21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

戦後との違い

2012年04月19日 20時58分29秒 | Weblog
戦後の日本は焼け野原から立ち上がり、高度経済成長を遂げた。


バブル崩壊後の日本は失われた20年を過ごしている。
東日本大震災後の日本も成長過程には慣れていない。

バブル崩壊や東日本大震災は「第2の敗戦」と言われることもあるが、その後に高度経済成長は起きない。
67年前の敗戦との違いは何か?


それは、「戦犯追放」があるかないかである。

67年前の敗戦には戦犯追放があった。
バブル崩壊や東日本大震災後には、戦犯追放が起きていない。

バブルを引き起こした張本人や、震災対策を怠ってきた人が全く責任をとっていない。
世代交代も起きず、社会に新しい風が吹き込まない。停滞が引きずられていく。

明治維新後でも、世代交代が起き、新しい風が吹きこまれ、日本の産業革命が始まった。



日本の立て直しに必要なのは、以下の点である。
金融緩和の拡大
政策金利の引き上げ
消費税の段階的引き上げ
資産税の導入・納税者番号の導入
年金制度の一元化、民営化
国民皆医療保険制度の縮小
2000万人の移民の受け入れ