21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

カキで水質向上って、

2007年08月29日 09時54分21秒 | Weblog
 東京都港湾局が「カキは一個一日につき、400リットルの水を浄化する力がある」のを頼って、東京湾の水質向上に利用し始めたらしいね。
 って、水はきれいになるかもしれないけれど、そこで使われた「カキ」はどうやって処分されるのかな? 「食用」として売られるんですか? 大量のカキの殻も出るだろうし、、、、やぁ、瀬戸内海の方にはカキ殻を再利用している所もあるみたいだけど。

 早めに対策を考えておかないと、大変な事になるだろうね。

戦争犯罪について、

2007年08月24日 07時20分29秒 | Weblog
「戦争に関する国際法」ってヤツを破ると戦争犯罪になる。でどっかの国の首相さんは、自国が過去に国際法を破ったかどうか、「名誉」をかけて議論している。 全く馬鹿な話だ。

 戦争って言うのは殺人の集まりで、戦争=犯罪なんだよ。だから、絶対に戦争を起こしちゃ行けないんだ。当たり前の話として、国際法に従っていても戦争が殺し合いである以上、犯罪なんだよ。......

 簡単な質問として、「もし、法律に書いてなければ殺人を犯しても良いのか?」って言う疑問がある。多分、「論理的」な政治家たちは、「法律さえ破らなければ、何をしても良い」って言うでしょう。でも、私はそう思わない訳で。世の中には法律に書いてなくてもやっちゃいけないことがあるでしょう。

 戦争そのものが犯罪なんだってこと知ってほしい。そして、力(軍事力)があれば、どんな悪いことでもできる(アメリカがイラクを侵略したように)って事に、少しでも憤慨してほしい。そして、もし自分が強い力を手に入れたときに、同じ間違いを犯さないように気をつけてほしい.

post-globalization

2007年08月24日 07時07分15秒 | Weblog
「国際化」にあてはまる英単語には[Internationalization]と[globalization]の二種類がある、そんでもって、私はこの単語の意味の違いを知らない.;p


 それとは違い今回は、post-globalization/国際化ー後、について書きたい。現在は、冷戦・後の世界としてグローバリゼーションが進んでいると言われている。しかし、グローバル化する世界も今月のサブブライム問題/世界同時株安で終わった.と言うか、「終わりの始まり」だ。

 第一次世界大戦がヨーロッパだけに被害をもたらして終わったように、イラク戦争も中東だけに被害をもたらして、終わるだろう...何と言うか、アメリカ人は今回の世界同時株安で「貪欲」であることの欠点を知ったはずだ.イラクでの石油の利権を今後、簡単に諦めてイラクから「即時撤退」をするかもしれない。そうなると中東は混乱に陥り、石油マネーで潤った王族たちはアメリカに移住してくるはずだ......アメリカの経済成長は鈍化するかも知れないが、継続するだろう......


 もう面倒くさくなってきたや。とりあえず、俺がここで比べたいのは、「世界恐慌以前の世界」と「国際化する現在」、「第一次世界大戦」と「テロとの戦い」、「大英帝国の縮小」と「超大国アメリカ」の将来、「第二次世界大戦前の日本」と「20年後の中国」です。

よくやるよニチギンマン

2007年08月24日 06時53分55秒 | Weblog
 経済の安定を守る正義の味方ニチギンマン、サブプライム問題で、「金利が下がった」と言って資金を吸収したかと思えば、「株価が落ちた」と言って、資金を供給する、、、、お前はどれだけ優柔不断な正義の味方なんだよ

まぁ、それだけ「柔軟性がある」と言うことで。

今回は利上げを見送ったみたいだけど、これもいったい何のためなんだか? 「柔軟に対応する」のなら、昨日1日は株価も回復したことだし、長期金利自体は超低空をさまよっているわけだし、上げてしまえば良かったのに。(そして、来週に下げ直すみたいな?)

やっぱり、現在日本の適正金利は3%前後でしょう.......あと、2.5%足りないよ。

不運な大統領

2007年08月21日 06時53分15秒 | Weblog
 ブッシュさんが「史上最低の大統領」と言われていることについても、この前ちょっと書いたけれども、今回はブッシュさんが「史上最低の大統領」と言われている理由について書きたいと思う。

彼にはいろいろと政策上の間違いも合ったけれども、基本的に彼の評判が悪い理由は、彼の「運」が悪いからだ.

まず、同時多発テロ事件。実際に起こったのは、ブッシュの在任期間中だが、テロの兆候自体はクリントンが大統領だったときから存在した。オサマ・ビンラディンが行方不明になったのは、クリントン大統領の失政のせいだ.同時多発テロがブッシュの在任中に起こったのは不運だとしか言いようがない。

次に、ハリケーン・カトリーナ。多大な被害を出して、ブッシュの災害対策能力にも疑問を投げかけたものだった。しかし、この「超巨大ハリケーン」は200年に一度やってくるかどうかと言われているほど巨大なものなので、大統領が誰であろうとしっかりとした対応を取れたかどうかはわからない。しかも、被害が拡大したミシシッピ州は低湿地帯にちょうど新興住宅街が拡大し始めていたところで、現地の州知事が住宅開発に事前に規制でも掛けていなければ、被害は防ぎようがなかった。これも、ブッシュは不運だったとしか言いようがない.

あと、イラク戦争。イラク問題は湾岸戦争のついでに解決しておくべき問題だった.手を出したブッシュの判断は間違っていたが、イラク戦争が泥沼化した直接的原因は、湾岸戦争後の国連がとってきた対応のまずさだ.

北朝鮮の核問題も拉致問題も、原因自体は10年以上前から存在した。それが在任期間中に表面化してきたブッシュは本当についていない.

さらには、現在起こっているサブ・プライムローン/住宅バブルの崩壊問題。これも後二年ぐらい、ブッシュの引退後に表面化してくれても良かったはずだ........


それに比べると、小泉さんは本当についていた.在任期間中、大きな災害(復興費用が予算を押し上げるような)は無かったし、経済も(既に底を打っていたおかげで)回復を遂げた....自衛隊を派遣したイラクの州知事も先週に暗殺されたみたいだが、、、、もしこの暗殺が陸上自衛隊の駐留期間中に起こっていれば大問題になっていた.


ブッシュさんはお祓いにでも行った方がいいんじゃないかと思う.

電話はかかってきたけれど、、、、

2007年08月16日 17時33分10秒 | Weblog
 「保険金の支払額がおかしいんじゃないの?」と電話して「後で担当が算出基準について連絡し直します」と言われてから一週間が経とうとしていて、やっと電話がかかってきました。

 「保険金の支払額を5倍にする事でしました」、、、、、、、、、


へっ、元の額の算出基準について説明するために電話をかけてきたんじゃないの???? って結局、新しい保険金の基準も古い方の基準も教えてもらえませんでした。。。。。。。。おいおい、お前ら「厳格な基準」に基づいて支払額を決めているんじゃないのかよ!



 まぁ、苦情の電話は何回でも架けられるだけかけ直した方が良さそうですね。

とりあえず、大切な保険金を適当に扱って、電話一本で簡単に支払額を変えるーしかも、何を根拠に算出されたのか分からない額を、、、、、、株主総会で、総会屋が活躍していたような、ナアナアな日本の企業風土は、保険会社によく残っていそうです。

まだ電話がかかってこない、、、、

2007年08月15日 13時02分19秒 | Weblog
 しょうもない金額だけ振り込んでもらってから数日、電話をかけ直したにもかかわらず、保険会社の方からは連絡がない。

盗まれた商品のブックバリュー(計算上の価格)をもらっても、リプレイスメントコスト(買い替え費用)とか、マーケットバリュー(市場価格)を無視されているようなら話にならないんだよって、説明したいと思っているまま、時が過ぎています。。。。。。。。

海外滞在時にとって、保険はとっても大切なモノ、私のように保険会社を選び間違えないように気をつけて下さいね。

GDP per capita.............

2007年08月11日 12時20分09秒 | Weblog
 私の年齢がバレる事を気にせずに書かせてもらうと、私の小学校の社会科の教科書には「日本の一人当たりの国内総生産額は世界一である」と書かれていました。という事で、中学校の『公民』のテストで私は答えを間違えました。。。。。。私が中学校で遊び呆けているうちに、「日本の一人当たりの国内総生産額は世界5位」程度まで落ちていたそうです。。。。。そして、私はさらに高校の『政治経済』のテストでも同じ間違いをしました。受験勉強で疲れきって、勉強をさぼっていたうちに、「日本の一人当たりの国内総生産額は、北欧・スイスのAクラスに次ぐ、Bクラスである」になってたみたいです。って、ここで終わらず、大学に進学し、授業で国別の「一人当たりの国内総生産」を順位に合わせて並び変えさせられた時に、また間違えました。知らないうちに、「日本の一人当たりの国内総生産額は、アメリカ合衆国より低い」になってました。。。。。。。

 ちなみに、現在の「日本の一人当たりの国内総生産額」はイギリスよりも低く、世界14位だそうです。。。。。。って、私が小学校生のとき、日本のGDP/capitaは、イギリスの約2倍でした。。。それでも十分覚えやすかったけど、今は別の意味で覚えやすくなってしまったよ。

そんでもって、現在、イギリスでは、法廷最低賃金が時給1300円だそうです。。。。。。いやー、先進国に出稼ぎに出て行きたくなる発展途上国の労働者の気持ちが良くわかるね。
 ここは是非、見栄を張って、日本の最低賃金をそれ以上にあげてほしいね。

ただ今、保険会社に腹を立てています.

2007年08月09日 07時08分24秒 | Weblog
 やっぱり、保険会社って言うのは、人が困っている時に助ける為にあるわけで、一方的に企業利益だけを追求されると困る。
昨日このブログに書いたように、本当に、保険会社が物損の被害金額を市場価格を無視して決められるのなら、そんなおいしい商売は無い事になる.ーーーー要は、保険金を取れるだけ取っておいて、何も支払わなければ良いだけだからだ.


 この保険会社の対応とかなり対照的な分野がある.医師の世界である.医者になるには、懸命に受験勉強をし医学部に入り、さらに勉強を続け国家試験に合格しなければならない.にもかかわらずその後、彼らは「研修医」として年収200万円前後で、「困った人を助ける」という夢のかなえる為に、1日18時間とか病院につめている。過労死の要因になっているのは、少し行き過ぎだし、この前に、研修医制度は改正された所だけど。年配の開業医の人だって、困った人の為なら、深夜でも電話相談を受け付けている.

 その一方で、保険の「賠償額を決定する」担当者のは話。どんな学歴を持っていて、どれだけ優秀/馬鹿なのか知らないけれど、電話が通じる時があるのかって感じ.

富士海上火災保険め!!!!

2007年08月08日 07時31分09秒 | Weblog
ノートパソコンを空き巣に持って行かれてから、約一ヶ月。ずっと、保険会社からの音信が不通だったが、先日やっと保険金が下りる事が決まって、その金額を通知する封書が来た。なんとその金額、約$200、、、、、、、

どうも私が2年前に$3000で買ったノートパソコンの価値は$200程度らしいです。。。。。。。むちゃなことを承知で言わせてもらえれば、最近の商品取引所での純金の取引価格が2600円/g。 パソコンの内部には電気回線用として、相当量の純金が使われているので、空き巣はパソコンを溶かして売っただけでも、私が保険会社から受け取るのよりも、儲けられる事になります。(ちなみに、55GBだったハードディスクだけ外して、中古店で売ったとしても$200以上にはなるはず)(保険会社の決定は、ブック・バリューの計算方法は現実を無視している)

そうじゃなくても、この富士会場火災保険の算定基準はおかしい.私の持っていたアップル・PowerBook・G4、二年前の物であってもかなり状態も良かった。リサイクルショップなんかに持って行けば、少なくとも$1500以上では売れたはず。だから、警察の人の話によれば、「空き巣は盗品を足のつきにくいオンライン・オークションで$500ぐらいでたたき売るんじゃないか」とのこと。やっぱり、空き巣さんの方が儲けている事になります.(保険会社の決定は、市場価格から乖離している)

大体$200じゃ、たとえ中古のパソコンであっても買えない。これじゃあ、保険をかけている意味が無いよ。(保険会社の決定は、replacement costsも無視している)

パソコンの価値が時とともに増加するのか/減少するのかにも議論のしどころがある。食べ物ならまだしも、金属の固まりであるパソコンの価値は、時が経つとともに減少するんですか? まぁ、確かにそっちの方が’減価償却’の原理に従っているし、古くなれば故障する確率も高まるかもしれない.

今回、パソコンを盗まれてみて私が思ったのは、パソコンの価値は時とともに増加するということ。基本的な所では、使えば使う程、新しいソフトウェアをダウンロードして行くわけで、そのソフトの値段がパソコンの価値に上乗せされる事になる.私の場合、他にもオンライン上で購入した音楽や映像が大量に入っていたので、パソコンの価値には、その購入費用分も上乗せされても良いはずだ。。。。。今回は、パソコンごとデータを持って行かれたわけだけども、「CD/DVDを盗まれた場合」のような対応を保険会社が取ってくれても良かったのに。

あと、気分的な問題として。パソコンの中のデータには家族/サークルでの旅行の時の写真や友達のアドレス、この二年間のメールのやり取りの記録(私がどんな仕事をいつしていたか)が入っていた。まぁ、私個人にとってのパソコンの感情的価値なんて保険会社には関係ない話なんだろうけどね。

とりあえず、保険を請求してから一ヶ月、やっとおりた保険金の額に納得がいかない私は、すぐに保険会社に電話をかけ直してみました。「担当者と相談してから、こちらから電話をかけ直します」と言われたまま、まだ、電話はかかって来ていません.......もしかしたら、このまま時効になるのかな?

日本保険会社って皆こんなもんなんですか?(だからこそ、この前に「保険金不払いの大量発覚」で大問題になったんだろうけど) どこかに、富士海上火災保険よりマシな所は無いのかな?

EFTPOS- electric fund transfer at point of sale

2007年08月03日 08時33分52秒 | Weblog
日本語で言うと、エフトポス=「購入時電子送金」ですか? 買い物で、現金を持っていなくとも、電子送金で、自分の銀行口座から、お店側の銀行口座にお金を送ることで、支払いが出来る制度ですね。利用者にとって、クレッジトカードとの違いは、後払いじゃないから、金利を払わなくて良いことと、使いすぎる心配がないこと。銀行側にとって、基本的な電子マネーとの違いは、現金が銀行の外に絶対に出ない(中間業者がいない)から、資金の流動性を増やせるということ。極端な話、住宅ローンを販売した後、購入者が、不動産業者にエフトポスを使って支払った場合は、数千万円という資金が銀行から一歩も外に出ることがない。子供から大人までみんな、エフトポスを持っていれば、議業が社員に給料を払うときだけでなく、両親が子供にお小遣いを渡すとき、子供がお菓子を買う時から、小売店が問屋に支払いをする時まで通して、現金は銀行の金庫の中にある。。。。。まぁ、ある種の独占状態ですかね。

 個人一人当たりの財布の中にある現金の平均が1万円だとすると、それが銀行の金庫から外に出なかった場合、1億2千万人の総額で、1兆2千億円になる。当然、銀行にとって資金の流動性を増やせる分、預金者(特に定期の)には今までより高い金利を提供できるし、貸し出しの時の金利も引き下げられる。。。。。エフトポスを運用する銀行の市場支配力が高まる結果として、収益も増える。その収益分を考えれば、エフトポス用のカードを全員に無料で配布したり、電子送金制度をすべての小売店に導入する費用を銀行が全額負担しても大丈夫なんじゃないかと思う。

証券会社の努力不足

2007年08月03日 08時15分30秒 | Weblog
 オンライン外国為替取引(FX)の中間業者は、証拠金を低く抑えるのと、取引手数料を無料化すること、それに証拠金以上の損失が出た場合に強制決済をすることで、業績を伸ばしている。参加者は毎日、1万円から初めて終日パソコンの前で座ってパチンコ感覚で遊んでいられるから、ギャンブラーを多く引きずり込んだんだろうね。パチンコよりも(FX)の方が、運に左右される可能性が低く(新聞を読んで勉強したりすることで成績が上げられる)、一般的な勝率も高いからね。
 って、「口座管理/取引手数料無料」でどうやって収益が出るのかと言うと、「強制決済」のおかげだと思う。強制決済制度のおかげで、利用者は損失の拡大を怖がらずに取引をすることが出来るけれど、業者にとってみれば、一瞬でも証拠金以上に損失が膨らんだ瞬間に強制決済をしてしまうことによって、その後の値動きで生まれた利益をとることが出来る。問題は、証拠金で何倍までの取引を顧客に認めるかだけれども。。。。オンライン取引のシステムを管理する費用ぐらいは何とか出るでしょう。

 一転、日本のギャンブル市場(競馬/競輪/競艇/パチンコ/宝くじ)の収益は70兆円に達するらしい。その一方で、日本中の証券会社の純益を単純に足し合わせても70兆円は達しない。ってまぁ、取り込めていてもおかしくないギャンブラーを証券市場は取り込めていないと言うことだよ。ギャンブラーは興奮を得るためになら、損をすることを厭わない(?) 重要な優良顧客だと思うんだけどなぁ。

忘れちゃいけない郵便貯金/保険、、、、、、、

2007年08月03日 07時57分32秒 | Weblog
 「最近の株高はバブルじゃないか、バブルじゃないか」という恐怖心から忘れていたけれども、郵便貯金/保険に眠っている資金がまだ270兆円あるだってねぇ~。短期的には、市場に流れ込んでこないだろうし、運用担当者が高値づかみをしないように、慎重を期していたら株価にほとんど影響を与えないかもしれないけれど。

 まぁ、怖い話としては、投資信託は運用/販売をしている会社が大量に手数料を取れると言うこと。どっか金融機関の人が、「今後、郵政公社からの資金が市場に流れ込んできますから、今、投資信託を購入しておけば、損をする心配はほとんど必要ありません。」なんて、違法販売になるのかならないか分からないような口説き文句で、投信の購入を進めて来た場合、まず、「この販売であなたは何%を手数料としてとれるんですか?」とか聞いちゃった方が良い。

 投信を売っている人は、あくまで自分たちの生活のために働いているわけで、購入者の事を真剣に考えているわけじゃない。特に、若い販売員の場合は、ノルマを達成しようと必死だし、(本人たちは投信を買えるほどの貯蓄も無いだろうから)、買う側の立場に立って考えているわけがないじゃないか、、、、

ジェットコースター

2007年08月03日 07時48分07秒 | Weblog
 日経平均株価の動きは、安っぽいジェットコースターよりも起伏に富んでいて、面白い。テーマパークでジェットコースターが数百円で数分の興奮を味わうのに比べて、日経平均株の方が、興奮が長続きすると思う。って、その興奮にいくら払うのか(損をするのか得をするのか)は、個人によってかなり差が出てくるけどね。。。。。。。などという事は、どうでも良くて、

 今回は、株価の動きと金利(特に長期金利)との関係について、考えてみたい。一般的な理論に従えば、金利が下落する事で、資金の流動性が高められて、株価が上がり、金利が上昇する事で資金の動きが収縮し、株価が下がる事になってる。理想的な市場では、この反対のことは起こらない。しかし(!!!!)、ここ数週間の日米の株式市場では、金利の上昇と株価の上昇が並立して起こっていた。その結果、今の暴落があるわけだけども。数人の投資家たちは、「今回の金利の上昇は”良い上昇だから、株価が同時並行して上がっているのもおかしくない」と言っていた。。。。まぁ、その時は、私も「へー、そんな考えもあるんだな~』と感心していた。(株は全く買わなかったけど) まぁ、「馬鹿だけが騙させる嘘」という事で。

 で、ドーンと日米で株安が起こったわけですが、その背景で、長期金利が世界的に下落しています。さすがに、日本国債の金利はhappy2005年株価高騰の時期に比べれば、まだ少しだけ高いけれど、2005年当時の金利水準に戻ってもおかしくない状態ですね。。。。。。。
 当時は、衆議院選挙で自由民主党が圧勝したのを境に株価の上昇が始まった。今回は、参議院選挙で自民党が敗退したのが下落を誘発した。と言っても、参議院選挙の結果が発表された直後に比べて、実際には予想されたほど、政局は混乱していないのではないかい。。。。。注目点は、政治が安定的に改革を進めて行けるかどうかにかかっているわけで、政党そのものはどこでも良い。自民が衆院、民主が参院を押さえて、競い合うように制度改革が進んで行くのなら、いい話だ。

まぁ、株式投資は自己責任で。企業の業績がどれだけ良いと言っても、「収支報告書が偽造されていない」と言い切れないのが日本の市場です。

保険会社や金融業

2007年08月02日 08時13分20秒 | Weblog
 保険加入料はたっぷりとるくせに、なんかあってこっちが困っている時になると、いろいろ難癖をつけてきて、支払う保険金を減らそうとする。仕事としては正しい事をしているんだろうけど、「人間としての優しさ」が忘れ去られていませんか?
 こんな状態が続くようなら、保険に加入するより、自分たちで貯金する人が増えてきていても当たり前だね。

 って、保険会社のサービスが最低なのにも関わらず、これが新規参入のチャンスにならないのはおかしい。少しでも質の良いサービスを少しでも安い料金で提供する保険会社がもっと生まれてきても良いはずなのに、、、、、、なんででしょうか???
 やっぱり、日本の金融業関連の法整備がおかしいんじゃないかと思う。。。。。国民の生活を守る為に、’悪徳’なのを市場から追い出す事は確かに重要だけど、それで独占/寡占状態を作り出して、サービスの質を悪化させているようなら、それもやっぱり問題でしょう。