21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

iPod? iPad?

2010年04月21日 23時52分58秒 | Weblog
アップルが新しくiPadなるものを販売するようですね。

iPodではなくて、iPadです、iPad。

機能も大きく違うのですが、中身もかなり変化しています。


2001年に販売されたiPodの電子部品の9割は日本製でした。最終的な組み立ては台湾だったみたいですけど、中身は「日本製」でした。
2004年からiPodの売り上げが急激に伸びた影響で、
2005年からの半導体業界は好景気でした。


2010年に新発売されるiPadには日本製の部品は使われていないそうですね。
電子部品も外枠も「韓国製」もしくは「台湾製」が中心のようです。


アップルは商品の売り上げの上下に応じて、発注する部品の量を増減させるので、
部品メーカーにとっては、決して付き合いやすい取引先ではないようですが。



「日本と言えばモノづくり」みたいな時代はすでに終わっているんですかね?

それとも、日本企業側がアップルとの取引を断ったのですかね?

良く分かりません。







話は変わりまして。
「地方分権」とか「中央集権」とか言葉がありますけど、何か違うんですかね?
「地方分権」とは、地方が中心となって物事を決めていくこと。で、
「中央集権」だと、政府がすべての決定権を握っている。ってことみたいですけど。

大切なのは「誰が決めるか?」ではなくて、「何を決めるのか?」ですよね。
「地方分権」だろうが「中央集権」だろうが、国・地方全体が発展すれば全て良し。
逆に、衰退してしまうのなら、どっちもダメじゃん。
黒ネコ・白ネコ論ですね。
まぁ、良く分かりません。






そう言えば、
アイスランドの火山の噴火が大変なことになっているようですね。
19日まででも、30カ国で空港が閉鎖され、約6万便以上の飛行機が欠航しているんですか? イギリス海軍は海外から帰国できなくなった国民のために軍艦を派遣して、帰国支援をしているようですね。。。ちなみに、ロンドンからウラジオストクまで列車を乗り継いで移動できるんですね。
鳩山首相は「放置プレー」が得意ですから、日本人の帰国を支援するために自衛隊を派遣するようなことはないんでしょうね。
中国の四川省で大地震があったようですけど、日本からの救援隊の派遣は断られたそうですね。まぁ、事情はそれぞれです。

JALブランド

2010年04月09日 12時16分24秒 | Weblog
JALの再建問題があります。この前、明らかに金持ちそうなオジサンが新聞に寄稿していました。曰く「JALはサービスの質が低下している。特に客室乗務員のレベルが下がってきている。」らしいですが。この人は市場の変化に置いていかれてますね。

例えば、東京から札幌に行くとき、
1.雑誌に毛布、飲み物と間食がついて、優秀な客室乗務員がいて、片道5万円
2.雑誌・毛布なし、飲食物も個人で用意、客室乗務員なしで、片道1万円
の2つの航空会社があるとします。

僕だったら、②を選びます。

って言うか、①が片道1万500円だとしても、500円を節約するために、私は②を選びます。


このご時世で、①を選べる人は少数派でしょう。JALがどちらの路線を選ぶのかは自由ですが、①を選んでしまうと「縮小均衡」に陥るでしょう。

まぁ、エコノミークラスとファーストクラスで、両方同時に供給すれば良いだけですが。

過剰サービスを提供して、バカみたいに高い金を請求するよりも、「必要最低限のサービスを安い価格で」ってのが時代の流れ、のような気がします。

まぁ、金のある人は自分の好きなサービスに好きなだけ払ってくれればよいけど。

俺みたいな貧乏人のために、必要最低限のサービスを安い値段で提供してくれる企業に増えてもらいたいね。


「デフレ」とは「同品質のモノ・サービスの価格が下がること」です。
「サービスを減らすことで、価格を下げる」のであれば、デフレではありません。

現代自動車

2010年04月09日 12時06分57秒 | Weblog
現代自動車の四輪車の世界販売台数が、ホンダを上回りました。二輪車は含まれてませんがw

現代自動車のロゴと言えば、ホンダのパクリ。「偶然似ているだけ」って言い訳を信じている人はいません。日本での現代自動車の評判はかなり悪く、国内ではほとんど売れていません。

海外に目を向けると、「安い」現代自動車はかなり人気があるらしく、アジア・アフリカで販売台数が急拡大中です。ホンダのロゴをパクったまま、ホンダよりも販売台数が増えるとはね。これからのブランド戦略はどうするんだろうね?


韓国は、サムソン、ポスコと業績の良い企業があり、仁川空港、釜山港と世界的なハブを持っているますけど。日本はどうなんでしょうか?


私の小学校の社会科の教科書に書かれていた産業は国際競争力を失ってますよね。最近の社会科の教科書ってどうなっているんだろうね?
「アニメ」とかが前面に出ているのかな?

家の値段

2010年04月09日 12時02分55秒 | Weblog
日本国内には約5000万世帯(家族)が住んでいます。人口そのものが減少している一方で、核家族化が進んできたので、世帯数は増加し続けてきました。

とは言え、人口1億2000万人で、5000万世帯と言えば、1家族当たり、2,4人です。夫婦+子供0.4人で暮らしている計算です。人口が1億人を割り込む可能性もあるので、世帯数がこれ以上増える可能性はないでしょう。

そんな中で、住宅・アパート等の部屋数は全国で約6000万世帯分あるそうです。
つまり、約1000万世帯分、20%が過剰です。

供給過剰なので家の値段は上がりません。

巨大地震でも起きて、500万軒ぐらい家屋が破壊されるか、人口が1000万人以上増えないとムリです。



数万人の移民の受け入れでも議論になる日本社会で、人口を1000万人増やす移民政策は受け入れられないだろうね。

人口減少が「このまま進め」ば、2050年には人口が8000万人になるらしいです。世帯数は約3000万世帯ぐらいまで減るでしょう。住宅は大量に余る計算です。

経済情勢によっては、2050年の時点で人口が4000万人になっている可能性もあるんじゃないですかね?