金曜日に「株価」が落ちる。

　正確に言うなれば、先週の「金曜日に株価が落ちた」かな？　基本的に「金曜日」は株価が落ちやすい。土日の取引停止期間前に「この休みに何か起きたらどうしよう」と言う不安要素が働いて、「売り注文」が優勢になる。テロ／金融危機への不安感が強いときに起き安い。　ところが最近は、この心理要素が逆に働いていたようだ。つまり土日の間に何か（良い事）あって、「株を買い逃したらどうしよう」と言う感情を持った市場参加者が多かったと言う事だ。

　しかし最近は、ちょっとショッキングな事（ライブドアショックとか）が続いて、元の状態になってきたみたいだ。別に今後も続くとは限らないけど、、、、一方的な株価の上昇傾向は「不安感」によって、いったん小康状態になりそうだね。

「完璧」の悲しさ。

人でも物でも、会社でも「完璧」になってしまえば後は、落ちるだけだ。アインシュタインの晩年も（往年期に比べると）勢いがなかった。日本の景気も80年代「完璧」だったし、第二次世界大戦前、日本国軍は最強だった。
そう考えると、トヨタは将来の業績が問題視されている以上、まだ成長余地があると言う事になる。

　「完璧」の評価を受けてしまえば、大体、自己問題発見能力が落ちる。日々変化する世の中で「改善」を怠る、「改善」が出来なくなると言うのが、致命的なのかもしれない。
　私は、死んだ時に周りの人間から「早死にした」と言われるぐらい、常に成長して行ける人間でいたい。と言っても、１００歳以下で死ぬつもりはないけど。　万年「若葉」人間です。