21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

最低賃金について

2013年09月16日 20時30分50秒 | Weblog
最低賃金は、時給2500円ぐらいまで引き上げられるべきだと思う。

中国やベトナム、バンクラディッシュ、ミャンマーを相手に安売りの価格競争をしていても生き残れない。高付加価値を生み出せる産業に労働力を集中させるために、生産性の低い産業を切り捨てるべきだ。

最低賃金が2500円/時まで引き上げられれば、生活保護費との逆転現象も解消されて、労働意欲も増えるはずだ。を充実させて、時給2500円の仕事をこなせるように労働者の能力を引き上げる責任は、国・ハローワークが担当するべきだ。

今から、今年は50円上げ、来年は60円上げ、再来年は70円上げ、・・・と段階的に引き上げていき、2030年ごろまでに最低賃金を2500円まで引き上げるべきだと思う。

経済特区

2013年09月03日 23時15分42秒 | Weblog
人件費の高い日本で「経済特区」を作るとしたら、情報産業が中心になる。

中国や東南アジア各国の真似をして、製造業のための経済特区を作っても意味がない。日本の人件費は高すぎるので、少しぐらい税金が安かったり便利だったりしても魅力にならない。
経済特区を作るのであれば、対象にするべき産業は、金融業と情報産業

「貿易特区」ではないから、海岸線に作る必要はない。情報通信網とデータセンター等のインフラ、コンピューターを水冷できる豊富な水資源のあるところでいい。長野・山梨・新潟・福島とか。最新の情報インフラと最先端を維持する保守システムが整っているところが、情報産業特区として機能すると思う。

現実には難しいだろうけど、貿易特区を作るのなら、熊本県かな? 中国・韓国・東南アジアに近いし、太平洋もすぐそこ。 国際貿易港と国際空港を整備して、共通に使える貿易倉庫をもつ。飛行機→船、船→飛行機での荷物の積み替えも便利にして、貿易拠点になるようにする。パーツや素材が輸入しやすくなれば加工業が引き寄せられて、輸出産業も育つはず。