離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

人生は気のせい

2016-01-17 00:00:01 | 日記
あなたは、

最近の世界の事件をみていて

何を思うでしょうか?

最近のテレビの報道をみていて

どう思うでしょうか?

もちろん、自分の苦しみのなかで、

精一杯ですから、他人のことなどどうでもよいか、

そんなことに余裕などないと言う方もいるかもしれません。

自分もそれどころではないとも。

たとえば、毎日のニュースは

芸能人の結婚に離婚に、不倫に・・・

児童虐待、サスペンスドラマを越えるような猟奇的な殺人、

介護疲れからの殺人・・・

世界中のテロ事件・・・

そして、

昨年の御嶽山の噴火や、

つい最近のスキーバス事故、

もう切りがありません。

ひとつひとつはたしかに、直接の関係者ではないかもしれない。

でも、それぞれにそれぞれの人生があり、

やりたいことがあり、

家族も恋人もいて、生きていたことは確かなのです。

私がここで言うまでもありませんね。

誰も、明日の朝目が覚めないとは思わない。

家を出て、夜は帰宅できないなどとは思えない。

誰だって、自分の人生が今日で終わるなんて

想いもしない。

明日の人間ドックで、癌が見つかるなんて思いもしない。

予測もできないし、まして全てに覚悟しているなんてできない。

だから、人生は虚しいなんてことを言いたいのではありません。

そういう論調や、宗教はたくさんありますが、

元も子もありません。

先日も書いたように、配られたカードで考えるしかない。

都度、対処するより仕方ない。

今夜、ゆっくり屋根のある家で、あたたかく布団に入れることに感謝したいものです。

ダイエットするほどに食糧に困らない環境に感謝したいものです。

こうやってネットがつかえて、本が読めて

呼吸もできて、排せつもできて、歩けること、見えること

ひとつひとつが最高のもので、どれひとつ無くても

大きな障害となり、不自由です。

悲しみも、不安も苦しみも減りはしませんが、

今あるものに感謝するとはそういうことです。

他人の不幸を見て、自分じゃなくてよかったとか思うことでもありません。

ある意味で人生は平等に、自分にも在り得ることだと気づくべきです。

そうしたら、

今日、この瞬間に、あなたがすべきことが見えてきます。

離婚はたしかに、ものすごい大きな出来事です。

でも、命もあるし、あるものがたくさんあります。

以前も書いたのですが、

「死ぬこと以外は、すべてかすり傷」 

ある女性の経営者の言葉ですが、そのとおりだと感じて好きな言葉です。

100歳を超えた聖路加病院の日野原先生も

「死ぬこと以外の苦しみはすべて、死の予行練習みたいなものだ」と言っています。

苦しみ、悲しみ、寂しさ、・・・

それらを忘れるのでも、なかったことにするのでもなく、

それでも、人生を歩むということ。

どう自分が歩めるのか、それを問われているのだと感じます。

偉そうに言う私自身も、できているわけでもないし、

傍目から、傍観者のように、他人事として眺めてもいません。

あなたと同じで日々、苦悩し、悲しみも、苦しみも

いろいろな気持ちを抱えて、

それを噛みしめて生きています。