＊市場介入

　過去の実績によると、為替市場への政府の介入には、たいした意味がないみたい。為替市場の規模／流動性が大きいため、介入資金が足りない場合があるからね。その上、為替市場介入自体の意味も問題になってくる。円高だと輸出企業の売上高が落ちるのは理解出来るけど、円高が進めば、原料輸入で有利に立つ事が出来る上に、海外への投資でも有利に立つ事が出来る。のに。

　じゃあ、東京証券取引所への政府の介入の効果はどうなんだろう。今、規模の縮小から株式市場が冷え込んでいて、無意味に株安が進んでいる。その上、国債の金利が1.5%を下回っていて、介入資金を準備するには絶好のタイミングになっている。買い取る企業の株式を厳選して、モラル・ハザード（倫理崩壊）さえ起こさなければ、企業の国有化がちょっとぐらい進んでもたいした問題ではないだろう。


　政府の株式市場介入。効果のほどは知らんが、試してみる価値はあると思うけどね。

長期金利と株取引

　国債の１０年モノの金利が1.4%を切ろうとしている超低金利でも、日本株を買おうとしない投資家の心理が分からない。一体全体、どこに投資しているのやら。円高傾向で為替取引で儲けるよりも、絶対に株の方がリスクが低いのに。

　円建ての決算書上は、円高だと短期の利益が圧縮されるけれど、長期的には円高で原料価格が下がるから、為替は経営自体には大した悪影響を与えない。（経営者が馬鹿な為替取引に会社の資産を流用してなければ）、、、、根拠のない噂に流される一般投資家は、高く買って安く売る傾向があるのかね。



　ってもう１つ、日本政府／日本銀行に言いたい。国債が年利２％以下で発行できる上に、根拠のない株安が進んでいるのなら、ガンガンと債券を売って資金を用意して、市場介入で株を買い漁れば良いのに。上昇したあとに売却益で、国債を償還すれば良い。政府にしてみれば国債の残高を減らせるし、市場にしてみれば安定した流動性の確保につながる。
　こんな事も思いつかないくせに、消費税を上げようとしているだから、日本人高齢者だけの国会／行政ってのはやっぱり良くない。


　少なくとも年金基金は今株式運用を始めるべきだ。

war of jobs

　就職戦争って言うか、単に’仕事の奪い合い’って言うか。国内で日本人だけが仕事を取り合っている時代は終わった。
企業はガンガン海外に出て行っているし、人を送り出す代わりに、人件費の安い現地人を雇っている。世界戦争ってわけだ。

　一旦仕事を見つけても、いつ首になるか分からない代わりに、場合によっては転職でより良い職場が見つかるかもしれない。

公務員の仕事が唯一、’世界戦争’の戦場になっていない、ので、安定を望む人は公僕を目指してみるのが良いのかもしれない。なんと言っても、外国籍の優秀な奴らを仕事を奪い合う必要はない。ーーーって、これは国会議員にも共通の話。彼らは海外からの優秀な人材と張り合う必要がない。


　でもこの制度は、国民にとって良い迷惑なわけで。パソコンや車を選ぶときは、国籍を問わず一番良い物を選べるし、ファーストフードにしてみても、マクドナルド、バーガーキング、スターバックス、ファミレス（日本代表）から、好きなのを選べるわけだ。。。。でも、市役所を好きなところから選ぶ事は出来ないし、職員がクビになる事も殆どない。。。。競争が無いからだ。。公職の採用を’国籍不問’にすると問題も起きやすくなるかもしれないが、社会保険庁が実際に記録を紛失し、現金を横領されている事を考えると、現状より悪化するとは思えない。


　日本は今、効果のある経済政策が求められている。しかし、ノーベル経済学賞受賞者が日本の財務大臣になる事もなければ、金融庁長官になる事もない。そして、有権者はノーベル平和賞を受賞したアル・ゴアを環境大臣に選ぶ事も出来ない。国会議員は’国籍条項’のおかげで、優秀な人材と争わなくても失業しない。その一方で、有権者の側は、日常では海外に仕事を奪われ、可処分所得も減っている、その上に、選挙で必要な人材に投票する事さえ出来ないでいる。

environmentalists, もう一回、、、、

　ベトナム戦争の泥沼化～実質的敗戦で、’世界のリーダー’をしての自信を失った欧米諸国が’新しい敵’として引っ張りだしてきたのが’捕鯨’だ。彼らは捕鯨を新しい攻撃対象の’主義主張’とする事で、’社会主義’に破れた劣等感を克服しようとしたわけだ。

　日本のとしては良い迷惑な話だが、、、、、根拠もない主張をまともに相手にして、３０年が経とうしている今も、しょうもない争いに巻き込まれている。捕鯨している国は日本だけじゃないが、攻撃対象となっているのは日本だけだ。国際会議で科学的な発言をするより、海外で広告戦略を展開して、イメージの転換を図るべきだ。（日本政府内に広報戦のプロがいるとは思えないけれど）

ソマリアで米戦闘ヘリ／ブラック・フォークが撃墜された後には、オゾンホール対策として、フロンガスが禁止された。日本はこの悪影響をほとんど受けなくて良かったね。ーーー参考：フロンガスとほぼ同じ効果／副作用がある代理ガスの利用は禁止されていない。オゾンホールは広がっている。



　イラク戦争の泥沼化で、’テロとの戦い’でも欧米諸国は、実質的に負けかかっている。そこで、出てきたのが、’地球温暖化’ってやつだ。逃げ切れなければ、今のところ、（インドではなく）中国が主な攻撃対象になるだろうね。。。。。。。。
　北京オリンピックの誘致活動に駆使した広報戦略を活用すれば、逃げ切れない事のないと思うけれど。。。。。EU／アメリカを敵に回して、予算で勝てない中、どうするのかが問題だね．

　日本は攻撃対象になりませんように。

環境テロ

　気候変動枠組み条約締結国会議、、、、かなんか知らんが、国連がまた地球温暖化に関する新しい報告書を出した。話によると「地球温暖化は人の経済活動によって、不可逆的に進行している」らしい。

って、『不可逆的』って自分達で言っているくせに、どうして「予防」をしようと強いるのか理解出来ない。
『不可逆的』なら、将来的に、温室効果ガスの排出を削減する事よりも、現在、自然災害で被害を受ける地域から住民を避難させるのに力を尽くすべき、ちゃうん？

奴らは自己矛盾に陥っている。



環境テロでは、日本の捕鯨船が丁度良い標的になっているね。何と言っても、日本は唯一「調査捕鯨」を行っている経済大国ですから。ノルウェーやアイルランドがやっているのは「商業捕鯨」ですし、その他の国がやっているのは「伝統捕鯨」ですし、それ以外の国はそもそも国際捕鯨委員会に所属していませんから。

日本がちょうど良いターゲットになるわけだね。


オーストラリアの労働党が選挙で政権を取った場合、南太平洋での日本の捕鯨船の警備を、オーストラリア海軍の巡視船が引き受けてくれる事になるらしい。良い話だ。。。

？タミフル？

　タミフルを服用後、転落／飛び降りをしたインフルエンザ感染者の統計が出てきた。六年で２０人＋らしい。でも逆に、民フルを服用していないインフルエンザ感染者の異常行動についての報告が無い。これじゃあ、タミフルに副作用があるのかも、異常行動の原因になっているのかも分からない。

　風邪を引いたことがある人は想像できると思うが、熱がある人は大抵フラフラしているものである。”熱”そのものが転落・異常行動の直接の原因であるとも考えられる。。。。。。風邪にはミカンが良いって、熱があるときに、ミカンを皮ごと食べようとしたことは無いだろうか？
　とりあえず、’熱そのもの’と異常行動との関連を示した報告が見たい。が、タミフルは病院で処方されており、医師が服用者の後を把握できるのと違い、自宅に閉じこもっているだけの病人の内、誰がミカンを皮ごと食べようとしたかの客観的な統計は取りにくい。


　その上での話だが、タミフルの副作用とインフルエンザの合併症（脳炎／肺炎等）のどっちを取るかって言う違いもある。
枯れ葉剤（DDT）の場合は、使用によるマラリア予防効果は、使用による発ガンの危険性を相殺する。全体として、死者・後遺症の発症者の総数を抑えたければ、DDTは使用され続けるべきだ。あと、研究によって発がん性を抑えられることも考えられる。

超低空を彷徨う長期金利を見よ。。。。。

短期的な金融関係のことはあんまり書きたくないんだけど、今日は１１月１１日だし、日米株価もそろって暴落した直後、円高で’買い’を控える空気が強いみたいだから。書いても『～傾斜版～』としての不思議さが出るから良いか。


いくら米国でサブプライム・ローン問題が焦げ付いているからって言って、いくらこれからクレジットカード関連の焦げ付きが目立ち始めるだろうからって言って、米国の長期金利（１０年・３０年もの）の金利は低すぎる。もう４％を切ろうとしているんじゃないか。且つ、この米ドルを受けて、アメリカの輸出額が史上最高を記録する可能性もある。米国内企業が（金融業を除き、製造業を中心に）、売り上げを伸ばし、低めの金利を背景に投資額を伸ばす可能性が強いのに、今のNY株式指標は（金利に比べて）低すぎる。さき半年、個人消費は冷え込むかもしれないが、その後、企業投資の増加と新規雇用の創出で米経済は成長を続けるはずだ。ーーー時間軸では、その前に、クレジットの焦げ付きが問題になるが。

日本経済についても似たようなことが言える。長期金利が1.5%を切りそうな現状に、日経平均の金額は似合わない。緩やかながら、経済成長が続く中、金利がそこまで低くなれば、企業は再編だろうが競争力強化だろうが、何にだって投資できる。。。。その投資そのものも経済を引っ張り上げるはずだ。先三週間で日経平均で５千円上がるだろう。


　きっと、週末の雰囲気を引きずって、１２日の株価は下がる。問題はそこからだ。

パキスタン非常事態宣言

　ムシャラフ大統領が、パキスタン国内放送で英語を使って、非常事態宣言を発動した、、、やっぱり異例だ。

パキスタン国民の何％が英語を理解出来るのか、、、、日本で福田首相がNHKで英語で演説するよりも奇妙だ．．．．．．

だから，パキスタンの非常事態宣言自体が、海外に向けられたプロパガンダだって言うのが正しいんだろうけど。

ねぇ～。

英作文、、１０月

Along with continuity of the "care girl project", we would like to suggest some other solutions for this issue. The most basic foundation of the issue is a stereotype that Chinese people have. According to Confucianism, only male is able to pass a family line to next generation, but as one Chinese advertisement reads "there's no difference between having a girl or a boy - girls can also continue the family line", the stereotype must be defeated to reduce the gender gap. There are some solutions such as creating new social image of female gender, establishing equal social position for female, and preparing tax incentives and welfare systems for having girl children.

One solution is creating new social image of female through advertisement, such as TV drama and movies. As long as image of female social standard is below male's, it is hard to encourage people to be satisfied with female babies. So, there is need for TV dramas or movies, which successful career women taking over men's part. When people are thinking that women are like to stay at homes to do housework, female cannot play important role in a society and they cannot generate income for households. The parents cannot expect their daughters to be independent or to support their retirement. Therefore, a TV programme should create a new image of female in a society, such as career women or leading researchers. If people believe that female is able to work as much as or even better than males, parents does not have to expect male babies. Also, the TV programmes would provide opportunities for female students to image their future careers and encourage them to seek alternative successes. When girls have only an image of their future as housewives that their mother has been, they would not wish to have education and grab a success in the society. Girls need a successful symbol that they can synchronise their future. The TV drama should create male image doing housework as well for gender free society. Then, by women participating society more, by working for company or contributing scientific research, companies are able to choose their employees from more candidates than from only men, and research organizations would have more successful discoveries as well. Because Chinese government owns and controls all famous Chinese mass medias, this is very easy method to practice.

Nevertheless, while Chinese society have not prepared for women to participate, the advertisement strategy cannot improve female social situation actually and parents do not want to have female babies. There are needs of actual spaces for women to fill in the society without disadvantages, so providing equal educational opportunities for girls is required. When parents tend to expect and invest more for boys to let them gain better education, it is hard for girls to catch up without social support. Especially, status of a university, where they have graduated, decide their individual social status in Asian countries, all national universities, including the Beijing University, should allow the same numbers of male and female student to come, to establish equal social status for men and women. That also means girls can go to better universities easier than boys, because of less competition, when absolute number of girls is less than that of boys. Some parents would expect more on their daughters to go to better universities, and some parents will have girl babies strategically. This university enrolment control is also easy method to practice because all national universities are managed by the government and the authority is to check educational standard of private universities as well.

Even after the same opportunity of education is provided for boys and girls, China must support women to be able to work evenly to men. Even a talented woman, she cannot proof their ability to work without having actual jobs provided by an organization. To lead the society providing the same opportunities for women, the National People's Congress of China should set a required balance of gender for its representatives, such as 'a half of all parliament members must be female' or 'more than a quarter of all the members must be female'. This will send a transparent message to Chinese people that men will not dominate the society. It is the same as the case of university enrolment, because the absolute number of female is less than that of males, women can take advantage of this system. That would encourage people to have girl babies or encourage parents to take care of their daughter better. In addition, by setting minimum number for female to parliament members, the authority can set the minimum requirement of female members for management board of private companies with fewer conflicts.

If a company must recruit certain number of female board members, it must focus on preparing training programme for candidates regardless their genders, because a company cannot compete in the global economy with hiring people with less ability. Even where both genders are treated equally when they just graduate universities and start working, women will not be treated equally for next forty years. Women are more likely to leave the career path, especially when they take a long-term break to have a birth for their children. This time off and disadvantages for women will be reduced by encouraging men to contribute more to childcare, but it cannot be eliminated. When a company does not have to have women at management level, it will give up training females and there will be less female management. To create symbols and success stories of career women to reduce the gender gap, Chinese government should set minimum gender requirement for board members of private companies. Therefore, companies will establish training scheme that redeems disadvantages of female workers to go on their career path.

On the other hand, it will take times for advertisement campaigns to change the image of 'female success' and to become widespread in Chinese society. Short-term incentives to protect female babies are required to attack the issue now. The short-term incentives would be preparing social welfares such as free school and free medical care for girl babies and generous pension plans for their parents.

Already, under a pilot programme of the "Girl Care project" at Fujian province, couples who limit themselves to have two girls would receive combined annual pension of about $150 for the rest of their lives, and preferential treatment in health care, housing and employment would be provided as well. The authority allocates about $24 million for nearly 500 thousand families with about 100 thousand girls. Also, those girls are able to receive free education.
While people are not able to expect their daughter to have relatively better life, they would not spend much money on girls. This negative image increase the gap in short-term with increasing educational gap and disadvantages of medical condition. The authority must provide free education plan for girls hopefully until they can gain advanced schooling experiences, such as until they graduate a high school or a university. Also, it must prepare free medical care to support girls. That would improve their desperate living condition and they can start planing their career path for their future. In Chinese culture, child must take care of their parents after their retirement. When sum of women whole life salary is less than that of men, parents cannot be comfortable their retirement supported by a daughter. So, the authority must provide pension plan for those parents to satisfy their life. These will motivate people to have a girl baby and reduce the gender gap.