21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

Quick Notes of MMT (Modern Monetary Theory)

2019年08月04日 10時24分05秒 | Weblog
Q; MMT(現代貨幣理論)とは何か?
A; 「経済」学の「貨幣」理論。「貨幣とは何か?」を説明している。
可能な限り国債を発行できる理由を説明している

Q; 「可能な限り」とは、どの程度か?
A; 国債の流通が、経済活動に問題を起こさない範囲が、「可能な限り」の範囲

Q;「問題を起こさない範囲」とは、どの程度か?
A;それは「経営」学の分野になるため、MMTでは説明しない

Q;国債の発行額が「可能な限り」の範囲を超えると、どうなるのか?
A;それは「行動経済」学の分野になるため、MMTでは説明しない。

Q;なぜMMTは、欧米で注目を集めているのか?
A;それは「社会」学の分野になるため、MMT自体の内容とは関係がない。そして、MMTが注目を集める理由は、旧約聖書に馴染みのない仏教徒には理解しにくい。

Q;MMTは、正しいのか?
A;理論として定義されている世界では、正しい。

Q;MMTは、現実世界に応用できるのか?
A;それは「政治」学の分野になるため、MMT自体の内容とは関係がない。一般的に、科学は使い方によって、薬にも毒にもなる。

O;歴史的に、MMTが応用できた例はあるのか?
A;有名なところでは、「ピラミッド」の存在がMMTの正しさを証明している。

Q;なぜ、日本国内でのMMT議論は複雑になるのか?
A;「MMTが正しいのか?」との議論と(MMTが前提としている)「経済学の世界観は正しいのか?」との議論が混同されているため、複雑になっている。
この2つの論点は、明確に分けなければならない。

Q;「日本円」はMMTが対象とする「貨幣」なのか?
A;MMTが対象としているのは、「理想貨幣」のみである。「日本円」がMMTの対象とする「貨幣」なのか? もしくは将来的にも「貨幣であり続けるのか?」は、MMTは対象としていない。


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