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MMT(現代通貨理論)は「経済学」の「通貨理論」である

2019年12月14日 17時29分12秒 | Weblog
MMT(現代通貨理論)は、経済学の通貨理論である。

この理論が対象としているのは、「通貨」である。
そして「通貨の定義」は、この理論の対象外である。



イメージとしては、「気体の状態方程式」に近い。
「気体」は、気体の状態方程式の対象になるが、「液体」や「個体」は対象にならない。

そして、気化(液体が気体になる現象)や液化(気体が液体になる現象)は、気体の状態方程式の対象外である。



同じように、MMTは「通貨が生まれる瞬間」や「通貨でなくなる瞬間」を対象としていない。






「通貨」が通貨である限り、MMTは正しい。
「通貨」が通貨ではなくなった瞬間、MMTの対象外となる。

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