21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

どうなる、IP携帯電話?????????

2006年02月26日 12時31分20秒 | Weblog
 確かどっかの会社に、「東京23区に無線ロムを張り巡らして、専用子機を作り、無料携帯電話を実施する計画」があったような気がする。。 社長もちょっとそんなでかいこと言ってられないし、もうちょっと無理かな。。。
 と言っても、IP/無料携帯電話の可能性は計り知れない。首都圏3000万人全員を「無料携帯」に誘い込めば、定額の月額使用料が1000円でも、年間3500億、一般の携帯の最低価格帯の3000円で、1兆円、携帯利用者が一ヶ月に使う平均額1万円なら、3、6兆円の売り上げになる。 投資価値はあるかな???あくまで、一社独占する必要があるし、、、、、
 もちろん専用子機の売り上げもそれなりに見込める。携帯電話の平均機種交換期間は1年半だ。千円の子機を3000万台売るとしても、売り上げは10年で2000億円になる。まぁ、どっかがインターネットのモデムを無料で配った様なことをやらなければの話だが。まぁ、携帯本体をタダで配ってしまう方法もある。
 しかし、携帯でのインターネット利用者が増えれば利益が出てくる所もあるだろう。さてはて、IP携帯の一般普及は実現するのだろうか、、本体の技術的問題もあるだろうし、回線の情報処理能力も大切になってくる。

 どこの株が良いのかな

ソマリア復興

2006年02月26日 06時57分13秒 | Weblog
 国連はソマリアの「1つの中央政権」を誕生させようとしているようだが、そんな無駄なことは無い。大体うまく行かないだろう。まずは、二大勢力の双方に議会を持たせた上で、それを(両院の平等な)二院制のように利用して、統一憲法/諸法律を作るのが先決だ。EUを手本にして欲しい。25カ国が数年前まで、それぞれの法律/議会/行政を大切にしてきたのに、今では欧州議会があり、欧州憲法を成立させようとしており、EUの事務員もいる。
 ソマリア復興は簡単な「北風と太陽」理論だ。将来に何が起こるか不安な状態で既得権益者に、権力放棄を強要してもうまく行かない。まずは、権力を擁護した上で、将来への道筋を示し、その上で統一を促して行くべきだ。

もうこれ以上、国際社会は武装勢力の脅しに弱いと言う印象を持たれてはならない。テロリストに脅されて、対策を緩和する前に、テロリストでも許容できる程度を折衷案を提示するべきだ。

アフガニスタンの再建

2006年02月26日 06時42分07秒 | Weblog
多国籍軍のアフガニスタン侵攻後、復興は予定どうり進んでいる様なイメージを持っていたけど、どうもそうじゃないらしい。
 アフガンでは、タリバン占領下で禁止されていたケシの巨大栽培地になっており、それから生産されるアヘン等の密輸が、地方軍閥の主な収入源になっている。開戦前の大多数の予想どうり対タリバン戦の終結後、北部同盟は事実上、内戦状態になっているわけだ。それが追い風となって、ゲリラ化して殆ど消滅しかけていたタリバンも少しずつ勢力を盛り返してきている。今後、国民の間で「タリバン以外に国を統治できる勢力はいない」といったイメージが定着してしまえば、アフガニスタンでは戦争前よりもひどい独裁政権が誕生する可能性がある。 そうなってしまえば、現実にアフガン侵攻を実施した多国籍軍パーティー(日本も含め)は、内政に全く関与できなくなる。 過去に日本はアフガンの最大の援助国だったことがあるらしいが、それは完全な過去だけの話になるだろう。
  どうすれば良いのか。。。。幸い、アジア諸国、とりわけ中国には4千年の歴史があり、その分だけの歴史書がある。そして、日本にも歴史とそれに培われた知恵がある。「歴史は繰り返す」のなら、対策も歴史から学べば良い。 本当は、戦争終結直後にそのことに気付いて欲しかった。

 要は、地方軍閥に「戦時招集」を出して、国中に散らばっている軍人達を中央に集めてしまうことが先決である。幸い、タリバンが勢力を回復させているのは、その役に立つ。その上で、(中央政府に軍事力が無いのが問題になっているようだが)お互いの力をうまく拮抗させた上で、全ての軍人を「国軍」「職業訓練参加者」「民間企業」に分けてしまえば良い。

数学五輪で日本は勝てない

2006年02月26日 05時45分50秒 | Weblog
 世の中には毎年高校生以下の学生が集まって、「数学力」を競う数学オリンピックなる物がある。概して日本は勝てない。もし、幼少の頃から数学の英才教育を受けた学生が参加してくれれば良いのだが、そうはいかない。何と言ってもより重要な「大学受験」がある。数学者になりたい学生も「日本古典」や「漢文」問題が解けないことには、先に進めない。 またいつか「就職氷河期」が起こるとも知れない世の中で、まさか子供を高卒・就職させる様な「英才教育」に協力する様な親はいないだろう。
 とりあえず、日本の高校生は「数学五輪」への参加を渋りやすい。早期教育を受けている学生は大体、中学生の時に参加し、高校では「受験対策」をする。とてもじゃないが、数学五輪の問題は公立の小中学校を出た生徒には解けない。(かといって、彼らが悪いわけじゃない。もしニュートンを現代に連れてきても、彼はあの問題を制限時間内に解くことはできないだろうから) 「学習指導要領」の元、学習内容を制限されているようでは、公立生には手も足も出ない。 せめて、公立の教師が学級崩壊を恐れず、授業中に学習塾の宿題をしている生徒の邪魔をしなければ良いのだが、、、、
  はてはて、どうなることやら。
日本の英才教育は「『能力のある子供』を集めて、その能力をさらに伸ばす」ことが主眼になっているが、大体「能力のある子供」ってモノは、親の協力なしには育たない。そのため、金のある親が自分の子供を「能力のある子供」にして(低年齢の時は他の児童との差をつけるのは才能が無くても簡単)、補助を得ることが主になる。。。。。。。まぁ昔から、言われてきたことであるが、、