離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

感情にまかせる

2013-10-27 09:39:34 | 日記
私は、もともとは理系なものですから、

論理的な考えは得意です。

そして、物事もけっこう計画的に進めたいほうだし、

効率的なことを考えたりする。

ただ、人生はそうはいかない。

誰でも知っているけど、多くの人が

まるで自分の思うとおりになるかのうようにふるまう。

若い人ほどそうかもしれません。

離婚を経験すると、
正確には、離婚という経験で苦しむと、

この人生というものが

自分も含めて、多くの人が考えるよりも

とても不安定で、コントロールできるものではなく、

安全な場所でもないのだと気づくかもしれません。

だから人間関係においても、予定どおりとはいかないのだと知る。

感情や感覚に任せて生きるということは、
危険でもあります。

感情に流されて、人を傷つけたりすることが許されるはずもありません。

あくまで、人には理性や道徳というものがあるのですからね。

ただ、、、、

いろいろな物事の判断(ただし、重大事ではないこと)
においては、多少の感情、感覚、直観を大切にしても良いのではないでしょうか。

人というのは、やはり動物ですから、

危機や本質を見極めるときは、やはり本能といいますか、

直観の力は大きいのです。

そしてあえて感情や感覚に任せることでうまくいくときもあるのでは
ないかと思うのです。

スピリチュアルな本には、100%直観や、感覚、感情に任せるという
ようなものも書かれていますが、

すべてはバランスのなかで動いているのですから、
極端な偏りはやはりバランスが悪い。

ここぞというときに、自分の感覚で動いてみる。

理性や論理性、合理性ではなく、動いてみる。

それで上手くいかないときもあるかもしれないが、

上手くいくときもあるかもしれない。

人間とは、

生きるということは、

そういうことではないのかと思うのです。

なぜ、ここでこのような話をしているのかというと、

辛い経験をしたときには、
その経験を二度としたくないから、やはり判断したり決定することが怖くなる。
不安になる。そして自分の感性や感覚も信じることができなくなりやすい。

絶対だと思った結婚が、離婚という形に変化したときに
多くの人が、自分自身の価値観を見失い、生き方を見失う。

より今度こそは、きっちりと、しっかりとと身構える。

人生とは論理的でも、合理的でも、計画的に進まないのだと知りながら、

身構えるゆえに、結局は、そのトリックにはまり、
なんとか計画的に進めたい、コントロールしたくなる。

そんなとき、少しだけ自分の感性や感覚を取り戻すことが
あるといいなと思うわけです。

逆に、感覚や感性だけで動いている方は、逆の要素を少し取り入れると
良いかもしれません。

世界はバランスです。
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向き合うのはいつでもいい

2013-10-22 22:17:02 | 日記
こんばんわ。

離婚の悲しみと

向きあうのはいつでもいいのですよ。

あなたが新しい恋人を見つけたり、

再婚を急ぐ状況なら、

自然と向き合うことは必要になるかもしれません。

でも、いまはまだ、悲しみの最中にいるのなら、

それをやり過ごすだけでいいのです。

正面から向き合おうとして、

辛くてしょうがない状況なら、

ひとまず退散しましょう。

あなたが悲しみと向き合う時期は、

あなた自身がわかるはずです。

離婚におけるいろいろな出来事を

正面からとらえて、向き合い、

そして今後の人生への指針としていくためには、

ゆっくりと時間が必要です。

一か月や二か月でどうにもなるものではなく、

新しい人との出会い、

新しい環境、

いろいろなことが織り成す変化のひとつなのです。

苦しいときに無理をすることはないのです。

できるときに、できるだけでいい。

そして、この離婚という悲しみに

正面から向き合う時期は、あなた自身がいずれわかるはず。

辛いときは、やり過ごしましょう。

逃げることも大事です。一時的には有りなのです。

とにかく、自分に厳しくしすぎないようにしてほしいのです。

もうこれまで、

充分にあなたは苦しんでいる。

これ以上、自分を追い詰めないでください。
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ただ在るように

2013-10-16 00:01:00 | 日記
離婚して、

自分のこれまでの価値観が崩れたとき

人は、

どうして自分だけこんなに苦しい試練を受けるのかと

天を仰ぎ、神を呪い、相手を憎むのかもしれません。

生きるということは何か。

自分の人生とは何か。

こんなことを毎日のように問い続けるのかもしれません。

でも、考えても、答えの出ないものであることも

知っているかもしれません。

ただ、考えずにはいられない。

カウンセラーとして、喪失体験をされた方に接していると

たくさんの方がこのような想いをされているようです。

本を数100冊読んでも、セミナーで学んでも、

誰に聞いても、

求める答えはわからない。。。

そんなときを超えて、、、

どうして自分が生きているのか、

どうしてこういう人生なのか、

わからないけれど、

解決はしていないけれど、

それでも、淡々と生きていく、

それしかできないのだと知るときがあるかもしれない。

なんだか、人生というのは

もがくしないのだと知るときがあるかもしれない。

ただ、在る。

けして、受け身というわけでも、

消極的というわけでもない。

自分という命が、ここに存在する。

そもそも、自分とは何か?

私とは何か?

心とは何か?

魂とは何か?

そんな問いかけをしながら、

ただ在る それだけしかわからない。

そんな人生への深みを増していく

離婚しなければ

考えることすらなかったような

人生への問いを

深めていく人生。

人としての成熟。

けして望むことではなかったかもしれないけれど、

後戻りはできないから

人として、どれだけ成長、成熟できるのか、

それが問われているような気がします。




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寄り添うとは覚悟

2013-10-14 10:16:06 | 日記
人には、それぞれの悲しみがありますね。

その深さも、大きく違うような気がいたします。

所詮、他人には感じることにも限界があるのかもしれません。

それでも、

その悲しみに寄り添うということを覚悟する。

そう、寄り添うというのには、覚悟が必要なんですね。

寄り添うというのは、相当な覚悟がいる。

多くの家族や、友人は、

はじめは寄り添いたいと思う。

だけど、その悲しみの深さに、耐えきれずに

自らが苦しくなり、苦しくてしょうがなくなり、

そして、「もうそろそろ・・・」

「早く元気になって・・・」と思わず声をかけたくなる。

けして、悪気はないし、寄り添いたいと思っている。

でも、苦しいからそうなる。。。

深い、深い、自分にしかわからない悲しみの

少しでも、一部でも誰かに触れられたとき、

そこに癒しが生れるような気がします。

そのときはじめて、

人は、前に進めるのではないでしょうかね。

それはカウンセラーかもしれないし、

新しい恋人かもしれない。

だから、もしそんな人がいたら、

頼っていい、すがっていい。

苦しいときに、甘えたり、すがったり、そんなことは

問題ないし、あたりまえ。

人はそんなに強くないですからね。

悲しみを癒していくには、サポートが絶対に必要なんです。

自分ひとりの力で、乗り越えられたらすごいけど、

なかなかそうはいかない。

頼っていいのです。
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身体の痛み

2013-10-12 00:01:00 | 日記
離婚後に

身体のあちらこちらが痛むことがあります。

睡眠が不足して、偏頭痛があるのは

何となく理解できる。

でも、

何の前触れもなく、心臓がどきどきしたり、

射すような痛みがあったり、

身体が急激にダルくなってしまったり。

急に皮膚炎のように、肌がガサガサになったり、

髪のフケが、すごく出たり。

急に涙が止まらなくなったり、

咳が止まらなくなったり、

下痢や、嘔吐など、

もう考えうる、ありとあらやる身体症状が出る可能性があります。

もし、そんな症状があったら、

まずは、ちゃんと医者に行きましょう。

必要があれば、検査もしてもらいましょう。

ただし、内科でも精神科でも、心療内科でも

いずれの場所でも、言いたくはないけれど、

最近、離婚して生活が乱れていることと、

精神的に辛いことを明確に伝えましょう。

そうしないと、とりあえずの薬が出てしまう可能性があります。

検査で特に悪いところがないなら、

やはり、喪失体験による精神的なダメージからくる身体症状の

可能性があるので、いきなり慌てずに、

少し長期にわたって、自分の身体状態を見ていきたいものです。

精神的なダメージから、内臓や循環器に影響することはありますから、

おかしかったらすぐ医者へ行くことは必要です。

今日、知っておいていただきたいのは、

離婚による喪失体験の辛さが、そんな身体症状として
出ることがあるということです。

心の傷が癒されていくにつれて、頻度も減ってくる場合も多いのです。

そして、最後に、とにかく

「水をたくさん飲んでください!!」

喪失体験後の日常生活では、ぜったいに水をたくさん飲んでいただきたい。

これは身体のバランスを整えます。

心よりも先に身体のバランスを整えていくことで、

癒しのプロセスにスムーズに入れるのです。

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思考がまとまらない

2013-10-09 00:01:00 | 日記
離婚という

大きな喪失体験をした後、

日常生活や、簡単なこと、

まして仕事などが何にもできくなる。

目の前のことすら、まともにできないから、

ましてスケジュールを立てたり、

それを実行するなんていうことは無理。

思考する力もなくなり、

考えが全くまとまらなくなり、

何時間たっても、まったく仕事も進まない。

そして、記憶ができなくなる。

次にしようと思っていたことを忘れたり、

そもそも記憶自体がすっぽりと抜けたりする。

ほんとうに些細なことが、行動できないから、

予定を聞いても、手帳などすら付けることができなくなる。

だから当然、仕事にもならない。

そんなどうしようもない状況。

自分は精神がどうにかなってしまったのだろうか。。。

気がふれてしまったのではないか。

おそらく、そんなときは、身体のあちこちが緊張しているはずだから、

痛みなんかもあるかもしれない。

だから余計に不安になる。

思考力がいつものようになるには

時間がかかるかもしれません。

でも絶対に、もとに戻ります。

物事を今までと同じように考えることができるようになります。

記憶が抜けたり、考えがまとまらないことは

一時的な喪失体験のショックによるものです。

病気ではないのです。

まずは、できることから、目の前のことだけ。


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辛くて、耐えられなくて、ふつうです。

2013-10-06 14:05:18 | 日記
こんにちは。

離婚後で、辛さもピークとなるとき、

何一つとして、できないことでしょう。

あたりまえの生活のひとつひとつが何もできず、

外の景色は、灰色で色がなくなり。。。

テレビや、街の人々から

完全に切り離されたような感覚。

場合によっては、家族との思い出の場所や、物など

そのすべてに接することが怖くなり、

身動きがとれないような。。。

もはや、生きているのかどうかさえもわからないような感覚。

この先どうなるのか。。。

私の人生は、もうどうしようもない。。。

まさに絶望の淵。

もうそんなときは、

自分に厳しくなるのはやめて、やさしくしましょう。

だって、しょうがないんですから。

それだけショックを受けて、絶望して、苦しいのですから、

あなたが特別に弱いわけではありません。

あなたが特別に勇気がないのではありません。

誰でもそうなのです。

多くの人が経験してきた、それが離婚の現実の辛さなんですから。

テレビやドラマのものとは全然違います。

他人から聞いていたのとも大きく違います。

自分で経験して、そして、

あなた自身が結婚に一生懸命で、相手を愛していたからこその

いまの辛さなんです。

だから、そんなときは、

ただやり過ごすためだけに毎日をなんとか切り抜ける。

それしかできなくてしょうがない。

仕事なんて、どうにも無理でしょうがない。

お風呂に入れずとも、ごはんなど食べれずとも

眠れないことも、

アルコールを飲みすぎてしまうことも、

そのどれもがしょうがない。

大丈夫、必ず抜け出しますから。

多くの先人たちが、同じ苦悩を抜けてきました。

特別な技術や、能力や、才能なんて必要ありません。

とにかく、毎日を何とか切り抜けるだけ。
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