもある。

愛情関係が終わるときには、拒否感はあるものだということを

事実として受け入れることが大切。誰でもそうだということ。

そして、この拒否感を解消するための第一ステップは、

自分のせいで、愛情関係が終わったのではないと思うことなのです。

たとえ、ふたりの愛情関係が終わったとしても、

あなたが不適格であったわけでもないし、問題があなたにあったのではない。

人間関係はいつかは終わるものなのだ。

そして、たとえあなた自身にも問題があったのだとしても、

あなた一人のせいで、一方的な責任で、関係が破綻したわけではないということ。

問題を解決できなかった相手は、自分以上に問題を抱えたまま、

もしくは、それすら気づかぬままに、今の人生を通過しているということである。

あなたは、このブログを通じて、まず気づいた時点ですでに

正しい、再起への道を歩んでいるのだから。

だから、すでにあなたは価値がある。

立派なのである。

多くの人が落ち込み、絶望し、すぐに、安易な新しいパートナーを求めたり、

アルコールに依存したり、まして相手の責任にしているなかで、

あなたは、今、ブログを読み、自分を内省し、必死に向き合い、

よりよい人生を歩もうとしている。

そのことが何よりも素晴らしく、かけがえのないあなたの人徳だと

自分で気づいてほしい。

離婚したとき、自己価値観が崩壊するのを体験したかもしれない

もうこの世のすべてが信じるに値せず、

将来を見ることすらない、そんな気持ちであったかもしれない。

自分を正しく、そして価値あるものとして見てほしい。

そしてそれがわかる仲間が必ず、あなたの周囲にはできてくる。

安易な、なぐさめや、依存ではなく、

本当に大切な人生の友とも呼べるような仲間を集めよう。

いや、あなたなら、きっとそういう仲間が集まってくる。

急いで、あわてず、ここはじっくりと待とう。

人生でこんなつらい時期はそうたくさんはない。

そしてこれほど多くのことを学べる機会もない。

世の中の多くの人は、目先の利害や、物ごとに気をとられ、

テレビのニュースや番組に左右されている。

そして人並みの人生を、気づかずに、それが自分の人生と思って生きている。

でも、あなたは今、全然違う、本当の自分の人生を歩む機会を与えられた。

それをどう生かすのかは、あなた次第だ。

過去の出来事に縛られ、拒否感、罪悪感などに心を支配され、

怒りや、恨み、妬みを心にしまいこみ、生きてもそれはあなたの人生だ。

だが、同じ経験をしても、いやもっとつらい経験をした人でさえも、

より新しい、輝くような、今は予想すらできないような人生を

歩み始めた人たちもいる。

そして、それはあなたが初めてすることではない。

すでに数えきれない先人たちが乗り越えてきたのだ。

あなたにもできるはずだ。それを選択するのはあなた次第なのだ。

次の恋愛はおあずけ

2012-03-30 23:11:29 | 日記
こんばんわ。

思わず、刺激的な題名をつけました。

さて、はじめに。私のブログを真面目に読んで下さる方には、

ちょっと大変だとは思うが、バックナンバーから読み返してほしいのです。

なぜなら、離婚後に立ち直るために必要な要素を

しっかりと散りばめているから。

そして、テクニックや、簡単な言葉では難しく、

しっかりと価値観から、物事のとらえ方、考え方から変えていく必要が

あるからなのだ。

一朝一夕には、うまくはいかない。

さて、本題に入るのだが、

あなたが離婚したあとには、

現実の否定から始まり、

不安、適応、孤独、罪悪感、悲嘆、怒り、変化・・・

と必ずしもこの順番とは限らないが、

多くの人がこれらの苦難に直面する。

逆に言えば、

今のあなたがこれらの感情を持っていても

何らおかしいわけではなく、

いたって普通であることに

まず安心していただきたい。

人間である以上、

この孤独というものはとても堪える。

まして、今まで身近に存在を感じていた伴侶が

突然いなくなれば、

これは確実に孤独感につぶされそうになるに違いない。

街ゆく人たち、電車での夫婦やカップル

職場での何気ない家族についての会話

すべてが自分に向けられた言葉であるかのように感じる。

それは死別した場合でも同じことを感じることが

知られている。

そうなると、人間というのは弱いものであるから、

新しいパートナーを見つけたくなるのだ。

もちろん、当分ひとりでいたい!という方は以降読まなくてもいい。

できたら、慰めてほしい。

できたら、そばにいてくれるだけでも助かる。

できたら、話だけでも聞いてほしい。

いっしょにご飯を食べる相手でもいてくれたら。

だから、新しい愛情関係を探すこと、

そしてそこに落ち着くことはとても魅力だ。

やっと自分にも運気が来た。

自分にもまだ生きる道がある。

これも運命だ。シンクロだと感じるかもしれない。

でもちょっと待ってほしい。

心を鬼にして言いたいのだ。

けしてその恋愛や相手がどうこう言うつもりはない。

ただ、まだ今は、

あなたが孤独に耐える必要があるのだ。

単独の人間であるということを学ぶタイミングだ。

あなた自身が誰にも依存しない

単独の人間としての軸を確保するための時間だ。

もし、このプロセスをないがしろにすると、

必ず、似たような問題を引き起こして、

再び、つらい思いをすることになる。

なぜならば、対人関係において、個が確立していない以上

問題が起こるのは必然だからだ。

そして、これは朗報かもしれない。

けして、恋愛をしてはいけないと言ってはいないということだ。

大いに恋をしていい。

異性に興味があるなら、まだ正常だ。

だが、いきなり性的な関係まで深い付き合いはしないほうがいい。

いきなり、距離を縮めた瞬間に、

そのときはきっと盛り上がり、良いかもしれないが、

依存関係に陥ることになる。

この依存こそが、大きな問題を秘めている。

だから、恋をしても、まずは友人として付き合おう。

異性であっても、友人関係は可能だし、親友にもなれる。

適切な距離を保てることも、単独の人間の成熟として大切だ。

ここで欲を出して、早く身近な関係になりたいとか、

ずっと一緒にいたいとか、

どうにかして、パートナーになりたいという

コントロールをしようとした時点で、

あなたは依存関係に突入していく。

恐ろしいことに、そのことにあなたは気づかない。

昔から、恋は盲目というように、そうできている。

そしていつも言うように、

人生の流れに身を任せれば、もしその相手が将来の大切なパートナーであれば、

けして離れていくことはない。

かならずその時期が来れば、もっとも自然な形で人生を歩むことになる。

まずは、多くの人と男女問わずに交流し、

邪心を捨てて、自我を捨てて、

これからの人生で大切にしていきたいと思える人間関係の構築を目指そう。

そしてそれができたとき、

はじめて、あなたに最適なパートナーに気づけるであろう。

それは今も知っている身近な存在の人かもしれないし、

まだ会っていない人かもしれないが、

必ず出会うことになる。

あなたが楽なら、それは逃避

2012-03-29 21:53:57 | 日記
こんばんわ。

離婚という結果には、二つあります。

わかりますか?

一つは、

離婚せざるを得ない課題と

十分に向き合った結果の離婚。

そして、もうひとつは、

離婚せざるを得ない課題から

逃避した結果の離婚。

厳しい言い方にもなりますが、

大きな違いがあります。

通常は、

自分の意見が正しいと思っているはずなので、

自分が正論だと思っているので、

離婚することは、当然だと思うかもしれません。

簡単にチェックする方法があります。

その課題の責任を相手の責任にしたら

あなたは、楽になれるか??ということです。

そして、あなたは、その楽な道を選択したのか?

ということです。

相手が浮気した。

相手と性格や趣味が合わない。

こんな相手だと思わなかった。

相手の両親とうまくいかない。

理由はいろいろあるでしょう。

あなたが限界まで追い詰められたという事実もあるかもしれません。

ちなみに、DVだけは除外してください。

生命の危険があるので、逃げて正解です。

あなたは、自己満足ではなく、

自分の課題を解決するために向き合ったか?

努力したのか?ということ。

もし少しでも、離婚した方が楽になれるという

気持ちがあって、離婚を選択したのなら、

それは、逃避といえるでしょう。

今、このときに、

良い、悪いを探しても仕方がないことです。

ただ、本当の意味で、逃避ではなく、

自分が課題と向き合ったのか?

それはあなた自身にしかわかりません。

友人や、自分自身に対してすらも、

ごまかすことができても、

あなたの心の奥底にその真実は残ります。

気づかないうちに、それはあなたの人生すべてに影響するのです。

直面し、乗り越えないとならない課題はたくさんありますが、

一度でもそこから逃避すれば、それは楽な選択ですから、

癖になります。

何度でも逃げます。そして逃げることは可能です。

ただ何度でも、課題に直面します。

なぜなら克服できていないからです。

あなたが誰にも、とにかく自分自身に対して、

自分は逃避していない、責任を引き受けたし、

正真正銘、正々堂々と、誠心誠意尽くしたが

結果としては離婚となったと言い切れるならば、大丈夫。

心配は要りません。

あとは、ゆっくりと癒せば、再起できます。

もし、あなたが少しでも逃避してしまったと思うなら

まずはその事実をしっかりと見つめましょう。

致し方なかったのだと思いますが、良い悪いでなく

その事実を認めることです。それこそが責任を引き受けることになります。

しいていえば、

お天道様は見ています。

あなたがどういう選択をしたのか?ということを。

自分すら欺いても、真実は明確です。

そして言えることは、

楽な選択は逃避に直結します。

だから選ばないことです。

苦しくても、棘の道を、登り坂を選択することです。

命まで危険にさらすのは間違いですが、

課題と向き合っているのか?

自分に常に問うことです。

離婚したら、寂しさからすぐに、新しいパートナーがほしくなるかもしれません。

でも、それは本当か?ということです。

孤独から、不安から逃げているなら、その選択は良くはありません。

仕事や、趣味にのめりこむかもしれません。

これもやはり、時間を埋めるためなら、NOです。

離婚した後のあなたは、自己価値観が崩壊し、

判断力は低下し、

何者にもすがりたいはずです。

自分の行動のひとつ、ひとつに通常の何倍もの注意をして、

選択していかねばなりません。

そしてたいていは、楽な選択は、逃避だということを忘れないでください。

絶対にダメなのではないですよ。
時には必要でしょう。でもそれを自覚して選択してくださいね。

そして、必ず、逃避でない覚悟の道へ戻ってきてください。

どーでもいい

2012-03-27 21:23:05 | 日記
こんばんわ。

今、あなたはこのブログを見てくれていますね。

心からありがとうございます。

そして、その巡りあわせは偶然ではないのです。

あなたは見るべきときに、見たんです。

できれば、私のブログははじめから読み直してください。

あなたにとって無駄なことはひとつもないでしょう。

離婚とはなんでしょうか?

もう散々考えて、嫌になるほどかもしれません。

結婚するから、離婚がありますね。

当然のことです。

物事には裏表があります。

逆に、フランス婚とも、事実婚ともいうのもありますね。

この場合は、同棲みたいなものですから

離婚とはなりませんよね。

単にそれだけのものです。

もう結婚できない。。。。

もしそう思ったら、事実婚すればいい。

要するに考え方だけです。

囚われているのは、既存の習慣や概念だけなのです。

一度でいいから、

もうどーでもいい!!

そう思ってみたらどうでしょうか?

どーでもいいなら、こだわる必要もないし、

だれかに見栄を張る必要もないし、

何かを達成しようとしなくてもいい。

まして離婚したことなどどうでもいい。

実際には、それぞれに、少しずつ意味はあるかもしれません。

ただ一度極端に思考を振ってみてください。

離婚を決意したとき、

離婚したとき、

本当に辛いのです。

絶望すら感じます。

もう生きていけないと思います。

もう自分には楽しいことなどないと思います。

そんなとき、

もう、ぜんぶ放りだしてみませんか?

もういいや!!と。

もうどーせ、自分の手には負えないと。

投げ出してみませんか?

一度、自分が手に入れようとしているものを

もったいないし、

残念だし、

後悔もあるけれど、

ぜーんぶ、投げ出してみませんか?

お金、仕事、大切な写真、友人、洋服、考え方。。。。

あなたがこれまで貯めてきた

大切に集めてきたものをすべて

捨ててしまいませんか?

自分の周りにあるもの、いる人を眺めてみてください。

どうしても捨てられないものありますか?

それは捨てなくていいものです。

そうやって、一度全部捨ててしまおうと覚悟したとき

どうしても大切なものだけは

あなたに残るようになっています。

それだけあれば、あなたは生きていけます。

くだらない腐れ縁や、

面白くもない仕事や、

もっていてもしょうがないもの、

何の役にも立たないプライドや価値観、

そんなの捨ててしまいましょう。

ほんの一握り、

あなたがどうしても捨てられないと気づいたものだけ

あれば十分です。

身軽になりましょうよ。

ものからも、価値観からも、そして人間関係からも。

人はわがままというかもしれません。

人はあなたが変わってしまったというかもしれません。

そう、あなたは離婚というつらい出来事を通して、

本来の生きるべき自分の人生へ戻ってきたのです。

多くの人が、世間や、習慣の奴隷となり

鎖につながれていることにすら気づけずに

生きているのです。

でも、あなたは離婚というつらい経験を通して、

そしてこのブログを読むことで

気づくチャンスがあるのです。

ぜひ、本来の自分の人生を歩んでください。


不正解な人生

2012-03-26 22:34:49 | 日記
こんばんわ。

最近読んだ本で

元TBSアナウンサーの小島慶子さんの

「気の持ちようの幸福論 集英社新書」

で、気になるフレーズがありました。

「なるべく不正解を出さない人生を求めてしまう。
 いったい、誰に何を証明したいんだろう?
 それは、自分が賢い人間であること、
 自分が失敗しない人間であることを、他の人に証明したいだけで、
 あなたの必要なものとは違うんじゃないの?」

こんな文があった。

離婚を経験したとき、

人によっては、何かとてもばつが悪い気分を味わうだろう。

あなたがいる周囲の人間環境によっては、
まだまだ白い眼で見られるかもしれない。

相手が悪い、あなたが悪い

姑だ、兄弟だ、勤め先だ。。。。

犯人捜しにやっきになるかもしれない。

そもそも、なぜ離婚を

バツイチとか、バツニ とか言うのか。

別に戸籍には×などついていない。

そして、戸籍などない国はいくらでもあり

それこそ役人の形式にすぎないからどうでもいいことなのだ。

私は離婚することを

「解散」と呼んでいる。

テレビでも有名なイタリアンのイケメンシェフの

川越さんがそう言っていた。

さらっと、解散2回 と。

イメージどおり、さわやかに(笑)

先ほどの本の文章のように、

みんな何を誰に証明しようとして生きているのか?

やりたいことをすればいい。

世の中には結婚したくてもできない人がたくさんいるのに、

あなたは結婚もした。場合によっては子供もいる。

子供ができなくて苦しんでいる人は山ほどいるのだ。

あなたにとって、離婚は不正解だろうか??

正解な人生とは何か?

何事もトラブルなく平穏な人生が正解でしょうか?

よーく考えてみてほしい。

離婚は正解かもしれない。

今離婚したことで、死ぬ間際や、定年後に離婚しなくても

良かったとしたら、まだいいかもしれない。

離婚せずにこのままいたら、

相手が不治の病に倒れてしまうかもしれない。

好きでもない相手のために、尽くす必要が出るかもしれない。

すべては死ぬまでわからない。

ハリウッドで成功した方々が麻薬やアルコールでボロボロではないか?

それが成功だろうか?

生き方のひとつではあるが、きっと本人は望んでいない。

離婚は、正解でも不正解でもない。

ただそういう人生があるのみだ。

受け入れるということについて、何度も書いてきたが、

クドイように書くのには意味がある。

人間、そう簡単には受け入れられないからだ。

感情を押し込めたりすることはできるし、体裁は整う。

でも、簡単には本質的に受け入れらるようにはいかない。


雨が降ったら、傘をさせばいい。

傘がなければ、濡れればいい。

濡れたら、乾くのを待てばいい。


暗ければ、灯りをともせばいい。

灯りがないなら、手探りで進めばいい。

ぶつかったら、方向を変えればいい。

人生で不正解などひとつもない。

こうであったらという仮定の人生も存在しない。

あるのは、

こういう人生 である。


生き方は自由です

2012-03-25 00:33:22 | 日記
こんばんわ。

離婚のイメージについて

考えてみましょうか。

最近は芸能人も本当にオープンに離婚されていますし、

周囲で聞いても珍しくもないですが、

本音でどう思っているかが大切です。

なぜかというと、

その本音の部分があなたを苦しめているからです。

たとえば、

他人が離婚するのは構わないけれど、
また偏見もないけれど、自分は嫌だ。

離婚を何度もすると、周囲からどう見られるか心配で不安だ。

両親や、友人からの圧力が嫌だ。

・・・・・

いろいろとあると思います。

私の考えはこうです。

「離婚しないに越したことはないけれど、

離婚したらしたで、それはそれでそういうもの」

これが昨日も書いたように受け入れる前提です。

まずは、理由、原因、犯人捜しをついしてしまうのが

離婚直後の心境です。

実際3か月くらいは誰でもそうなんです。

でもおすすめは、できるだけ早くその原因捜しを

棚上げすること。

まず言えることは、メンタルが傷ついた状態で考えたことは

ほとんど当てにはなりません。

だから考えれば考えるほど、

相手を非難するか、自分を非難するかになります。

たいていは、両方の気持ちがあるでしょうね。

先ほど、棚上げと言ったのは、

すべてを無視していいということでもないからです。

メンタルが回復してきたところで

唯一考えていただきたいのは、

あなたはこの離婚によって、何を学んだのか? ということ。

たとえば、私であれば、

「人生では努力しても、何をしても、どうにもできないことがあること」

「執着を手放すことこそが、重要かつ難しいけれど、すべきこと」

「これまでの自分の人生の価値観は、ある条件のもとでのことで
 完全でもなく、永遠でもないこと」

「多くの人は、自分の狭い価値観で生きているし、変えられないこと」

「ゆるしの力」

そして、「すべての出来事は、流れにのっていて、身を任せればうまくいく」

さらに言えば、

カウンセラーになったこと、方向転換したことですね。

つまり、完全に生きる方向の転換です。

あなたは、この離婚というイベントを経験して、

何をどうしたいのか?そしてどうなりたいのか?

何を学ぶことができたのか?

なかなかはじめは難しいでしょうが、

すべての思考を建設的に展開していくことです。

無理にポジティブにする必要はなく、

逆にネガティブにする必要もありません。

あなたは生きるという流れの中で

それをどう乗り越えるのか?

それにどう向き合って対処できたのか?

そういうことこそが一番大切なことです。

あなたが今、たとえどれだけの苦難を抱えていても

唯一与えられた権利と義務があります。

それは、あなたにしか、あなたの人生を生きることはできない!ということ、

そして、それは朗報です!!

あなたの選択、考えのとおりに、これから生きていくことができるということ。

どんな生き方をしても自由です。

究極的には、このままつぶれて人生を暗闇で過ごしてもいいのです。

逆に私のようにカウンセラーになったり、

起業してみたり、また再婚してみたり、

どんな選択肢もあなたにゆだねられているのだと知ってください。

これからどう生きるか? 自分で選択できるし、

あなた以外にはできない!!ということです。



流れに身を任せるってのは・・

2012-03-24 09:50:12 | 日記
おはようございます。

私がこのブログでよくお伝えしている中に、

「人生の流れにオールを手放して身を任せてみる」

「人生には、人智を超えた力が働いている」

こんなのがありますよね。

もう少し、この身を任せるという感覚について

今日はお話してみようかと思います。

私の親しい友人にはこの感覚を身につけた方が

多いのですが、

正確にいうと、こう考えているからこそ、

仲が良いし、お互いに引力のように近づくわけですが。

日本では特にそうですが、

生まれて、物心ついたときから、

何か目指して、がんばるように教育されてきたと思います。

まるで目標を達成していくことが喜びであり

価値であり、人生であり、生きるということであるかのように。

学校でも、家でも、習い事でも、もちろん会社でも。。。

 なぜこれだけ多くの人が、鬱で苦しんでいるんでしょう?

 自殺するくらい追い詰められてしまうのでしょう?

どこかに、努力すれば、

がんばれば、

誠実に生きれば、

貯金すれば、、、

こういう風に考えてがんばってきた結果

期待した結果が得られないとき、挫折、絶望を感じるんですよね。

結婚でもそうです。

誰も離婚を前提にはしません。

でもそうなってしまうこともあるわけです。

世の中では、努力が、忍耐が、○○がないから。。。

良く考えないで。。。。ともいわれるかもしれませんが、

20年結婚していて、どうして老後を残して別れるのでしょうか?

もともと、人生で思いどおりにいくことなんて

少ないということに、気づいてほしいのです。

幸せになりたい!!!!

みんなこう思うし、どうしたらいいか考えるわけですが、

○○なものを手に入れたら、幸せになれるわけでもないし、

がんばったからといっても、手に入るもんでもない。

人生がすべてハッピーになるわけではないんです。

人それぞれに、生まれてきた理由があって、

この人生で成し遂げたいことがあるんですね。

それは誰にもわからないことです。

科学でも証明はできないでしょう。

ただ、けしてオカルトでも、怪しくもないんですね。

証明できないから、見えないから、「存在しない」ということにはならない。

物質を作っている、素粒子、原子、分子は見えないでしょう?

でもみんな生活しているんです。

空気も見えないでしょう?

過去の多くの偉人、学者たちが、最後にはそこに行き着いてきました。

オールを手放すというのは、

努力しないとか、がんばらないということではないんです。

できるだけのことをやる!

もがくこともしてみる。

苦しむことや、つらいことも経験する。

泣き叫び、絶望もする。

その先に、

「なーんだ、もう自分の力ではどうしようもないのだ」

そう気づく瞬間があります。

そして、このもがくことも、絶望することも、予定どおりです。

認めたくもないし、うれしくもないし、

できれば逃げたいですが、

あなたにはそれが今必要とされているんです。

そしてあなたには、それを乗り越える機会が与えられ、

乗り越えられる力があります。

よく勘違いしている人は、

何にも自分で判断せず、責任をとらず、

他人の批判をしたりして、他人に責任を押し付け、

私は何にもしない! このままでいい!

しょうがない!こうするよりほかにはない!

っていう

そういう生き方の先にあるものではありません。

人生で起こるすべての出来事を

自分なりに受け止めて、

正確には、受け止めるしか方法はない!と気づき、

そして

その出来事が良いとか悪いとか判断することなく、

どんなに苦しく、つらいことも、

どうして自分だけがこんな目に。。。と思うことも

人生を生きるということは

こういうことなのだ、

自分の力だけではどうしようもないこともたくさんあるのだ。

そうどこかで、腑に落とす思想であり、

生き抜く強さとなる軸となる考え方です。

こう考えられるようになるには、

かなりつらい経験を必要とします。

なぜなら、もう絶望的な感覚を味わうことで

そこに目がようやくいくのです。

自分の力で、人生がコントロールできているうちは、

自力でなんでもできる!そう思うのが人間ですからね。

人がこれまで生きてきた価値観を大きく変化させる機会は、

これまでの価値観では生きていけないほどの状況になったときのみです。

これまでの価値観で生きていけるなら、そのほうが誰でも楽ですからね。

逆にいうと、絶望しても、また自力だけの生き方に戻れば

再び、絶望を味わう可能性があるということです。

何度でも、あなたが気がつくまでです。

ただ、それもまだあなたが気づくタイミングではなかった というだけのことで

そもそもあなたが悪いわけでもなく、そういう出来事だったというだけのことですから

安心してくださいね。

ただそのときは、

まさに生き方の転換を求められているのだと知ってほしいのです。

オールを手放すと

多くの出来事がつながっていて、そして絶妙に起きていることが

わかるようになってきます。

少しずつですが、ますますこの考えを信じることができるようになります。

「人生で起こることに間違いはなく、

すべては必然として起き、自分に必要なときに

必要なものすべてが与えられる」


そして、このブログを読んでくれているあなたは、

もしかするとその機会が近いのかもしれません。


すべての出来事が経験

2012-03-21 22:23:19 | 日記
こんばんわ。

「縁がある」

日本ではよく言われることです。

でも、この「縁」出会いと別れの両方です。

出会いばかりに注目しますが、

別れも「縁」ですよね。

では、何気なく書きましたが、

出会いは良くて、別れが悪いという判断を

無意識でしませんでしたか?

自分の好きな人であればそうでしょうし、

嫌いな人となら、逆でしょう?

別れの方がいい。

じゃあ、良いとか悪いは?

仮に、あなたが今の伴侶、または離婚した相手と

この先もずっと一緒にいて、

良いこともあるかもしれないけれど、最悪のこともあるかもしれない。

それは死ぬときでないとわからないんですよね。

どっちが良かったのかなど。

ひとつ想像してみてください。

もし、今離婚せずに、60歳になってから離婚したあなたの人生。

もうあなたは疲れているかもしれない。

病気になっているかもしれない。

いつ離婚するのが良いかなどわからないのです。

誰が言い出したのか知りませんが、

こういう言葉があります。

「死ぬ以外は、すべて軽傷」

たしかに、と思いませんか?

誰が決めたかわからない

いい大学入って、20代で結婚して、子供2人を

育てて、介護して、定年になって、あと10年で死。

今の日本には多くの人がこういう人生を

他人と同じように生きています。

離婚することが良いとか悪いとかいうことよりも、

この離婚というイベントをせっかく経験したのですから、

少なくとも望んでいなかったとは思うけれど、

経験しちゃったのだから、

離婚したことのない人よりも、

人生を俯瞰(ふかん)して、もっと大きな視点で生きて楽しみませんか?

損得ではないと思うのですが、

それでも、私は、苦労した分、つらい思いをした分は

経験していない人よりも、人生を充実させたいと思います。

充実とは、他人と比較することではなく、

自分にとって最高に良い人生であったと言えるように行動すること。

そして、多くの人たちよりも、人生を俯瞰して

もっと気楽に、ストレスなどなく、生きてみること。

離婚を経験しなかったら、こんなことはできなかったと思えるような

挑戦や、冒険をしてみること。

だから、人生でのことはすべて経験にすぎないのです。

あの世までもっていけるわけでもなく、

ただ、いま、このときに、そういう経験をしたというだけ。

それが良い悪い、正しい間違いと、

多くの人は言うけれど、それも現世限りのこと。

たった80年でのことだし、さきほど言ったように

それがどういう意味があったのかなど、死ぬときでもわかるかどうか。。。

人生において、死ぬほど苦しいことはあるかもしれない。

でも、それは死ではないのです。

そして、人生を俯瞰できるようになったとき、

あなたは離婚を乗り越えることができているでしょう。

離婚した直後、もう人を愛することなどできないと思いました。

信じることなどできないと思いました。

でもその4か月後、恋に苦しんでいる自分がいました。

笑い話のようですが、ほんとうです。

再び、愛することができないなど、幻想です。

時期がくれば、必ずできるようになるのです。

そして、奇跡もありますよ。

あなたが心を解放することができればです。

感情を出すことこそ大切

2012-03-20 21:00:02 | 日記
こんばんわ。

みなさんから、
無料相談のメールを着々といただいております。

メールを出すのには、それなりに勇気もいることですが、

ありがとうございます。

みなさん、本当に自分ひとりで悩まれていたんだなと思います。

少しずつ丁寧に、返信させていただきますので

しばらくお待ちくださいね。

また、本日24時までは受け付けますので、

迷われている方はぜひ。


さて、感情というのは、

心にため込むと、

本当に、体調が悪くなります。

恨み、憎しみ、ねたみ

苦しみ、心配、不安、、、、

そういう感情を心にため込んでいることすら

気づかずに、多くの人は過ごしています。

でも、それは確実に自分を痛めつけています。

そして何よりも耐えられなくなっていきます。

ただ、自分の力で感情を掃出しきるというのは

結構むずかしいのです。

なぜなら、やはり取り乱したらどうしよう。

収集つかなくなったらどうしよう。

そんなことを言う自分に罪悪感や、嫌悪感を感じる

など様々な理由で、自分をセーブしてしまうので、

なかなか完全に吐き出すことができず、

未消化に終わります。

それには、やはりプロのカウンセラーの手助けが必要なときもあります。

今回17日に募集した無料のメール相談もそのツールのひとつです。

何かの助けを借りてでも、

感情を吐き出すことで

ひとつ楽になれる。

完全にはできないかもしれないけれど、

前進になります。

話すことで、癒される

2012-03-17 08:19:12 | 日記
おはようございます。

さて今日から20日までの4連休という方も
少なくないのではないでしょうか。

離婚のつらさというのは、

人それぞれですが、

いつもの休日に、予定もなく、孤独を感じやすいのではないでしょうか。

外出すれば、楽しそうなご夫婦やカップルがいて

自分の境遇と比較して、つらさがより痛く感じるかもしれません。

いつも書いていますが、

これもグリーフ、つまり、喪失によるもので、とても一般的な反応です。

誰でもそうなんです。

窓を閉め切りで一年以上過ごす人もおられるくらいですから。

私自身も、電車やファミレスなどに行けない時期がありました。

でも必ず、もとに戻れる日が来ますので、あせらないことです。


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さて、私はカウンセリングで、対面でのセッションもしておりますが、
メールでのご相談もお受けしています。

メールではなかなかお互いの表情が見えないことや、
不便さもありますが、匿名でも良い安心感や、メールゆえに
自分の思考が整理できて、ちゃんと書けるということもあるようです。
また遠方でも、時間の制約もないというのも利便性のひとつです。

対面でのカウンセリングレベルのことはなかなか難しいですが、

今、自分のつらい思いを、書いてみることで、そして聴いてもらえた安心感で
癒されていくのですね。

ただ、いつも読んで下さるたくさんの方には、
コメントしづらい方や、聞きたいこともあると思います。

カウンセリングをしていても、実際に離婚後のメンタル相談はたくさんあります。

通常は3往復で8000円いただいておりますが、

このブログ読者に限り、3/17-20に送信下さった方に、
 2往復ではありますが、無料でご返信させていただきます。

もちろん、それ以上にやりとりされたい方もいますので、
その場合は、申し出により、私のHPのご紹介と、正式にご案内しますので、
無理な勧誘や、料金をいただくようなことはございませんのでご安心ください。

なお、返信は即日とはいきませんので、
混み具合にもよりますが、申し訳ありませんが3-4日ほどお待ちいただければと。

少しでも気持ちが楽になるならば、喜んでお手伝いさせていただきます。
以下アドレスまで、題名に、[ブログ無料相談]と記載下さい。
もちろん、名前はHNでいいですから。

life_voyage21@yahoo.co.jp


自分の考えを手放して

2012-03-15 22:22:11 | 日記
こんばんわ。

なぜ、あなたは怒るんですか?

なぜ、あなたは自分が傷ついたというのですか?

なぜ、相手をひどい!!!!というのでしょうか?

そういうとき、

あなたは自分の考えにこだわっています。

そもそも、良い悪いという判断をしていますね。

題名にもあるように、

不条理な離婚。。。。

実は、これは一方的な見方ですね。

相手には相手の理屈がある。

そう、ここで気づくべきことは、

相手と自分には違う理屈、ルールがあったということ。

どちらからの視点で見るかによって善悪は違います。

よく、多くの人が言います。

常識的には、

社会人としては、

大人なんだから。。。

すべてが違います。

正確にいえば、真理ではないのです。

だって、それは日本でいまの時代に決めたことだからです。

今、あなたが生きてきた狭い世界でのことです。

世界には、一夫多妻の国もあるし、

フランス婚ともいう、事実婚もある。

離婚率が70%を超えるモスクワもある。

そもそも、食べることにも苦労している国も子供もある。

あなたの生きている狭い価値観です。

そして、そもそも不条理なのが生きるということなんですから。

戦争に行って、銃撃戦の中で、

私は○○のように正義を守り、道徳を守り

こんだけ努力して、まじめに誠実に生きてきた。

そういっても、銃弾の当たる確率は悪人も同じです。

正確には、まじめな方が損するかもしれないくらいです。

どんなに定年を楽しみにしていたり、

100億の貯金があっても、

病気になる確率は同じです。正確には、関係なくバラバラですね。

なぜなら、あれだけ体を鍛えているアスリートが

ガンで若くして亡くなっていますよね。

格闘技のチャンピョンが病気で亡くなっています。

今回の震災だって、きっとみんな一生懸命に生きてきた人ばかりです。

もう、気づいた方がいいのです。

自力でできることなど、とても少ないのだと。

そもそも自力で、強く生きれるならば

こんなに多くの人は悩みませんし、まして自殺などしません。

限界があるんです。

キリストを信じようが、親鸞でも、お釈迦様でも、なんでもいいですが、

自力を手放したところに、ほんとうの生き方があるんです。

こういうと、もう努力しない、神だのみ、・・・・ということになりがちですが、

けしてそういうことではない。

自分の考え、価値観、思考などはたかが知れていると知り、

どうにもできないようなことはいくらでもあると知り、

あるところで、手放して、大いなる人智を超えたものに任せる覚悟

選択、判断をするということです。

努力で何とかなるならすればいいし、あがけばいい。

そもそも、まだそれしか知らない人は、このブログを読んでいないはず。

だって、努力したりすれば何とかなると思っているから。

それすらも、折込済みですから。

あなたが難病になったとします。

それ、あなたの努力で何とかなりますか?

何ともならないときに、知るのではもったいない。

多くの人は死ぬ間際、重大事件が起きてどうしようもないときに

ようやくそのことに気づきます。

何とかなるうちにも、まだ生命の危険がないときに。

そういう他力を信じて生きてみたら、

きっと別なものが見えてきますよ。

もし、離婚くらいでそのことに気づけたなら、

それこそ、すばらしい贈り物とも思えるはずです。

面白い例を言うと、

よく不倫している方がいますよね。

もちろん、依存的なこともあるでしょうが、

気づいたら好きになっていて、結果として相手がいる人だったわけです。

恋愛も同じですよね。

理屈や理論や合理主義ではないですよね。

知らないうちに、抑えきれずに、好きになってしまっていた・・。

止めようと思っても無理な状況。

これ、他力です。自力でないことは明確です。

だから不倫が良いとか悪いというのではないですからね。

でも、他力なんです。その結果、どんな悲惨な結末であろうが、

あなたの努力や意思ではどうにもならなかった。それだけ。

あなたにはそうせざるをえなかった というだけ。

他力とは、大いなる力に動かされ、そうなるべくしてなっている。

そこに働く力を、あなが信じても信じなくても

働いている力です。

私のもとの職業は、ちなみに、最も論理的な仕事をする科学者です。

もちろん、今はカウンセラーでもありますが。

アインシュタインでさえも、神を信じているのです。

自分を手放しませんか?そろそろ。

それすらも、あなたのあるべき状態になるのですから、

私がどうこう言うことはできませんが。

そして、今、このブログを読んで下さったということが

すでに他力ですから。導かれていますよ。

お気づきでしたか?

他力本願

2012-03-14 21:53:00 | 日記
誰でもこの言葉ご存知ですよね。

あまり良い意味でつかわれないのでは?

でも、今日は違いますよ。

親鸞(しんらん)というお坊さんご存じですよね?

この方の教えの中心的なものが

この「他力」なんです。

親鸞さんの教えというのは、

とにかく「南無阿弥陀仏」と祈り続けなさいということ。

そうすれば救われるというもの。

「自力をやめて、とにかく祈って、他力で生きよう」と。

いつも言うように、

人生を自分でコントロールしようとか

目標を立てて、目指して。。。。とか

努力、努力とか。

正直、そんなものは意味ないんです。

学校も社会も、親もみんなそう教えてきました。

でもごく少数の人はもう気づいてます。

本や、テレビでも、いまだに自己啓発で目標たてて。。。

なんての聞くと、あまりに知らないんだなと思ってしまいます。

キリストも、スピリチュアルも、親鸞も

みーんな同じことを言っているんです。

「自力」でどうにかしようとするから

苦るしいのだと。

オールを手放して、とにかく身を任せる。

人生はなるようになっていくし、

その人それぞれに最適なように流れていく。

キリストでも、仏でも、神でもなんでもいいのですけれど、

自分の力ではどうしようもない、人智を超えた力に

生かされていると知るべきです。

ちょっと考えてみれば不思議ではないですか?

身の回りにある、パソコン、携帯電話、テレビ、冷蔵庫・・

ありとあらゆるものは故障したり動かなくなるのに、

あなたが寝ていようか、少しくらいお酒飲みすぎても

どんなことがあっても、あなたの心臓は動いてくれていて、

死ぬまで、必ず朝になれば目が覚めるんです。

目、鼻、耳、口、指、すべてが絶妙なのです。

もしあなたが今日から、排せつできなくなれば、すぐに死ぬことになる。

ありとあらゆることが絶妙なんですね。

私たちは、「他力」でもともと生きているというか

気づいたら、肉体があって、思考しながら、

生きちゃっているんです。

自分の意思とは関係なく、生きだしちゃっているし、

間違いなく死へ向かうんです。

どうして、これが自力で生きているなどといえるでしょうか。

すべての出来事は最適に起こる。

これを信じて、大いなる力に身を任せて生きましょう。

離婚でも、なんでも、100回でもすればいい。

そのうち死にますから。

何が良いとか悪いとか、自分が期待したとおりに生きたいとか

他人の人生と比較するからつらくなる。

あなたの人生は、あなただけの特別な人生として

この世に生まれました。

私は自分の思い通りとは言えない人生を歩んではいますが、

けして後悔はしない生き方をしていますし、

人生の流れは確実にあると実感しながら生きています。

もし・・・ならという人生はありません。

今生きている人生が自分の人生でしかありえません。

しかも、まだまだ良いことも悪いこともあるでしょう。

注意したいのは、良いとか悪いも、あなたの視点で見てのことです。

死ぬまでその出来事が良かったのか、悪かったのかわかりません。

自分の20年前の出来事を考えてみてください。

今のあなたの状況を想像できましたか?

予想もしていないことは起こりませんでしたか?

その流れが見えるためには、執着を手放さないと見えない。

手放しても、手放しても、人間というのは執着するんです。

そういう生き物だと、それ自体を受け入れて、手放す。

この手放すというのは、もう自分ではどうにもできない!

これ以上は無理!そこまで追い詰められてようやく

ちょっとだけわかるようなもの。

でも、手放すという決断をするのは、あなた自身にしかできません。

はじめは誰でも怖いのですが、身を投げ出してしまえば、

そこに平和があることに気づけると思います。
努力しなくていいとか、そんなことではないんです。

自分でどうにかできそうならすればいいし、

できないこともあるんだから、それはもう天に任せるしかない。


自分の気持ちを認めてあげる

2012-03-11 20:03:59 | 日記
こんばんわ。

離婚を考えているとき

離婚した後

離婚しようとしているとき

いずれのときでも、

これまで味わったことのない

不安、孤独、怒り、悲しみ、絶望・・・

これらを体験するでしょう。

いつも言いますが、

これはあなただけではありません。

みんなそうなんです。

つらいんです。

けしてあなたが弱いからではないし、

けしてあなたが未熟だからでもないし、

まして病気ではないんです。

離婚に直面したとき、みんなそうなるんです。

不安、怒り、悲しみを抑えつけないようにしてほしいのです。

正常な、普通の反応なんです。

けして異常ではありません。

喪失体験の悲嘆について専門的に学べばわかることですが、

鬱の症状にとても似ています。

離婚ということを話さずに、心療内科に行くと、

鬱病と言われます。

食欲はないし、眠れないまたは、朝早く起きてしまう。

何もできないし、無気力だし、虚無感がある。

もう死んでもいいとまで思ってしまう。

仕事にも何にも集中できない。

あまりに寝れないと体が先に壊れてしまうので、

睡眠導入剤をもらうのは良いことです。

最近は依存性が非常に少ない薬もたくさんありますから、

安心して飲んで下さい。

離婚による喪失体験では、ちゃんと癒しのプロセスに進めれば、

また希望が見えてきます。

薬だって依存しません。要らなくなります。

私は半年くらい飲んでいたことがありますが、すぐ止めれました。

今日の本題ですが、

自分の心に湧き上がる感情、

それがたとえ嫌な感情でも、抑えずに、そのままにしてみてください。

そして、今自分はとても怒っているんだなぁ。。。

とても悲しいんだなぁ。つらいよね。。。

なんてひどいんだ! そう思っているんだね。

そうやって、ひとつずつ、

それが良いとか悪いとか評価、判断しないで、

自分の感情を自分で承認してあげてください。

そんなネガティブなこと考えてはダメだとか、

怒るなんて、なんて大人気ないとか、

いつまでも悲しんでたら、ダメだとか、

早く、いいかげんに立ち直れとか、

周囲は何とでもいうでしょうが、

あなた自身があなたの一番の理解者であり、やさしくしてあげてください。

そうしているうちに、

なんだか、ちょっとだけ ホッとしてきますから。

少しだけ前向きな気持ちが自然に出てきますから。

それまでは、無理やり押し込めずに

ただ、ただ、ゆっくりと自分の心の声を聴いてあげてくださいね。


目先の解決に惑わされないで

2012-03-09 06:11:01 | 日記
おはようございます。

もともと早起きなのですが、
最近は夜更新が多く、久しぶりに朝書いています。

意外に世間では知られていないのですが、

離婚で一番難しいのは、

別れるときでもなく、調停や裁判でもなく、

それは大変な作業なのですが、

いかに、正しく立ち直れるかということです。

誤解しないでほしいのは、正しいというのは、

人それぞれ違う形があるので、一概にこれだというものではありません。

ただ、一般的にこれはあまりよろしくない。というのはありますよ。

そのあたりは、過去に紹介している本を参照くださるといいですね。

これは恋愛においてもそうなのですが。

離婚というのは、はじめの頃に書いたように、

喪失体験なんですね。

死別と同列か少し低いけれども、

心理学的には、人生でのライフイベントでトップクラスの

ストレスを与える出来事なんです。

そして、多くの人が、

空虚感、虚無感、自己価値観の崩壊、

孤独、不安、恐怖、鬱、その他ありとあらゆることが起こります。

もし周囲に伴侶や子供を亡くされた方がいれば

そのときの状況を思い出してくれると、まったく同じ反応が起きていると
わかるはず。

で、人間というのは、同じストレスにさらされると

同じ反応、行動で解決しようとします。

その人がこれまで生きてきた中で、

いろんな問題に直面したときに、解決してきた一番、手っ取り早い方法で。

それは、お酒を飲むことであったり、

買い物しまくることであったり、ふさぎ込むことであったり、

自己嫌悪に陥ることだったり、

芸能人を見ているとわかりやすいですが、

すぐに新しい相手を見つけたりします。

また男性なら仕事にのめりこむというのもあります。

つまり、伴侶を失った、心にぽっかり空いた穴を

何かで埋め合わさないと、不安でしょうがないわけです。

自分ではまじめに考えているつもりでも、

そのような状態では、けして精神状態がまともとは言えませんから、

知らないうちに、何かに依存してしまうのがふつうです。

この事実を知っているか知らないかが重要です。

知らないと、完全にはまります。

知っていれば、すくなくとも、ある程度は客観的に見れます。

一時的にはしょうがなくても、長く続けることはなくなります。

正しく立ち直るためには、

ちゃんと自分の状況を受け入れ、心を十分に癒すことからです。

多くの人は、自立していない人間同士が結婚して、

さも、ふたりでひとつのような状態になっていますが、

本来、自立しているふたりの男女が、

結婚することで、さらにより良い人生を歩むのがいいと思います。

けしてお互いに依存関係になったりするようなものではない。

相手に依存していた人は、伴侶を失えば、別の何かに依存せざるを得ないのです。

人生で、自分の生き方、考え方、価値観、そういうものを見直す機会は

そうたくさんはありません。

よく言われるように、ガンから生還した方々の生き方が変化し、

慈悲深く、愛情にあふれ、一日を充足して、生きるようになると言われますが、

それは、生きていること、何不自由ないことが

いかに大切かを思い知るからでしょう。

離婚は、命の危険をさらすことなく、つらく絶望的な気持ちになりますが、

それでも、自分の生き方を見直す、最大のチャンスです。

こういうと、すぐに良いとか悪いの評価をしたがる方が多いですが、

そうではなく、これまでどう生きてきたのか?

今自分のしている仕事、生活、友人関係、家族関係などはどうか?

これからの人生をどう生きていきたいのか?

そして、本当の意味で自分は自立した大人なのか?

人への接し方はどうなのか?

ひとつひとつ自分と正直に向き合い、自分を知り、

その中で、物事への執着を手放すことや、ゆるし、

そういうことを学んでいきませんか。

そのお手伝いがこのブログを通してできればと思います。


恐れることは何もない

2012-03-08 21:24:26 | 日記
このブログでは、
まさに題名のとおりの苦難にある方々へ向けて書いています。

私が日々つづることは、一見すると離婚には関係ないように
思うかもしれませんが、離婚という喪失を乗り越えるためには、

これまでの生き方や、ものの考え方、判断基準など多くのことを
より変化させていくことこそが大切だと考えるからです。
それらに気づかずに、ただ辛い思いをしてるのでは、
離婚をした人と経験しない人で何が違うのでしょう。

離婚という、つらい出来事をせっかく乗り越えるのですから、
それを意味のある人生にしたいではないですか。

さて、

多くの人が生きる原動力となっているのは何かご存じでしょうか?

欲望と恐れです。

失恋、死別、生別、病気、。。。

あなたは、一番、何を恐れていますか?

たとえば、死ぬこと。

多くの人が恐れていますが、

あなたは、「死ぬ」ということを本当の意味で知っていますか?

そう、まじめに考えれば知るはずないのです。

他人が死んだ、しかも肉体的に死んだと人間の医学で定義されたことを
知っているだけです。

臨死体験というのもありますが、生き返って、生きている時点で、
死んだことがあるということにはならないのですから。

これは極端な例ですが、

多くの人は、日常で、恐れる理由を知らずに、ただ不安になっているのです。

そして何よりも、「死ぬこと」を自分でコントロールできないわけで、
その意味では「生まれること」も同じわけです。

よく考えてみてほしいと思います。

悩んだり、不安になったり、恐れたり、
泣いたり、落ち込んだり、鬱になったことで、

その要因が解決したり、良い方向に向かうことがあるのでしょうか?

答えは、変わらない。 のです。

人間には、コントロールできることと、できないことがあります。
できないことを悩んでもはじまりません。言うのは簡単ですよね。

もちろん、だからといって、悲しくないわけでも、つらくないわけでも、

涙がでないわけでも、落ち込まないわけでもないのです。

時には、寝れないし、食欲もないし、アルコールを飲んでしまうこともある。

でも、いつも言うように、

それはそれでいいではないですか。

人間なんですから、そんなに強くはないんです。

離婚という苦難に直面して、くじけている自分もあなたです。

昔からいっしょにいるあなた自身です。

でもそれが普通の反応で、だれでもそうなんだ。と知ってほしいのです。

人前では離婚会見して、強くしている芸能人でさえ、実際は悩んでいるんです。
それが証拠に、やせたり、病院に行っているんですからね。

死が最大の人間の恐怖だとするならば、

それ以外は、練習みたいなものです。

練習しといた方が、案外最後は楽かもしれない。

そして、何よりも、離婚を経験した人としていない人を比べれば、

そして正しく立ち直ることができたならば、

あなたはとてもやさしく、愛情にあふれた、

そして、生きるということに真剣に向き合った経験をもつ

すばらしい人間に成長しているはずです。

離婚をしたことが良かったのか悪かったのかは、

死ぬ、その最後のときまでわかりません。

それは、あなたがこれからどう生きたのか?

どう、何を学んだのか?

それに応えながら進むのが人生だからです。

大丈夫!!

人生はあなたの望む通りではないかもしれないけれど、

すべての人に最適な人生になっているのです。

望むというエゴを手放したとき、

そこに何ものにも囚われない、平和な人生が見えてくるはず。