21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

英会話と英語教育

2016年07月31日 08時00分10秒 | Weblog
文部科学省のエリート達には、「英語コンプレックス」があるらしい。

まじめに英語を勉強してきたのに、国家公務員試験に合格できるぐらい頭がいいのに、英会話ができない。 的なコンプレックス

自分たちが英語を話せないのは、学校の英語教育が悪い。と思いたいらしい。




彼らが英会話ができないのは、「英語力」の問題じゃない。彼らに足りないのは「雑談力」

エリートになってしまうと、正確な意見を言ってくれる人が回りからいなくなるのかもしれない。誰かがはっきりと伝えるべきだ。

英会話をしたい君が学ぶべきは、「英語」じゃない。「教養」を学びなさい、と。

キリギリス世代 と 失われた25年

2016年07月09日 18時41分42秒 | Weblog
 日本経済の「失われた25年」

それには、キリギリス世代がかかわっている。

額に汗して働いているフリをしながら、実は遊んでいただけの世代



 彼らは「仕事とは何か?」を知らない。しかし、自分たちが「キリギリス世代」だと気づいていない。彼らから仕事を教えてもらうことになった人(若者)は、不幸だ

 彼らから学べるものは何もない。一方、勘違いした仕事観を押し付けられることになる。
キリギリス世代の考え方が、新入社員を汚染していくことになる。

 25年間停滞し続けた企業は、運が良ければ今後25年間も停滞し続けるだろう。運が悪ければ、5年後には存在しない。 残されるのは、間違った仕事観で汚染された若年層だ。




 「キリギリス世代」と「失われた25年」、その結果、
政府債務残高は、1000兆円を超え
年金制度だけでなく、医療保険制度も維持不可能になった
公共設備の老朽化は著しく、改修の予算はない。



 若者たちは、キリギリス世代と彼らがもたらす精神汚染に気づき、適切に自己保身を図るべきだ。若者世代は自らを守る自己責任がある。甘えるのではなく、助け合うべきだ。
 そして、年長者の全てがキリギリス世代ではない。「仕事」を理解している「アリ世代」から競争社会を生き抜く知恵を学びつつ、「キリギリス世代」から身を守る必要がある。





 「働きアリ」と「キリギリス」を見分け方は簡単だ。
本人の年齢は関係ない。50歳だろうが、60代だろうが、70・80・90、100歳だろうが、アリとキリギリスの見分け方がある。

 その人の話を聞けばわかる
若くても、高齢者でも、
「働きアリ世代」は、将来の展望を話す。90代でも、アリたちは将来の話をする。
「キリギリス」達は、過去の栄光を話す。30代でも、キリギリス達は過去の話をする。



競争社会を生き抜くためには、働きアリ達から仕事を学び、キリギリス達には近づかないことだ。

もはやデフレではない 2016

2016年07月09日 10時30分51秒 | Weblog
 もはやデフレではない状況

今年の年明けから、そんなことを言い張っていた人がいたな。
何を考えていたのかな? 何も考えていなかったのかな?

 今の日本で、デフレを否定できる統計数値はどこにあるのだろうか?


経済を理解していないからこそ、この経済状態でも「もはやデフレではない」と国会の舞台で言い張れるんだろうな。


リーマンショック前夜の状況でも、経済政策よりも「美しい国」なんてことに力を入れていたような。当時も経済政策に集中していれば、リーマンショックはなかった。




歴史は繰り返す、よね