21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

日本の80年代~現在

2006年02月14日 09時11分50秒 | Weblog
 80年代、日本は「世界最高の教育システム」と「先進国最大の経済成長率」を誇り、栄華(?)を極めていた。その当時の「日本分析」系の書物には、「長い間、温暖で安定的な気候に恵まれ、自然災害に脅かされる事もなく、、、、」みたいなことも書いてあった。これがバブル崩壊後、ひっくり返る。「教育システム」や「経済成長率」は「時代が求める人材」「経済構造」の変化が原因となって、「誇り」から「恥」に転落してしまう事も理解できないでもない。
 しかし最近では、「長期に渡った温暖で安定的な気候」も変わってしまったようだ。(笑)地震/津波/大雨/洪水/土砂崩れ/大雪/旱魃、、、、、別に、日本の気候がここ20年で変化したわけではない。都市で地震や洪水が何回か起きたのと、(昔は無視されていた)地方での自然災害をマスコミが取り扱うようになったのが、そのイメージの変化の理由だ。

 人の心理状態がこの二つの時代の「環境の変化」(笑)をつくり出したとも言えなくはない。人は幸せな時には他人の幸せを願い、不幸な時には人の不幸せの願うものだ。

 イヤー大衆心理って恐いね。日本には大衆心理の偏向化を防ぐはたらきをする「公共放送局」がないのが、悔やまれるよ。

捕鯨は残酷だ。

2006年02月14日 08時50分46秒 | Weblog
 欧米の捕鯨反対論者と日本の捕鯨推進論者との大きな溝の原因は「捕鯨」という言葉の持っている意味の違いだ。日本人の中には、「牛や羊を平気で絞めるのに、どうして鯨はダメなんだ」なんて意見を聞くけれども、米国が過去に行っていた「捕鯨」の資料を見れば、「牛の脳天をぶち抜く」より「捕鯨」の方が’残酷’なことが分かる。一般的な日本人にはアメリカ人がやってきた「捕鯨」「バッファロー狩り」の残酷さを想像する事さえできないと思う。

 ト言っても、今となっては「日本が何故捕鯨を再開したいのか」、全く分からんね。産業としても、食料としても、見込み利益が小さすぎる。もう日本は1億2000万人の暮らす、世界第2位の経済大国なのだから。

防衛庁の民営化。。。

2006年02月14日 06時52分07秒 | Weblog
 イラクについての新聞記事を読んでいたら、「最近は、軍隊上がりの傭兵が警備/ボディーガード業で増えてる」ってのを見つけた。防衛庁は血税の無駄遣いが多いみたいだし、民営化できるのなら、しちゃった方がいいかも。日本国内にも立派な警備会社はあるし、海外にはもっと装備のしっかりしたところもある。(警察は本当にいらなくなるかも
 少なくとも米軍では(上手く行ってるかどうかは知らんが)軍隊への「食料供給事業」等、後方業務を民間の会社にまかせているそうだ。

 このブログで私が言いたいのは、公務員も危機感を持たずに働いていると仕事をなくしますよ、って事。

死刑制度に一言

2006年02月14日 06時39分28秒 | Weblog
 まず、私は死刑制度には反対だ。犯罪者を殺してしまえば、事件の真相が分からなくなってしまうし、他の事件に関係していた時に大きな問題になる。えん罪も無視できない。
 と言って、簡単に「死刑反対」を叫べないのが、日本の刑法の問題点だ。被害者/被害者家族の感情を考えると、、ってのもあるけど、 今の日本では、死刑の次に軽い刑罰がだいたい「懲役15年」ぐらいだってのが問題になる。

 凶悪犯を一生閉じ込めておけるのなら、「死刑廃止」でもなんら問題は無いが、さすがに15ねんで出て来られるとちょっと。
 たまにどっかの学校が、「死刑賛成/反対」で生徒に討論をさせるようだけど、しっかりと議論を掘り下げて欲しいね。